狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

教員の「犯罪」を産経が報道!八重山の違法な教科書採択

2011-08-20 13:07:13 | 八重山教科書採択問題

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無理が通れば道理引っ込む。

八重山地区の教科書騒動のことである。

採択に関して、沖縄メディアや騒ぎ立てている異常な現状を表して余りある。

もっとも玉津協議会長は、道理を引っ込めたわけではない。

読者のヒロシさんの激励の電話に次のように答えておられたという。

「教師に丸投げとなっていた違法な教科書選定を規約通りに戻す事だけでこんな大事になるとは思っていなかったが頑張りたい」と。

玉津会長が現在行おうとしている改革は、違法行為を行っていた従来の採択法を、適法の正しい採択法に戻そうとしているに過ぎない。

沖縄メディアは、玉津会長こそ違法な採択法を強行する独裁的人物、といった印象操作に懸命のようだが、周知の通り八重山日報が従来の採択法こそが違法行為と断罪し、教師による独断により採択が決まるという越権行為の事実を暴露した。

ところが不可解なのは沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日新聞ら三紙の報道である。

連日玉津会長の改革を違法であるかのように報じていながら前石垣教育長時代の、教科書採択における教師の越権行為については一行も触れることはないのだ。

「犯罪」を隠蔽して恥ずかしくないのか。

良心の呵責はないのか。

沖縄メディアに良心はないのか。

それとも読者、いや、県民をバカだとでも思っているのか。

地元の事件を「不都合な事実」として黙殺する地元紙に代わって、全国紙が報道するという例は枚挙に暇がないほどだ。

今回も、八重山日報の特ダネを全国紙の産経新聞がフォローした。

再度言おう。

沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日新聞よ、恥ずかしくないのか!

 

不適切採択の疑い 教員ら1社に絞り込み 八重山地区の小中学校教科書
産経新聞 2011.8.20 01:30


 来春から使う中学校教科書の採択をめぐり、沖縄県教委が「介入」するなど問題となっている八重山採択地区協議会が昨年の小学校教科書と平成17年の中学校教科書採択で、採択権限のない現場の教員らが調査員として1社に絞り込んだ答申書を基に教科書を採択していたことが19日、分かった。調査員ができるのはあくまで教科書内容の調査・研究。採択権限の適正行使を求めた文部科学省通知に反している疑いがある。

 教科書採択は一般的に、採択地区内の市町村教委の代表らで構成される採択地区協議会が、現場の教員らに調査・研究を委嘱するが、採択権限はあくまで市町村教委にある。

 石垣市など3市町からなる八重山採択地区協議会関係者によると、同協議会は昨年の小学校教科書採択にあたり、教員らに調査・研究を委嘱。調査員は教科書の順位付けを行った上で答申書を作成した。

 そもそも協議会規約には調査員に対する諮問、答申という形式は規定されていないが、答申書には、調査員の名前が「採択調査員」として記され、「採択教科書」の欄に絞り込んだ1社の教科書が記入されていた。「採択理由」の欄も設けられており、調査員に採択権限があるかのような書式になっていた。

 同協議会は昨年7月20日に答申書通りの教科書を採択したが、その際の議題も調査員が絞り込んだ教科書の「承認」となっていた。

 17年の中学校教科書採択でも同様の方式だった。

 平成2年に文科省が出した通知は「教職員の投票によって採択教科書が決定されるなど採択権者の責任が不明確になることのないよう」求めている。

同協議会では不適切な採択方法を改善するため、今回の中学校教科書採択で、採択権の行使を制約する調査員の「順位付け」廃止などを打ち出したところ、教職員組合や地元メディアなどが反発。県教委が採択延期などを同協議会に求める異常な事態に発展した。

