江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

暑い日に 玉川上水の緑道を歩く

2019年08月10日 21時06分00秒 | Weblog
8月10日土曜日、今日も大変暑い。
吾輩は渋谷区の高級住宅街と言われる大山地区を、朝8時に電車に乗って代々木上原まで散歩に行きました。
大山公園を中心とする大山の街はなるほど高級住宅街の雰囲気を持っており、坂のアップダウンのある大変美しい街。
  しかし、朝の散歩は大変暑い。普段は夕方4時半過ぎに散歩しているが、朝の散歩は実に暑い。
 来年のオリンピックのマラソンを心配する。殺人的になるぞ!ちなみに吾輩は午前中の暑さに悲鳴をあげて1時間半程度でもう逃げて帰ってきました。半分熱中症的な症状を感じる。危ない。危ない。ー

 渋谷区大山地区を通って京王線の笹塚駅まで歩こうとして適当に歩いているうちに旧玉川上水の緑道に出会いました。

吾輩は以前から玉川上水に沿って全地域の踏破したいと言う思いを持っておりましたが、それは昔の夢で、今は毎日6000歩の散歩が精一杯で8000歩または10,000歩も歩くと大変くたびれる。体力の劣化を痛感しております。したがって昔のように体力にものを言わせて冒険的行動はもうできなくなりました。要するに  おじい   であります。悲しいがこれが現実。
 今回たまたま大山町散歩の途中で玉川上水を暗渠にした緑道を歩きました。 

具体的には甲州街道沿いの笹塚から初台まで約2.5キロ程度かと思われます。

   でもこれが私の昔の夢の1部。思わぬ時に実現できました。ありがたい限り。



この緑道は1995年ぐらいにできたもので、両側に大きな古木が残っている。都市化が進んだ東京で玉川上水が、暗渠と緑道として落ちつくところに落ち着いた感じです。
  三鷹市の井の頭から高井戸あたりまではまだ玉川上水が残っているとしても、それより先は甲州街道沿いに上北沢を通り笹塚初台そして新宿西口公園高層ビル街(これは昔の淀橋浄水場の跡地であり昭和47 8年ごろに浄水場の機能を失って高層ビル街に変わった。まさにすごい戦後の歴史である。こういうことを知っている人は少なくなったね)を通り そして玉川上水が江戸に入るところは、現在の新宿御苑の端にある新宿大木戸のあたりである。

  こういう話をすると   私-江戸の退屈御家人も東京に住んで54年を超える、歴史を感じるのであります。