狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

乞食じゃないぞ!教科書代金を施しで

2012-02-16 06:29:29 | 八重山教科書採択問題

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恥を知らない人ほど始末のおえないものはない。

イデオロギーのためにはルールも踏みにじり、世間を騒動に巻き込んでいる慶田盛竹富町教育長のことである。

「子どもたちに迷惑をかけたくない」などともっともらしいことを言いながら、自身が一番子どもたちに迷惑をかけている自覚がないのだから手に負えないのだ。

文科省に「ルール破りをするなら自腹で勝手にしろ」と突き放され、教科書代金の寄贈を仰ぐというから聞いてあきれる。

教育の根幹を成す教科書を竹富町の子どもたちだけが国の無償給付を断られ、乞食のように他人の施しを受けるという惨めな境遇に陥れたのは誰の責任なのか。

イデオロギーのために子どもたちを利用し、子どもたちに屈辱的迷惑をかけたのは慶田盛安三竹富町教育長、その人ではないか。(怒)

百歩譲って東京書籍版教科書採択にそれほど信念があるなら、それを真っ向から否定する文科省を提訴し、その間の教科書代金は自分のポケットマネーで立て替えてでも戦うべきではなかったのか。

訴訟はプロ市民に任せ、自分は拱手傍観では卑怯ではないか。

それも提訴の相手が石垣市や県ではお門違いの提訴ではないか。

竹富町教科書代寄贈受け取りへ
八重山地区の教科書問題で、竹富町教育委員会は国に町の予算で購入するよう求められている教科書について、購入費用を贈りたいという申し出があった場合、受け取る方針を固めました。
この問題で文部科学省は、八重山地区の協議会の答申とは別の東京書籍の教科書を採択した竹富町に対し、町の予算で購入するよう求めていますが、町はあくまで国に無償配布を求めるとして、来年度の予算案には盛り込んでいません。しかし、このままでは教科書が生徒に配布できなくなるとして、町の教育委員会は、一般の人たちから教科書やその購入費用を町に贈りたいという申し出があった場合は、受け取る方針を固めました。文部科学省などによりますと、来年度、竹富町が必要な「公民」の教科書の数は20冊あまりで、「東京書籍」の教科書の価格は、予定では1冊、736円となる事から購入費用は1万5千円程度だという事です。
竹富町教育委員会では、来週、臨時の会合を開き、この方針を確認する一方、来月末まで、国に無償配布を求め続けることにしています。

NHK沖縄 2月15日 10時59分

           ☆

ルール破りの慶田盛氏のごり押しに対し、当日記は8月23日のエントリー、断末魔の叫び!本日教科書決定、八重山地区の教科書採択で「ポケットマネーで支払うつもりか」と次のように書いた。

≪さてさて、たとえ協議会で決まった教科書でも、自分のお気に召さぬ教科書の場合は竹富町では採用しないと、民主主義を真っ向から否定する発言で、世間を驚かしている慶田盛教育長だが、竹富町は八重山地区教育区からも独立、いやいや、日本の文科省の教育制度からも独立して「竹富王国」でも建国して独自の教科書で教育するつもりなのか。 その場合、教科書代は高くつくが、慶田盛教育長のポケットマネーで支払うおつもりなのか

ポケットマネーで支払う支払う男気もない慶田盛氏、結局は他人の寄付にお願いするというから開いた口がふさがらない。とんだ人騒がせの男である。(怒)

 

文科省が初めて、採択協議会の選定が有効であると発表した9月15日、慶田盛氏の暴走に堪りかねたのか、同じ竹富町の竹盛洋一教育委員長は、文科省の指導に従うと発言していた。

「発狂3紙」が隠蔽していた竹盛竹富教育委員長の発言を、8月16日付八重山日報は次のように報じている。

「やるべきはことはやった」

指導に従うと竹盛氏

文科省が15日、県教委に対し、採択地区協議会の答申に基づいた教科書採択を求めたことについて、竹富町の竹盛洋一教育委員長は「どうしろという指導があれば従うしかない。やることはやった」と淡々と話した。(略)

一方、慶田盛安三教育長は「協議会の答申には拘束力がない。(文科省の指導は)おかしい。」と、徹底抗戦の意志を露にしていた。(八重山日報 9月16日)

同じ竹富町教育委員会でも竹盛委員長は、文科省の指導に従うと発言しているのに、慶田盛教育長のごり押しで、結局竹富町民は本来無償給付教科書代を他人様の施しで支払う羽目に陥ったのだ。

教科書無償制度が導入されて以来、有償という差別的措置を竹富町民が受ける原因は、単に慶田盛教育長のルール破りであることを竹富町民は肝に銘じるべきである。

今朝の沖縄タイムスは、「教科書調達 寄贈も」と、一時の発狂報道に比べて控え目に報じているが騒動の張本人の慶田盛教育長のコメントはなく、代わって一時は文科省の指導を受けると発言していた竹盛教育委員長のコメントで次のように報じている。

≪仮に寄付金や寄贈品を受取る場合、「どの団体から受けるのがいいのか、寄付金で基金を設定し、公金を使わないシステムがつくれないかーなど、委員会で検討が必要」と述べ具体的な方法を検討する考えを示した。≫(沖縄タイムス 2月16日)

騒動の張本人がノーコメントとは卑怯な話だが、それにしても難儀なことをしでかしてくれたものだ。

これでは寄付金だって「思想調査」をし、「自衛隊を認めるか」、「日米安保を認めるか」などの質問票に答えてもらい、イデオロギーの同じ人の寄付でなければ、騒動の趣旨からいって、受け入れられないだろう。

そう、国の給付ならともかく、個人の寄付で教科書購入では、寄付した人の顔色見ざるを得ない事態に陥るから。

竹富町の父母・保護者に問いたい。

慶田盛教育長個人のイデオロギーに振り回され、子どもたちの「屈辱的な教科書給付」を看過していいのか。

竹富町の子どもたちだけが「他人の施しで教科書給付を受ける」という屈辱的事態からから救うべきではないのか。

それにはどうすればよいのか。

簡単である。

8月23日の八重山採択地区協議会」で選定された教科書を、石垣市、与那国町の子どもたちと同じように採択すれば、国が無償で給付してくれる。

竹富町民は今こそ立ち上がるべきではないのか。

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