おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

第二篇

2006年01月09日 00時10分01秒 | 詩集『めぐり流れる一つを見すえて』
また一つまた一つ
時が進むたび、
またひとり またひとり
誰かが失われていく

僕は、その人たちのことは
あまり 知らないけれど


いくら 何をどれだけ失っても
何処かで生まれるものは あるのだろうか
この 人間の「営み」は
いつまでも絶え間ない

だけど
本当に生きていた あのはじけた光も
ひとつのカケラを失えば
そこにいるのは 変にリアルな人形だけなんだ


それでもまだ
他の誰かは 変わらずそこにいるし
空は 青く流れている

それでもまた・・・


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