狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

バカを晒した菅首相、西田議員の質疑応答で

2011-08-12 08:29:09 | 県知事選

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昨日の参院予算委員会での西田昌司議員の質疑は、最近レベルが落ちたテレビのお笑い番組よりよっぽど面白く、爆笑させてくれたと専らの評判である。

是非今度は「TVタックル」にでも出演して菅首相を、いや民主党政権を物笑いにして茶の間の爆笑をとってほしいものである。

【動画】2011.08.11 参議院 予算委員会 西田昌司 1/3 「外国人献金、領収書出せ」

【動画】2011.08.11 参議院 予算委員会 西田昌司 2/3 「北朝鮮・日本革命村十の誓い」

【動画】2011.08.11 参議院 予算委員会 西田昌司 3/3 「あなたがた全てがダメだ」

 

外国人献金、検察が捜査と法務省局長=菅首相は返却領収書を開示せず-参院予算委

 西川克行法務省刑事局長は11日午後の参院予算委員会で、菅直人首相の資金管理団体「草志会」が在日外国人から計104万円の献金を受けていた問題に関し「検察当局が(市民団体からの)告発を受理し、捜査中だ」と説明した。首相は「(対応は)すべて弁護士に任せている」と述べ、自身や関係者が聴取を受けたかどうか明らかにしなかった。自民党の西田昌司氏への答弁。
 また首相は「3月14日に弁護士が当事者に会って現金で返却した」と改めて説明。西田氏は「同10日に返却したとの情報がある」として返却の領収書を直ちに開示するよう求めたが、首相は「総務省に一定の手続きの下で提出する。それを待っていただければ公開される」と応じなかった。(2011/08/11-17:08)

            ☆

首相が抱える献金問題は二つある。

(1) 首相の資金管理団体「草志会」は、在日韓国人系金融機関の中央商銀信用組合の元理事から計104万円の献金を受領・返金したが、在日韓国人からの献金は外国人からの献金を禁じた政治資金規正法に触れる問題で、東日本大震災当日の3月11日に明るみに出た。 菅首相は11日の朝日新聞のスクープで知った答弁し、弁護士を通じて調査した結果、相手が外国人と判明したので14日に返金したことになっている。

(2) もう一つは、日本人拉致事件の容疑者親族が関係する政治団体「市民の党」と連携している政治団体「政権交代をめざす市民の会」に、草志会側が6000万円超の不透明な政治献金をしていた問題だ。

首相が絡む二つの重大問題を産経以外のメディアがほとんど報じない理由を、「そこまでやって委員会」の辛抱氏が「法的には問題がないのでメディアは報道できない」などとデタラメな発言をしていた。

だが、現段階でも(1)は政治資金規正法に触れる違法行為であり、少なくとも昨日の国会質疑では検察の捜査が始まっていることが判明している。 従って産経以外のメディアが首相の犯罪を報道しない理由はない。

昨日の質疑でも14日に返金したという献金の領収書の提示を求められたが、菅首相は相も変わらず「政治資金収支報告書に添えて総務省に提出する」を繰り返すだけ。

業を煮やした西田議員が、今度はその収支報告書を検証した結果、赤字が出るという信じられない事実を炙り出した。

通常の会社や家計の帳簿であれば、赤字計上もあり得るが、政治資金を扱う収支報告書、特に今回のような巨額の献金を支出した収支報告書で赤字は事実上あり得ないというのだ。

そりゃ、そうだろう。

「存在しない金」を寄付できるはずは無い。 政治資金の収支は現金が通常だから現金が足りない状態で巨額の献金が出来るはずはないというのが、西田議員の指摘。

つまり菅首相の政治資金収支報告書は虚偽報告だというのだ。

これに色をなした菅首相、珍しく興奮気味に「私の報告書は全て公表されており、それを虚偽報告とは心外である、撤回して下さい」と迫った。

西田議員は爆笑しながら「その公開された報告書を検証したら赤字になったのです、だからおかしい」と畳みかけたら、「どうして?」と鳩が豆鉄砲を食らった表情の菅首相。

間抜けな表情の菅首相に、西田議員は虚偽記載発言を撤回するどころか、「デタラメだ」と言い切った。


【バカ丸出しの答弁に大爆笑の西田議員】

この男、西田議員の質問を意識的にはぐらかしているのかと思っていたら、実は質問の意味も帳簿の仕組みもわかっていない大バカである事が、判明した。 

「赤字はおかしい」の質問のとき、真顔で「どうして?」とつぶやいた表情は普通ではない。

思った以上のバカであることを国会の場で晒されると同時に、「政治資金報告書」の虚偽記載という重大な法律違反を国会で暴露される羽目に陥った。

バカな男である。

領収書の提出を頑なに拒否し、「収支報告書に添付する云々」を繰り返したためその収支報告書から思わぬ墓穴を掘られるとは。

やはり、本物のバカのようである。

「赤字になるのはおかしい」という理由は【おまけ】に掲載の産経記事に詳しく説明されているので、菅首相も是非読んで欲しいものである。

だが、本物のバカに理解できるかどうか・・・。

昨日の国会での菅首相と西田議員の対決は、西田議員が一方的に菅首相の「バカさ加減」を国民の前に炙り出して見せたという意味で有意義であった。

「こんなバカを首相にした」ことを反省させられた民主党支持者もいたであろう。



【おまけ】

「存在しないカネどこから」菅首相団体、規正法抵触か 市民の党問題 現金足りず寄付不能
2011.8.11 21:36
 菅直人首相の資金管理団体「草志会」が、日本人拉致事件容疑者の長男(28)が所属する政治団体「市民の党」(酒井剛代表)から派生した政治団体に巨額献金していた問題で、草志会が平成19年、派生団体に5000万円を寄付した際、帳簿上、一時的に現金が足りず、寄付が不可能な状態に陥っていたことが11日、分かった。自民党の西田昌司参院議員が予算委員会で指摘した。

 予算委で、西田氏は「残高がマイナスになることはありえず、収支報告書の記載はでたらめだ」と政治資金規正法の虚偽記載にあたる可能性を指摘。菅首相は「立て替えということもあり、必要であれば調べて報告する」などと答弁した。

 西田事務所が、草志会の提出した政治資金収支報告書をもとに、収支を日付順に並び替えたところ、矛盾が発覚した。

 西田事務所や報告書によると、草志会は19年4月15日~12月28日、派生団体の「政権交代をめざす市民の会」に対し、計8回にわけて計5千万円を政治献金した。だが、5月25日に原資となりうる民主党本部からの3千万円の寄付を受領するまでは現金が足りず、5月8日に行った派生団体への500万円の寄付は「事実上、不可能だった計算になる」(同事務所)という。

 帳簿上の不足金額は5月8日時点で357万1033円。その後も不足額は拡大し、5月14日には最大の658万5593円にのぼった。草志会の報告書には借入金などの記載はなく、西田氏は「存在しないカネをどこから持ってきたのか、明らかにすべきだ」と指摘している。

 日大法学部の岩井奉信(ともあき)教授(政治学)の話「社会通念上、数百万円を『立て替え』の一言で処理するのには問題がある。借入金としてきちんと処理し、報告書に記載すべきであり、不記載の恐れがある」

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