狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

⑤ドキュメンタリー作家上原正稔の挑戦!

2012-01-30 14:13:36 | ★パンドラの箱訴訟

 

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■八重山日報 1月30日

ドキュメンタリー作家上原正稔の挑戦!⑤

 R紙の言論封殺との戦い   江崎 孝

■R紙の言論封殺■
 不自然な休載と同じく不自然な連載再開だった。
 R紙が上原氏に対して言論封殺を行った、という疑念は確信に変わった。私が一読者として感じたことはR紙の読者の誰もが感じたことだと考えた。R紙が言論封殺した上原氏の記事「慶良間で何が起きたか」には、一体、R紙を動揺させるどんな内容が書かれていたのか。だが、地元を代表する新聞が、「集団自決」に関する連載記事を突然中止したことに対しては当然、いろんな憶測が飛び交った。「新聞を中心に展開されている教科書検定運動に水をかけることになる内容になるため」だとか、「編集担当者の態度に変化があり、今回の事態になった」とも言われた。


 偏向記事で知られる沖縄紙ではあるが、連載中止という非常手段に打ってでるのはよっぽどのことがあったに違いない。後にわかったことだが、R紙に封殺された原稿には、上原氏が慶良間島の実地検証で得た「軍命はなかった」という論考が赤裸々に綴られていた。


■月刊誌『WILL』がR紙の告発記事掲載■
 上原氏の連載が中止された日の朝刊、文化面のトップに林博史関東学院大学教授の「沖縄戦」特集の第一回目が掲載されていた。林教授といえば日本軍は残虐非道だと糾弾するサヨク学者で、「集団自決訴訟」でも被告側の証拠を収集したことで知られている。私は当時の沖縄メディアの異様な有り様を同時進行でブログに書き続けた。


 それが偶然雑誌社の目に留まり「沖縄紙の言論封殺」について原稿を依頼され、月刊誌『WILL』に「これが沖縄の言論封殺だ」というタイトルで掲載された。本文と重複する部分も有るが、有力言論誌が沖縄メディアの異常性を告発したという意味で注目されるので関連部分を抜粋引用する。


 ≪…平成19年6月19日は、R紙の長期特集記事(火曜から土曜の夕刊に掲載)の第二話「パンドラの箱を開ける時 沖縄戦の記録」の掲載予定日であった。第一話「みんないなくなった 伊江島戦」が前日で終了、19日からは第二話「慶良間で何が起きたか」が始まる予定であった。筆者上原正稔氏は掲載日の前、知人に「集団自決」に関するもので、圧力に屈することなく執筆する」と語っていたという。


 「集団自決」というテーマは地元二紙を中心に沖縄メディアが〝民意〟を煽っている最もホットなテーマのはずだった。言うまでもなく慶良間とは「集団自決」に関する「軍命令の有無」が問題になっている座間味島と渡嘉敷島を含む、慶良間諸島のことを指す。


 だが、その特集記事は、読者に何の断りもなく、突然、中止になった。執筆者あるいは新聞社側の「お知らせ」や「弁明」等は一行も掲載されていなかった。≫(『WILL』2008年8月増刊号)  (つづく)

 

【付記】

上原正稔さんは、沖縄戦の研究の他に、得意の語学力を駆使しサンスクリット語によるウチナー口(沖縄語)の解明にも没頭しておられる様子。

詳しくは、上原正稔公式サイトをご覧いただくとして、とりあえず第2弾「ウチナー口の起源・序章」¥525(税込)の一部を紹介する。

電子書籍でも購入可との事ですから、沖縄語の解明に興味のある方は、ご一読をお勧めいたします。 

これを読むと沖縄の論壇で持てはやされ、大城立裕氏もファンだという知念うし(ウシー)氏が、大きな勘違いをしていることがわかります。

第2弾「ウチナー口の起源・序章」¥525(税込)
  上原正稔はこの数年、図書館に通い詰め、2011年初頭「ウチナー口の起源・序章」と題する小冊子を発行し友人、知人に配られた。新聞で紹介されることはなかった。その内容は正にアッと驚くものだった。これまで意味不明だった無数のウチナー口が見事に解明されたのだ。
 カナー、カマドゥ、ウシー、カニメガなどの女性の奇妙な名前に神々しい意味があることが判明したのだ。さらに、北谷、伊是名、目取真、田名、我謝などの意味のつかみ所のなかった人名、地名100ほどの詞の神聖な意味を明らかにしたのである。これだけではない。極楽でもあれば地獄でもあるとされてきたニライカナイの真実が明らかにされたのだ。

