8月5日、今日も東京地方は34度5分 むちゃくちゃ暑い、酷暑日といえよう。
平河町の国立演芸場は老人割引があるので夏の暑い時は老人ばかりのような感じがする。
前座の可愛い女性落語家
これが今日の演目一覧。
暑さを避けるにはアラブのおじさんみたいに、防壁の厚い自宅にこもって、夕方になって少し涼しくなってから動き出す。それまではひたすら家の中で暑さを避けている。これがアラブの生き方である。
日本では 「天国は除湿完備の夏館」 を実践するに限る。
しかし家にこもっていると熱に囲まれ、うつ病になる恐れがある。そこで吾輩-馬鹿なおじさんは暑い中に出かけようとする。
そこで発見、落語を聴くのがいいね。
国立演芸場の8月上席(月の上旬の出番を上席といい中旬は中席というようだ)は金原亭馬生一門の出番を中心としている。
それも2200 円。老人割引きで1400円。しかも今日は甘酒(夏の季語ー甘酒は夏に飲むものである) を振る舞ってくれると言う。吾輩は節操もなく行きましたよ。
平河町の国立演芸場は老人割引があるので夏の暑い時は老人ばかりのような感じがする。
円生の自画像か。
前座の可愛い女性落語家
これが今日の演目一覧。
馬生と言う人は11代目で、江戸前の落語をうまく語っている。これがよく吾輩の波長にも合うようになってきた。
今問題になっている大阪の吉本興業の笑のスタイルとずいぶん違うような気がする。
それだけ吾輩も50年も江戸に住んだため江戸に馴染んだのか、まさに「退屈した御家人」になろうとした結果が、ついに今、そうなっているのかもしれない。