 文部科学省教科書課は「調査員が絞り込んだ教科書を議論せずにそのまま採択していたとしたら不適切だ」としている。

                ☆

【おまけ】

琉球新報より、玉津会長のコメント。

要請に対し、玉津会長は選定方法の変更について

「何も法律に違反していない」と正当性を主張した

2社の教科書の採択に関しては

「何かを言ったことはない」と述べるにとどめた。

信念の人・玉津会長は無理を通して道理を引っ込める気持ちは、さらさらないようである。

自由、育鵬社不採択を 八重山教科書問題

琉球新報 2011年8月20日      


 【八重山】教科書選定における無記名投票の導入や順位付けの廃止を決めた教科用図書八重山採択地区協議会(会長・玉津博克石垣市教育長)の問題で、17日に石垣市内で開催された「子どもと教科書を考える市民集会」の実行委員会が19日、決議文と603人分の署名を玉津会長に提出。教科書選定方法の変更を批判するとともに、沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)での日本軍の強制・関与を明記しない自由社、育鵬社の歴史・公民教科書を採択しないよう求めた。
 
要請に対し、玉津会長は選定方法の変更について「何も法律に違反していない」と正当性を主張した。2社の教科書の採択に関しては「何かを言ったことはない」と述べるにとどめた。
 実行委員会は石垣市、竹富町の歴代教育長が共同代表に名を連ねる「子どもと教育を考える八重山地区住民の会」や沖教組、高教組、平和団体、女性団体などで構成。署名の大半は八重山地区住民から集めた。
 玉津会長に決議文を手渡した「住民の会」の仲山忠亨共同代表は「全県、全国的な問題になり、隣国からも自由社、育鵬社の教科書を採択してほしくないという声が寄せられている」と強調。教員の声が反映されてきた従来の採択手法に戻し、2社の教科書を採択しないよう要求した。

          ☆

隣国」とは一体何処の国か。

中国、韓国だと思うが、この方々、一体何処の国を向いて話しているのだろう。

「残虐非道な日本軍」と中学校の教科書に書けば隣国もご本人もご満足なのか。

情報戦で沖縄に潜伏する工作員の手先だと言われても仕方がないだろう。

「不都合な事実」は完全スルーで県民を愚弄する、沖縄タイムス、琉球新報、八重山毎日新聞は

恥知らずだ!

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狂気の沖縄タイムス!印象操作に必死

2011-08-20 08:14:10 | 八重山教科書採択問題

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八重山地区の教科書採択日まで、後3日!

沖縄メディアの「玉津潰し」バッシングはますます狂気の度合いを増してきた。

今朝の沖縄タイムスは、昨日に続いて一面、社会面の大部分を使って、「つくる会」系教科書の逆宣伝に死に物狂いの様子である。

20日付沖縄タイムスの教科書関連記事の見出しを紹介する。

■一面⇒八重山公聴会が要望書

採択協に 現場意見尊重願う

■第一社会面

史実歪曲我慢ならん  「集団自決」体験の吉川さん

玉津教育長に惨状語る
「理解充分でない」 

緊急声明 さらに2団体

県内外教授ら 研究踏まえていない

反基地ネット 県民大会を笑うもの

■第二社会面(省略)

連日の常軌を逸した見出しの連続である。

玉津会長は「県民感情は理解する」と発言はしても笑っていはない。もし笑うとしたら県民大会の「11万人」という異常な水増し数字を笑うか、「反基地ネット」の基地外発言なら笑う可能性がある。

紙面の大半を覆うキャンペーン記事がお得意の印象操作による誤誘導を目論んでいることは、少しでも「集団自決」を学んだ読者なら一目瞭然であろう。

見出し記事に逐一突っ込みを入れるのもバカバカしいほどのデタラメ記事の連続である。

ただ、印象操作というより明らかな歪曲記事があるので、これを取り上げる。

社会面のトップを飾る「史実歪曲我慢ならん」、「『集団自決』」体験の吉川さん」、 「玉津教育長に惨状語る」、「理解充分でない」などの大見出しに続く記事には、次のようなくだりがある。

玉津教育長は、吉川さんの体験談に表情を変えず耳を傾けたという。 「渡嘉敷における『集団自決』について情報を収集したいと思っている様子だった。 しかし、『集団自決』の認識や概況については、、あまり理解していない印象を受けた」と振り返った。」