 

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コメント (9)

市民の安全よりイデオロギー!宜野湾市長選

2012-01-30 06:28:37 | 県知事選

 

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移設対応で応酬 宜野湾市長選座談会
市長選に向けて健闘を誓い合う佐喜真淳氏(右)と伊波洋一氏=28日、宜野湾市・カルチャーリゾートフェストーネ

政治  2012年1月29日 09時51分 

 【宜野湾】2月12日投開票の宜野湾市長選に向け、沖縄タイムス社は28日、県議で無所属の佐喜真淳氏(47)=自民、公明推薦=と、元職で無所属の伊波洋一氏(60)=社民、共産、社大推薦=を招き、同市内で座談会を開いた。米軍普天間飛行場の移設問題では、両氏はともに県外移設を主張したが、基地問題への対応や方針で対立点が際立った。また、それぞれが掲げた経済・福祉・教育分野の政策の実現に向けた手法をめぐって激論を交わした。29日で告示まで1週間となった。

 普天間問題について、両氏は、市長、市議時代の互いの姿勢を批判し合った。佐喜真氏は「返還を実現できなかった」と伊波氏を切り捨て、伊波氏は佐喜真氏を「積極的提起を行っていない」と一蹴した。

 県外移設を求める佐喜真氏は政府との交渉姿勢を重視。国外移設に比重を置く伊波氏は県内移設反対を貫くことが海兵隊撤退につながると主張するなど、認識の違いが鮮明となった。

 選挙戦の目玉政策として、佐喜真氏は小学校給食費の段階的無料化、伊波氏は中学卒業までの医療費の段階的完全無料化を掲げている。

 ともに一括交付金を財源に充当する考えを示したが、佐喜真氏は「求めるべきは求める」と強調し、防衛省が基地所在市町村に支給している「特定防衛施設周辺整備調整交付金」の積極活用を唱えた。伊波氏は「一般財源を増やしてきた」と実績を示し、子育て施策の充実での人口増、市税収と地方交付税を増やす施策を推進すると力説した。

 両氏の政策は待機児童の解消も重なっている。

 佐喜真氏は「認可園が少ない国道58号沿いに認可園を集約して配置し、県道330号沿いは分園や定員増を図りたい」と主張。伊波氏は在任中に認可外保育所を認可し定員が2倍増になったと説明し「認可外園の施設拡充など支援強化したい」と訴えた。

                            ☆

読者のどなたかのコメントにもあったが、任期途中で宜野湾市長職を投げ出して県知事に立候補し、それに敗退し、次の衆院選を狙うのかと思いきや社民党の照屋寛徳氏が次期も続投を狙うと聞いて、無職では寂しいからと恥もなく又宜野湾市長に立候補するという伊波洋一氏。

そもそもこのお方、市長在任中から米軍憎し、自衛隊憎しのイデオロギーのみに拘り宜野湾市民の安全と福祉には全く無頓着だったことは良く知られたことである。

>佐喜真氏は「求めるべきは求める」と強調し、防衛省が基地所在市町村に支給している「特定防衛施設周辺整備調整交付金」の積極活用を唱えた。

米軍基地を抱える県内市町村に対して国が交付する「特定防衛施設周辺整備調整交付金」を活用して、那覇市は野球スタジアムを建設し巨人軍のキャンプを呼び寄せ事に成功した。売るま市は看護専門学校を建設して市内の活性化に取り組んでいる。

では、我が宜野湾市ではどうだろうか。 

伊波元市長はこの交付金を2度にわたって受取らない結果を招いている。 そのため普天満宮周辺整備計画は頓挫してしまった。

伊波元市長が普天満宮周辺整備計画を2度も中止した驚くべき経緯は次の通りだ。

普天満宮として全県的に知られている知名度を生かして、さびれ行く普天間市街地の活性化事業を15億円規模で推進していた。しかし、伊波元市長は自らのイデオロギーに反するとして、その交付金を事実上断った。 理由は、補助の前提である「米国軍人との交流を推進する」との文言が受け入れられないとのことだったという。 しかし、交付金を受けた那覇市もうるま市もこうした交流を行った形跡はない。あくまでこの文言は形式的なものにすぎず、これに拘る伊波氏のイデオロギーは筋金入りとしか言いようがない。 その結果、普天満宮の周辺の再開発は進展していない。 宜野湾市長がイデオロギーに拘っている間に、周辺市町村は国の補助を得て着々と街づくりを推進している。

