狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

地元メディアの異常行動!産経が暴露

2011-08-24 13:28:18 | 八重山教科書採択問題

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異論を認めないどころか、異論封殺、いや、場合によっては異論を吐く人物には「村八分」という卑劣な手段を弄する沖縄メディア。 

小林よしのり氏が2大地元紙が支配する沖縄のことを、「全体主義の島」と皮肉って久しい。

小林の皮肉が単なる皮肉ではなく、的を射た表現であることことを証明された。

今回の八重山地区で起きた教科書騒動における沖縄2紙の狂態を見れば誰でもそう思う

 品格を旨とする当日記が、連日の沖縄タイムスの報道に「狂気」「発狂」などと普段使うことのない文言を連発するのも、沖縄紙が常軌を逸しているからである。

 「沖縄戦」に特化 異常な反対運動 沖縄・八重山 公民教科書に育鵬社を採用

産経新聞 2011.8.24 00:40
 「沖縄戦に特化した異常な保守系教科書不採択運動だった」。沖縄県の教科用図書八重山採択地区協議会関係者はそう振り返った。公民で「日本教育再生機構」のメンバーらが執筆した育鵬社の中学校教科書を選定し、歴史では見送られた23日の採択。ありとあらゆる団体が地元メディアと一体となって繰り広げた激しい反対運動は、自虐的な歴史観に基づく教育が盛んな同県教育界の閉鎖性を改めて浮かび上がらせた。

 ▼露骨な働きかけ

 気温33度を超す残暑厳しい石垣島。採択審議は、会場となった建物前で「育鵬社版採択しないで」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げた市民団体のメンバー約50人が座り込み行動を起こす中、午後3時から3時間半かけて行われた。

 育鵬社採択に反対を表明していた竹富町の慶(け)田(だ)盛(もり)安三教育長は終了後、歴史と公民の議論にもっとも多くの時間が割かれたことを明かし「足取りが重い」と疲れ切った表情を見せた。

育鵬社反対運動が始まったのは6月。同協議会会長を務める石垣市の玉津博克教育長が採択権限のない教員ら教科書調査員の意向で選定される従来の不適切な採択方法の改善を打ち出したところ、「保守系教科書を採択させるためではないか」との臆測が広がり、市民団体や教職員組合などが不採択を求める集会や会見を繰り返した。

 ▼事実誤認の社説

 不採択を求める理由は「沖縄戦」の記述が中心だった。中でも「集団自決」について軍命や軍関与の記述がないことに批判が集中。県教職員組合委員長は、文部科学省の検定を通った教科書に対し、「子供に『教科書に書かれていることは嘘です』と教えるのは厳しい」とまで言った。

 地元紙も「沖縄戦の実相からかけ離れている」などと同調。教科書採択の権限は法で教育委員会にあると規定されているにもかかわらず、社説で「選定の権限が、教師らの調査員から協議会へ移行することを意味する」と、事実誤認による協議会批判を展開した。

▼なぜ今育鵬社か

 本来、国や県の通知に基づく同協議会の改革を後押しすべき県教育委員会も、同協議会に対し、採択延期などを求め「介入」するなど反対運動を「擁護」するかのような姿勢だった。

 なぜ今、沖縄・八重山地区で「育鵬社教科書」なのか。

 石垣市では昨年、行政管轄する尖閣諸島沖で中国漁船衝突事件があり、与那国町では国が南西諸島防衛の強化に向け、自衛隊を配備する計画だ。

 市政関係者は、「八重山にとって今、国境問題は地域の最重要課題だからではないか」と「騒動」となった今回の教科書問題の背景を推察。それまでの革新市政が昨年春、保守市政に転換し、採択改善や環境面で大きな追い風となったが、歴史については見送られた。

