熟練者講習の講義がようやく終了しました。
この講習は専門調理師という調理師のワンランク上の資格のことで、調理師資格は勿論のこと、8年以上の実務経験が必要になります。講習は合計三日間行なわれ、終日みっちり勉強します。本来なら大阪で受講したいところなのですが、今回は大阪で行なわれず、神戸まで通いました。会場は西宮にある料理学校でした。、私は料理学校に通ったことがなかったので、結構新鮮で休憩中に学校内を探検。いくつもの大きなキッチンや料理の本を集め図書館など、充実した施設でしたね。特に図書館は羨ましいです、なにせ料理書は結構値が張るので・・。でも、買わずにはいられません。
講義の内容は食品衛生面や栄養学、調理法など多岐にわたります。栄養面などは健康管理士の時やベジフルの時に結構勉強したので、全然問題なくクリア。衛生の時間も、前職がすごくこのことに熱心だったので問題なかったのが、なぜかこの類のお話は眠気を誘います。まわりの人たちも悪戦苦闘といった感じでした。何とか学科は修了できたので、次は実技テストにチャレンジしたいと思ってます。
最近、勉強会や講習会に参加して思うことは絶対なんて無いということ。調理法にしても今までの修行先すべてで違ってたし、栄養関係にしても次々と新しい健康法が生まれたかと思うと少し前まで流行ってた健康法の欠陥がクローズアップされたり。物事は表裏一体、いろいろな面を持っているので、しっかりと自分自身が見極める目を養わないといけないし、少なくとも「食」というものに対してはいろいろ勉強したいと思います。同じレベルで考えたら失礼だけれど、天神坂の上野修三先生もはじめての勉強会の時に「僕も皆さんと一緒に勉強させてください」とおっしゃってました。