次の数字を見ても広大な米軍飛行場を抱える宜野湾市であるにもかかわらず、周辺市町村との補助金額の差は明らかだろう。 本来ならせめて北谷町ぐらいの補助金は交付されるはずだ。

■平成23年の交付金の「防衛省交付金」の実績

嘉手納町     6・5億円

沖縄市      5・8億円

北谷町      4・4億円

読谷村      2・4億円

うるま市      2・2億円

宜野湾市     0・8億円

那覇市      0・7億円

伊波元宜野湾市長は、このように町の発展よりイデオロギー優先で町の発展を自ら阻害しているといわれても仕方がない。

宜野湾市長時代、宜野湾市民の新聞投稿が、伊波氏の市長としての姿勢を表して余りあるので、その「声」を紹介する。

■沖縄タイムス 2007月25日 オピニオン面 読者の声

久高貞夫さん=73歳 (宜野湾市)

身近な問題をまず解決して

伊波洋一宜野湾市長に尋ねたい。 安全保障問題に関して一言の発言もないのは意図的ですか。 あなたは沖縄県民に選挙された市長ではなく宜野湾市民にのみ選ばれた市長です。 そこを自覚し現状では不可能な県外、国外移設を論じた時間を浪費する前に宜野湾市民の最も身近な問題、すなわち普天間基地の危険性、騒音の早期撤去、市民の安心・安全な生活、福祉等の発展を最優先にとらえ、その解決に心血を注ぐべきです。 
辺野古案は普天間周辺より人口密度、危険性が少ない上一度は移設を容認した辺野古住民、名護市にいま一度、宜野湾市民の心情を斟酌(しんしゃく)してもらい県、国に働きかけ早期移設実現に働きかけてもらいたい。 それが宜野湾市長としての義務です。
今のあなたの基地問題に対する姿勢は、多くの住民、とりわけ飛行ルートの住民の切なる願望を等閑視するパフォーマンスにしか見えません。 これ以上われわれ市民を我慢させないで欲しいと思うのはわたし一人だろうか。 次期県知事選出馬のうわさがあるがその前にやるべきことが山積みしていることを忘れないでもらいたい。

 

【おまけ】

伊波元市長の本分を忘れたパーフォマンスについて触れた過去エントリーを次にリンクする。
 
四面楚歌の宜野湾市長 沖縄タイムスが又梯子をはずした?

ジュゴンの命か住民の安全か 伊波市長のハワイ訪問

最強の偽善者は伊波市長!「基地は財産」 県知事選へ立候補!

 

【付記】

上原正稔さんは、沖縄戦の研究の他に、得意の語学力を駆使しサンスクリット語によるウチナー口(沖縄語)の解明にも没頭しておられる様子。

詳しくは、上原正稔公式サイトをご覧いただくとして、とりあえず第2弾「ウチナー口の起源・序章」¥525(税込)の一部を紹介する。

電子書籍でも購入可との事ですから、沖縄語の解明に興味のある方は、ご一読をお勧めいたします。 

これを読むと沖縄の論壇で持てはやされ、大城立裕氏もファンだという知念うし(ウシー)氏が、大きな勘違いをしていることがわかります。

第2弾「ウチナー口の起源・序章」¥525(税込)
  上原正稔はこの数年、図書館に通い詰め、2011年初頭「ウチナー口の起源・序章」と題する小冊子を発行し友人、知人に配られた。新聞で紹介されることはなかった。その内容は正にアッと驚くものだった。これまで意味不明だった無数のウチナー口が見事に解明されたのだ。
 カナー、カマドゥ、ウシー、カニメガなどの女性の奇妙な名前に神々しい意味があることが判明したのだ。さらに、北谷、伊是名、目取真、田名、我謝などの意味のつかみ所のなかった人名、地名100ほどの詞の神聖な意味を明らかにしたのである。これだけではない。極楽でもあれば地獄でもあるとされてきたニライカナイの真実が明らかにされたのだ。

 

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