 関係者によると、高まる反対運動の圧力を前に、育鵬社の歴史教科書採択について消極姿勢に転じた委員もいたという。

 県内の教育関係者は「市民団体、メディア、県教委が一体となった運動の中で歴史の保守系教科書を採択するのは容易ではないということだ」と語った。

                          ☆

那覇市の琉球新報の社屋の一角に事務所を構える産経新聞も、地元メディアと一体になった左翼団体の激しい反対運動には、さすがに異常だと報じている。

異常とは常ならぬこと。

異常な反対運動は、常識人を自認する筆者にとっては、「発狂」が相応しい表現である。

産経新聞の前那覇局長前田氏は、沖縄紙が決して報道しない「不都合な事実」を報道するという掟破りをし、沖縄メディアの激しい反発にあい、「村八分」状況に追いやられた。

その結果、那覇支局に着任後半年足らずで、那覇支局を去る羽目に追い込まれている。

後任の宮本那覇支局長も掟破りともいえる、沖縄タイムスの社説を「事実誤認」と批判した。

産経は「事実誤認」と婉曲な批判に止めているが、品格を旨とする当日記は、沖縄タイムスの「事実誤認」を「間抜け」か「無知蒙昧」と断じて、次のような書いた。

・・・、沖縄タイムスは玉津津会長の改革の意図には頬被りをして「改革の意図は何か」などと間抜けなタイトルの社説を書き、挙句の果てには無知なのか間抜けなのかは知らぬが、従来の採択が違法行為であったことを社説で暴露している。 重ね重ねの大爆笑である。≫

沖縄タイムスが教師の違法行為を暴露!教科書騒動

 

【追記】

重要な事実。

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関係者によると、高まる反対運動の圧力を前に、育鵬社の歴史教科書採択について消極姿勢に転じた委員もいたという。

県教育委が不当介入し4日の確定日を強引に23日に延期させなかったら、歴史教科書の選定も育鵬社か自由社の教科書が選定されていた可能性が大きい。

昨日の協議会で一番議論が紛糾した歴史教科書の投票結果は無記名投票で帝国書院4票に対し、育鵬社は3票の僅差で帝国書院が選定され、公民では5票を獲得した育鵬社教科書が選定され、反対票は2票だけだった。

帝国書院の歴史教科書が僅か一票の差で選定されたことから判断すると、県教育委の不当介入による、選定日の延期が、歴史教科書の選定に大きな影響を与えたことは一目瞭然である。

改めて主張する。

県教育委の犯した不当介入は厳しく断罪されるべきである。

 

コメント (4)

育鵬社の教科書を選定!八重山地区教科書選定で

2011-08-24 07:11:21 | 八重山教科書採択問題

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先ず冒頭に今回の八重山地区の教科書選定に全国から寄せられた多くの支援の声に、深く感謝申し上げます。

お陰さまで、玉津協議会長は微塵も信念が揺れることなく、八重山地区の教科書選定を粛々と選定し、沖縄で初めて育鵬社の教科書が選定されました。

八重山教科書 公民は「つくる会」系を選定

沖縄タイムス  2011年8月23日 19時37分  

 教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)は23日、石垣市内で2012年度から4年間、中学校で使う教科書について協議を行い、
「公民」で育鵬社、「歴史」で帝国書院を選定した。作業は委員8人による非公開・無記名投票で行われた。

 協議会は今後、選定結果を石垣市、竹富町、与那国町の教育委員会に答申、26日に石垣市と与那国町、竹富町は29日に委員会を開き、採択審議する。

 会場前には教育関係者らが育鵬社、自由社の教科書を採択しないよう求めて抗議行動を行った。

                     ☆

八重山地区の中学校教科書選定で、沖教組や沖縄メディアが蛇蝎のように嫌っていた育鵬社版の公民の教科書が選定されたことを心から祝したい。 

出来れば歴史教科書も含め完全制覇を期待したのだが、欲を言えばキリがない。

あの激しい逆風の中で、玉津会長を始め協議委員の皆様にはよく頑張って頂いたと賞賛と慰労の拍手を送りたい。

これまで沖教組が教科書採択権を独占していた沖縄で初めて、いわゆる「つくる会」系教科書が選定されたことは、沖縄の教育史上画期的な出来事である。 

特に16年もの長期にわたり極左市長が君臨していた八重山地域で、育鵬社版の教科書が選定されたことは歴史的な出来事といえる。

千里の道も一歩から、巨大ダムの決壊も蟻の一穴からといわれる。

八重山地区の快挙が沖縄県下の他地域の教科書選定に投げかけた一石の影響ははかり知れない。

沖教組が独占し閉塞していた沖縄の教育界に大きな風穴が開いたことになるのだ。

早速朝日が悔しそうな記事を書いている。

つくる会系教科書、沖縄で初採用 八重山の3市町

沖縄県石垣市など3市町の教育長らによる教科用図書八重山採択地区協議会の会合が23日、開かれ、同地区の中学校で来春から使う公民教科書に「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版が選ばれた。委員8人の多数決で決まった。同県内で、つくる会系の教科書が選ばれるのは初めて。