事情を知らない読者が読むむと次のように誤誘導される恐れがある。

採択現場から教師を締め出した、玉津会長に集団自決の体験者で当時6歳の元教師(72歳)がじきじき面談して集団自決の惨状を訴えた≫

≪玉津会長は集団自決』の認識や概況については、、あまり理解していないどころか、吉川氏から集団自決の情報を学び取ろうとした

このように読者が印象付けられたら沖縄タイムスも目的達成でご満足だろうが、この記事には看過できない重要な二つのウソが含まれている。

先ず第一に、玉津会長が教師を採択現場から排除したという印象操作がウソであることは何度も述べたが、これについては別の機会で再度詳述する。

次に、「玉津会長が教育現場とは関係ない人物で、集団自決の認識も概況さえ理解していない」という印象操作もウソである。

玉津会長の経歴を沖縄2紙はあえて紹介していないが、玉津会長自身が伊良部高校、八重山高校の校長経験者の現場経験者であり、沖縄戦の副読本を県教育委の委託を受け編纂したほどの沖縄戦研究の第一人者である。

一方の集団自決の体験者の元教員吉川とはどんな人物か。

少しでも「集団自決」を学んだ人なら「体験者の証言」として必ず出てくる沖縄戦の語り部であり、沖縄の各メディアは言うまでもなく、県外の朝日新聞などありとあらゆるメディアに何度も登場し証言をしまくっている有名人でもある。 

沖縄戦研究の専門家で沖縄戦の副読本の編纂もした玉津会長が、僅かな数十分の吉川氏との面談で「渡嘉敷における『集団自決』について情報を収集したいと思っている様子だった」との記述には呆れてしまった。

おまけに「『集団自決』の認識や概況については、、あまり理解していない印象を受けた」と吉川氏発言させているのは、「印象」の文字に沖縄タイムスの意図が透けて見え、呆れを通り越して爆笑してしまった。

吉川氏の証言は集団自決問題を追って来たこの筆者でも全て覚えているし、少なくとも当日記にはほとんど記録してある。

吉川氏から今さらどんな新しい情報を得ようというのか。

それとも吉川氏が今頃になって夢で見たことを事実と言い出すでも言うのか。

吉川氏はこれまでメディアのインタビューで何度も「集団自決の惨状」を証言している。が「集団自決が日本軍の命令や強制によるもの」とは一度も証言していない。

そう、吉川氏の他にも数多くの体験者が証言しているが、一人として「軍の命令や強制である」と証言した者はいないしそれを立証する証拠は何一つない。

これは4月に出た最高裁判所の判断でも明らかにされている事実である。

           ★

「11万人集会」があった2007年、沖縄紙のキャンペーンに煽られた県議会が、現地調査もせず「検定意見撤回要請」を議会決議した。 これは「新聞報道だけで充分」として本人への事実確認もせず県議会が「抗議決議」を採択した「メア発言」の場合と同じく、県政史に残る汚点である。

2007年の検定意見への抗議決議のときも、良識ある読者の指摘を受け、決議後にアリバイのため「現地調査」をしたことは有名である。

その時の当日記のエントリーで吉川氏の証言について触れているので、該当部分を抜粋して引用する。

ただし古い記事のリンクが一部リンク切れになっているが、エントリー記事は全て当時の新聞記事を基に書いていることは言うまでもない。

アリバイ作りの県議調査団 21

 ■平和学習の語り部が証言者■
  
沖縄タイムス;
「集団自決」の現場視察 県議会文厚委【写真】

証言者・吉川嘉勝氏(68)は調査団に対し、

自決命令は、無かったかもしれないが、軍隊がいたから集団自決は起こった。軍国主義教育があったからあのような悲劇は起こった。」

と語った。

吉川氏は最近(4月19日)まで渡嘉敷村の教育委員長を勤めていた教員上がりの村の偉い人でもある。http://www.vill.tokashiki.okinawa.jp/vill_inf/so_6/so_6_01.htm

