江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

大阪を歩く

2021年03月17日 16時33分00秒 | Weblog
 今日は久しぶりに 大阪を散歩する江戸の退屈御家人 になることにした。

 朝ホテルを出て 近松門左衛門で有名な お初天神に参る。
 お初と徳兵衛の心中事件を近松は曽根崎心中に書いた。これは忠臣蔵の赤穂浪士討ち入りの翌年とのことのようである。
 お初天神の通りの飲み屋街の盛況は 食い倒れの街 大阪の雰囲気を遺憾なく発揮している。それでもお初天神の前で出勤途上の多くのサラリーマンやサラリーガールが深々とお祈りしている姿にある種の感動を覚えた。

 次に近くの曽根崎新地つまり北の新地を歩く。出勤時間にネオンの街を歩くのもいかがかと思うが。むかし我輩もここでご馳走になった覚えがあるが 今は昔。

この後 御堂筋を歩こうかと思ったが足が痛いのでバスに乗った。このバスは大阪の真ん中を住吉まで降るメインのルートだった。終点まで地図を頼りに追っていくと  土佐堀通りを通り 大阪城と大阪府庁の間を通って 上町筋を上本町を通り 阿倍野橋あべのハルカスを通って南へ下り 住吉車庫まで行く。
 このルートが大阪の主な部分を踏んでいると思える。ここから同じ逆方向のバスで引き返し 難波宮跡地で降りた。
 20年位前に来たことがあるが変わっていない。









この後隣接の大阪城に60年ぶりかなぁ忘れてしまったが今回初心で登りました。





大阪城から難波宮跡地が見える。
 大阪にも桜が咲き始めた。

この後バスに乗って中之島に行く。
中央公会堂のレンガ姿が美しい。相場で儲けたおじさんが 寄付して 有名人の設計で作られた建物だが 完成を見る前に寄付したおじさんが相場で失敗して自殺してしまったと言う話があるようだ。栄枯盛衰の典型的な例。





 だいぶ疲れたのでバスに乗って大阪駅まで。大阪駅梅田の変貌の激しいこと。とにかくわからない。無茶苦茶だ。まぁ時代に合わせると言うのはそういうことなんだろうが。