 公民教科書では在日米軍基地の沖縄集中に触れつつ「戦後の日本の平和は米軍の抑止力に負うところも大きい」と紹介する。≫

昨日の選定は午後3時から石垣市教育委員会事務所で行われたが、現地の知人・友人の情報によると、抗議のシュプレヒコールと反対派の赤旗が翻る中、選定会議は非公開で行われ、午後7時近くまで激論が戦わされたようだ。

歴教科書が激論の中心だと推測するが、特に八重山地域で多かった戦時中のマラリヤ罹患についての記述があるのは、候補の7社の中でも帝国書院版のみである。

結局帝国書院版で決着したが、「つくる会」系か、帝国書院かで議論が紛糾したのだろう。

歴史教科書で、問題の「集団自決」に関する、候補7社の該当部分を抜粋するとこうなる。

育鵬社⇒「米軍の猛攻で逃げ場を失い、集団自決する人もいました」。

■自由社⇒「米軍が上陸する中で、追いつめられた住民が、家族ぐるみで集団自決」。

「つくる会」系2社は、いずれも、日本軍の関与には触れず、米軍によるものと記述している。

 ■東京書籍⇒「日本軍によって集団自決に追いこまれた住民もいました」。

■教育出版⇒「日本軍によってスパイと疑われて殺害されたり、集団で自決を強いられたりした人々もいました」と、日本軍の関与に踏み込んだ。

■帝国書院⇒「人々は集団死に追いこまれたり、禁止されていた琉球方言を使用した住民が日本兵に殺害されたりもしました」。

■清水書院⇒「兵士や役人などから配布された手榴弾(しゅりゅうだん)などを用いて、家族を殺して一家自決をしたり、地域でまとまった集団自決へと追いこまれていった人もおおぜいいた」。

■日本文教出版⇒「6月には日本軍の組織的な抵抗が終わりましたが、集団自決をせまられた人もあり」。

中学歴史教科書7社読み比べ (2011年08月14日15:00)

育鵬社、自由社以外の5社の中で、「日本軍の強制による集団自決」というニュアンスが一番少なく、「戦争マラリヤ」などの奇天烈な記述は論外として、沖縄でも八重山地区で一番多かった戦時中のマラリヤ罹患についての記述があるのは帝国書院版のみだったことを考慮すると、歴史教科書に帝国書院版が選定されたことは次善の選択だったと思う。

改めて玉津会長の労苦と奮闘に敬意を表したい。

で、今朝の沖縄タイムスの狂乱の大見出しはどうなっているか。

興味津々の読者も多いと思うので何時もの通り見出しのみを抜書きする。

★一面トップ

つくる会系の公民選定

調査員推薦ない育鵬社

八重山協議会 「形骸化」批判も

★第一、第二社会面、2面にわたる大見出し

≪8人 密室の激論 教師意見 素通り≫

「なぜあえて」「何が悪い」

公民 意見少ないまま

「手続き自体が不当」

教育現場の動揺必至

政治的意図みえる 高嶋伸欣・琉球大学名誉教授

憲法逆行 均衡取れず 高良鉄美・琉球大法科大学院教授

自衛隊配備への布石 石山久男さん・前歴史教育者協議会委員長

★第三社会面

戦前回帰の教科書/民の願いと逆行

将来担う子に不安/拠説明すべきだ

憲法敵視の価値観/明らかに基地肯定

恫喝に屈しなかった玉津会長の信念に切歯扼腕する記者の姿が目に浮かぶ。

思いつくボキャブラリーを全てかき集めたような見出しの羅列が笑いを誘う。

育鵬社版が選定されたことが悔しくてたまらんのか、悶死、いや憤死でもしかねないような見出しである。

沖縄タイムスの怒りは誇大な見出しに止まらない。

「社説」「コラム(大弦小弦)」「読者の声」まで総動員で、怒りをぶちまけている。

自分の思う通りには行かない世の中になった事に、まだ気がつかないようである。

だが、戦いはこれで終わったわけではない。

昨日選定された教科書は、協議会の答申を受け、石垣市と与那国町は26日、竹富町は29日に、夫々の教育委員会で教科書を採択する。

中でも竹富町の慶田盛教育長は「生徒に教科書を触れさせない」などと民主主義を真っ向から否定するかのように発言をしているので、騒動は当分続くことが予想される。

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