このように沖教組関連の「平和教育」でどっぷりツカッタ文教委員議員団の調査は、形だけのアリバイ作りのためだけの噴飯モノあった。

ちなみにこの吉川氏、島に戻った今は、地元の子どもや修学旅行生を相手に平和学習の案内役をしていると言う。

そう、吉川さんは証言者である一方、「平和学習」の語り部でもあったのです。

いくら語り部でも、日本軍の残虐さは語って語っても「自決命令は、無かったかもしれないが、軍隊がいたから集団自決は起こった。軍国主義教育があったからあのような悲劇は起こった。」と語るのが精一杯だったのでしょう。

参考:「平和学習」
埼玉の中3生、修学旅行で「集団自決」地に 「平和」努力を決意 カメラ  (7/5 )

         ☆

今朝の沖縄タイムスの大見出しと記事は良識ある読者なら一目瞭然のウソと印象操作に満ちた噴飯者である。

先日某ブログでこんな記事を見た。

≪沖縄のオジー、オバーが嘘つきだというか」などと高校生などに語らせている記事を良く見るが、極めて卑劣な左翼の手法である。 オジー、オバーが嘘をついているわけではない。 オジー、オバーは信じているのである。 

えらい学校の先生方や大学の先生方が「集団自決は軍の命令だ」と断言するのを聞けば、オジ^-、オバーがこれを信じるのも無理はない。 オジー,オバーは決して嘘をついているわけではない。 先生方を信じているのである。≫

なるほどと思わせてくれる記事である。

今朝の沖縄タイムスにはこれも沖縄戦体験者として元教師の宮城政三郎さん(83)の次のような怒りの声を紹介している。

「(同教育長の)県民感情と歴史的史実は別問題だという発言はショックだった。一番分かっている立場にあるはずなのに…」と声を震わせた」

歴史の検証には体験者の証言が重要な役割を果たすことは論を待たないが、沖縄戦の体験者が「慶良間の集団自決の体験者」であるはずもなく、又体験者以外に「集団自決」について発言できないのなら教科書の執筆者も発言できないことになる。

元教師の宮政清三郎氏は、ご丁寧にも昨日の(琉球新報の読者欄にも登場している。

読者のタマさんのコメントでこれを紹介する。

■19日のタマさんのコメント

新報は玉津叩きが加速してますね…ついに投書欄にまで出てきました。今日の新報から

教科書問題を憂える 宮城政三郎 82歳
 教科書を採択する八重山地区協議会の会長(石垣市教育長)に対する琉球新報のインタビュー記事を読んで強い憤りを覚えた。その発言で、例えば、「記述に問題があるなら文科省に言うべきだ」とは、「つくる会」が主導する歴史教科書の問題になっている記述も対して、沖縄県民として拒否反応はないのか。
 沖縄戦の集団自決の有無について「県民感情は理解できるが歴史的事実は別問題だ」と述べている。集団自決は軍命、軍の関与によることは多くの証言で明らか。最高裁でも「軍名はあり得る」との判決を下した。
 問題の教科書では米軍の猛攻で逃げ場を失い集団自決したと書いてある。沖縄戦の事実を書かない教科書を子どもたちに渡していいのか。
 「つくる会」系の教科書を問題ないとする人々が八重山にいて、沖縄の一角を崩そうと意図がよく分かる。多くの問題が指摘される内容と手続き、採択させてはいけない。 (那覇市)


書いていて気分が悪くなりました、お手方のような思想です。集団自決は最高裁によると「軍命はありえる」そうで多くの証言から命令だったらしいです。何故か採択方法の話だったのにつくる会批判なのがとても…。色々突っ込み所があるのですが、こうやって歴史は作られるんだなぁ、と。
あと、
>沖縄の一角を崩そうと意図がよく分かる。
ほんと同調圧力の島なんだなと実感しました。

              ☆

新聞に登場してデタラメ発言を繰り返す一群の「元教師」の体験者がデタラメヲ言っているのか、沖縄メディアが捻じ曲げて記事にしているのか定かではない。

だが沖縄タイムスが歪曲記事で読者を愚弄していることだけは紛れもない事実である。

沖縄タイムスは左翼勢力の宣伝ビラに過ぎない、と思う方

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