高麗橋桜花店主 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主森田龍彦の思ったことを綴る日記のようなものですので個人的感想にとどまるということご了承下さいね。

祝 5周年

2005-10-05 | 筆者の徒然なるままに

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 10月4日は我が家の長男の5回目の誕生日です。
 親バカですが、とても心の優しい男の子に成長してくれてます。
 私が食育や生産者さんとの関係を持つきっかけの1つに、この長男の笑顔があります。大阪市内にある西野農園さんを訪ねた時に小蕪を引っこ抜いたり、トマトをもいだりする時の笑顔を見てやっぱりこのような経験は必要なのだな、と考えるようになりました。それ以来、私と長男のコンビであちこちの畑を巡ったり、ベランダで浪速野菜を育てたりしてます。彼のおかげで、新たな夢を与えてもらったんですね。
 そんな長男のバースデーケーキは、愛妻が買って来てくれた新宿 高野のケーキ。さすが日本屈指のフルーツパーラーの店だけあってケーキに使われている果物はどれも美味しいです。生クリームやスポンジの出来も良いですし、いつも季節感のあるショーケースのデザートは、果物がしっかり主役をつとめています。
 君の成長に負けないように、父も頑張りますのでこれからもよろしく。
 

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親子料理教室ー料理の作り方ー

2005-10-03 | 料理日記

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 昨月参加した親と子のスローフード料理教室で作った揚げ蕎麦とそば黒蜜の作り方を紹介します。
 このお料理は、小学生のお子さんが親御さんが作れるように考えられてますので、是非ご家庭でもお試しくださいね。
 
 揚げ蕎麦 菊花あんかけ (2人前)
 
 ①塩1つまみを入れたお湯で蕎麦米(25g)を少し固めに湯掻き、ザルにあげる(約7分程)。
 ②人参(1/4本)は拍子きりに切って湯掻く。玉葱(1/2)は厚めにスライス、やっこ葱(1/6束)は小口に切っておく。菊花はむしった後、湯掻いて水にとり固く絞っておく。
 ③生蕎麦(100g)を2つに分けて、低めの温度で(130℃くらい)で揚げる(約4分)。
 ④出汁500cc:薄口醤油25cc:味醂12ccを合わせ火にかけ、玉葱、人参、蕎麦米を入れて野菜に火が通れば味見をして、水溶き片栗でトロミをつける。菊花とやっこ葱を入れて、器に盛った揚げ蕎麦にかける。
 ⑤温めたフライパンに白太胡麻油を入れて、むしった松茸を軽く炒めて塩で味付けする。揚げ蕎麦の上にのせる。

 蕎麦米がなければ、入れなくても結構です。野菜の旬の野菜を使って頂ければ、それが最高です。松茸も同様に・・。あくまでも香りだけですから・・。

 そば黒蜜

 ①棒寒天(2g)を水に漬けてふやかす。水(400cc)に蕎麦茶(小さじ2杯)を入れて沸かし、寒天を入れ、煮とけたらグラニュー糖(大さじ1敗)を加えて溶かし、リードペーパーでこす。
 ②白玉粉(25g)とグラニュー糖(小さじ1杯)をボールに入れて少しづつ水(30cc)を加える。馴染んだらそば粉(25g)を入れて混ぜ、耳たぶくらいの固さに調節する。
 ③②を8等分に切り分け、団子にする。沸騰したお湯に団子を入れ、浮かんできたら2分後くらいに冷水に入れる。粗熱が取れたら冷水から取り出す。
 ④黒砂糖(50g)と水(60cc)を鍋に入れ火をかける。沸騰したら火力を落としてアクをとりながら1割程煮つめて冷ます。
 ⑤器に黒蜜を流し入れ、蕎麦寒天を軽く崩しながら盛る。蕎麦団子を入れ、食べやすく切ったお好みの果物を添えて出来上がり。
 
 蕎麦を無理に使わなくても、美味しく出来ます。白玉団子を茹でる時にはあまりグツグツ煮ないで、70度くらいでゆっくり火を入れると美味しい団子ができます。
 

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このはさんと川添さんへ

2005-10-02 | オススメなお店

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 忙しい日が続いて、いつの間にか更新が遅れてしまいました。
 今回はお店紹介になります。
 場所は大阪は土佐堀にあるこのはさんと北新地にある川添さんです。お二方とはまんでい会を通じて知り合ったのですが、お店にお伺いするのは今回が初めて。
 今回、一緒に食事をしたのは以前に交通事故に遭ったときにお世話になった大山弁護士です。私は被害者方になるのですが、相手がタクシー会社だったために示談が難航しました。その時にいろいろとご助力を頂いた縁で今回ご一緒させていただいたのです。
 大山さん淀屋橋の駅で待ち合わせをして、肥後橋に向かって堂島川沿いに6分ほど歩いたところにこのはさんはあります。去年の4月にオープンしたばかりのお店ですが、よく雑誌などに取り上げられている注目店です。
 このはのご店主は大阪の名のある料亭で15年研鑽を積んだ和食の料理人です。この日はおまかせの五千円をお願いしていたのですが(他に三千八百円もあります)、御造りあり、土瓶蒸しあり、天婦羅あり、他に旬の食材を使ったお料理が続き、大満足です。また、予約時や最初に嫌いなものなどないか聞いてくれる心配りも嬉しい限りです。
 大山さんやご店主さんとの会話も盛り上がり、このはさんの女将さんも巻き込んで4人で北新地の川添さんに行くことになりました。
 川添さんは私たちの大先輩なのですが、いつも笑顔で偉そぶったところが全然ないんです。私と大山先生は美味しい食事を堪能したばかりなので、箸休め的なあっさりしたものを出していただきました。川添さんは同じ新地のカハラという老舗の名店で居られていただけに、私達も初めて見る食材をふんだんに使っていましたね。川添さんのお店ではワインを頂きながらついつい話し込んでしまい、気がつけば明け方近くになっていました。特に、川添さんからいろいろと貴重な話をして頂き、「遊び心をもって、お客様をもてなす」大切さを教えて頂きました。 久しぶりの痛飲でしたねー。
 大山先生、このはさん、川添さん、ほんとに有難うございました。これからも宜しくお願いします。

  このはさんのご紹介(平成18年時)
住所 : 大阪府大阪市西区土佐堀1-1-14 
TEL : 06-6445-0058
営業時間 : 17:30~10:00(L.o)
定休日 :日・祝日。  おまかせ 5000円 他、単品もあります。

  川添さんのご紹介
住所 大阪市北区曽根崎新地1-9-6菱冨ビル1F
電話 06-6456-4300
営業時間 18:00~翌1:00
定休日 日・祝  おまかせコース7500円
(上の画像が川添さんの店内の感じです)

 

 
 
 

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