上越・町家暮らし

主に新潟県・上越市の自然、文化、風土、そして町家暮らしについて書いていきます

画家・横尾茂 アトリエ訪問 1

2025-02-10 19:48:10 | 地元作家

 横尾茂の作品。大きいです。100号〜200号  人物画のモデルは娘さんの(かおりさん)だそうだ。

 

 知人が安井賞画家・横尾茂氏の娘さん、かおりさんと交流があることがわかったのは、最近である。

それはかおりさんが私のブログにおける横尾さんの記事を読んでいたことから始まり、田中一村を通じて知り合った

私の知人と同じ活動をしていたことで、私に繋がったのである。

 かおりさんは是非という私の希望に沿っていただき、今回のかおりさんの父上の横尾茂宅の訪問が叶った。

                  京王線 多摩センター駅で待ち合わせ

 多摩がこんなに田舎なのか、と改めて思った。新宿から30分余りで自然の残る環境

田中一村が生まれた栃木と奄美大島の自然。新潟上越浦川原で生まれた横尾茂と多摩地方。

両者とも生地と同じ環境を選んでいるような気がしてくる。

 横尾茂の石彫。石彫は初めて見たが、作品は結構あるようである。

   初期の作品が玄関に飾られていた。自由美術会のペナントも。

  横尾氏が亡くなって今年が13回忌なのだという。奥さんも昨年亡くなられたそうである。

 

               横尾 茂   略歴(自由美術協会運営委員   日本美術連盟会員)

 1933       新潟県上越市浦川原区横住 生まれ 農業をしていたが絵が諦められず20歳で上京 

 1956〜1968  文化服装学院にて山口薫、佐藤忠良に学ぶ 同院卒業後大森絵画研究所にて8年間

            人体デッサンをする

 1961       自由美術展に参加 入選

 1965       銀座中央画廊にて初個展   自由美術にて会員に推挙される

 1977       第20回安井賞に初出品で受賞 題名(里のひろみとうちのはあちゃん)

                               

                                    近代美術館蔵

      1978      町田市市民ホール緞帳制作

   1981      上越市展  審査員

   1985                          上越市浦川原公民館 「横尾茂の世界展」

   1990      大手町画廊にて石彫展(石とたわむれる)

      1994〜2008 香川県、富山県、静岡県等の審査員

   2006、7    自由美術協会事務所代表 古典多数、招待作品等

      2012、5月   逝去  78歳

        

 続く



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