狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

ゼロ校時の報酬は不適切 文科省通知 追記あり

2012-05-10 07:23:48 | 未分類

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文末に【追記】があります。

「県教育庁は教育行政に関してもはや指導力は無い。 教育に関して指導しているのはむしろ沖教組だ」

これは約半世紀前、米軍占領下の沖縄で行政主席を務めた松岡政保氏がアンガー高等弁務官に語ったコメントを現在の行政組織に置き換えてみた発言である。

現在の教育行政をつかさどるのは県教委、県教育庁であるが松岡主席がお見通しの通り機能不全を来たし、沖教組の顔色を窺う事に汲々としているのが、八重山教科書問題で暴露されたが、今度は県立高校の「ゼロ校時報酬」問題でも、保護者側の公開質問に答える能力さえ失っている。

半世紀前、琉球政府の松岡政保主席はこういっている。

「琉球政府の教育局は教育行政に関してもはや指導力はありません。教育に関して指導しているのはむしろ教職員会です。」

で、文科省がゼロ校時報酬に関して全国教委に「報酬は不適切」との通知を出した。

今朝の沖縄タイムスは、沖教組と保護者側の板ばさみになりながらも、何とか沖教組を応援したい意図が見え見えの見出しである。

沖縄タイムスら極悪複合体の懲りない面々。

県教委、沖教組を扇動して再度文科省に反乱を起こす気なのか。

まさかね。(笑)

■一面左トップ

ゼロ校時報酬は不適切

文科省見解 全国教委に通知

■社会面トップ

保護者歓迎 高教組は懸念

ゼロ校時報酬 「不適切」通知

受け止め割れる

13県が保護者負担 本紙調査

早朝授業の報酬は不適切 文科省通知

沖縄タイムス  2012年5月9日 18時48分

 文部科学省は9日、早朝授業などで教員が報酬を得るのは不適切との見解を全国の教育委員会に通知した。沖縄県の県立高校が、早朝に授業をした教員にPTA会費で謝礼を払っていたことを受けて対応した。他の高校で同様の事例がないか調べることも求めた。

 不適切としたのは、教科書を使った通常授業と同じような形式の場合や、1時間目の前など勤務時間と区別があいまいなケース。PTAの依頼による土日の特別講習などは容認するが、教育公務員特例法に基づく兼職の届け出が必要とした。

 通知は、校舎整備などに保護者らの負担を求めることも不適切とし、寄付を受ける場合は適正な会計管理と情報公開に努めるよう要請した。(共同通信)

         ☆

今回の文科省の見解は極めて真っ当なものと言えるが、教員側に同情的な極悪複合体やその片割れ達は、問題提起した保護者や有志の会を、掲示板などで「右翼」呼ばわりしたりしたり、政治利用だと貶すことに必死だと聞く。

今回の文科省の見解は、これら極悪複合体とその片割れにとって歯軋りするような結果となった。 

彼らは学力向上のための具体的対案を出さないどころか、ゼロ校時のおかげで塾にいかなくて済んだとか、先生には感謝しているとか、感情論ばかり出していた。

感情に訴えたりレッテル貼りするのは、極悪複合体のいつものパターンだが、彼らの思考にあるのは沖教組支援のイデオロギーのみであり、生徒のことを考えるなど二の次三の次、いや問題にさえしてこなかった。

まさか今回も八重山教科書問題に習って文科省見解に反旗を翻すつもりではないだろうが、仮に文科省見解を受け入れたとしても、これで一件落着、問題が解決したと言うわけには行かない。

いままで届出をしないまま受け取ってきたPTA会費流用の報酬、そして明らかな二重取りについての責任については、お仲間の県教委や沖縄2紙はまだ触れていない。

まさか、お得意のほっかむりで、ウヤムヤにするつもりではないだろう。

もし、県教委や沖縄メディアが関係者に何の処分もなく見て見ぬ振りで通すつもりなら、保護者は「裏給与返還」の提訴をするべきである。

八重山教科書問題で、明らかな法令違反を犯した県教育長を県知事が処分できない理不尽な教育委員会制度について再三問題提起してきた。

橋下徹大阪市長と熾烈なバトルを展開している大阪府委。

陸山英男大阪府教育委員が、橋下氏の「教育改革」に関し、教育委員会制度が内包するこの問題を次のように指摘している。(沖縄タイムス 2012年5月9日)

「問題は教育委員の罷免規定だ。 これまでは首長に教育委員を罷免する権限はなかった。 しかし、条例では首長が主導して設定した教育目標を達成できないと判断されれば、罷免の可能性が出てくる」

そう、教育委員と同様に教育長も罷免できないのが「政治の不介入」を旗印にした現行の教育委員会制度の致命的欠陥である。

かくして県教育庁、県教育委員会などの教育行政機関は、「教育行政の独立性」を盾に県知事の関与を拒否するが、その一方で沖教組の支配を受け、教員の顔色を窺う組織に成り下がってしまった。

半世紀前の松岡主席とアンガー高等弁務官が危惧したとおり、沖縄の教育行政では民主主義は機能停止状態にある。

【おまけ】

先日、県教育庁の不作為にたまりかねた保護者有志が、県教育庁に公開質問を提出したが、これに回答することも出来なかった。

有志質問に「ゼロ回答」 県教委 ゼロ校時問題で八重山日報2012年5月

保護者有志から本件に関しメールが入っているので紹介する。

        ★

 先月提出した保護者有志の会への正式な質問状が4月27日、なんとFAXにて送達されてきました。|
送達の際に、電話等での連絡は一切ございません。

5月1日に、県立学校教育課、長濱副参事に、
「県教育長宛の質問状なのに、個人への回答となっている、それは県教育長名ではなく、長濱さん個人の回答であり、至極不自然な回答です、回答書の送付先、宛名も前もって通知してありましたが?」と質したところ
彼の答えはこうでした。
①この質問状の内容は、これから立ち上げる検討委員会で審議する内容が余りも多いので回答できない。
②4月は業務が多忙で、質問を精査する時間がなかった。
③手書きの個人名で回答した理由は、少しでも早く、回答できないということをお知らせしたかった。
どいうことでした。

次に、ではいつ回答できますか?という質問には
④いつになるか今の時点では判らない。

これでは有志の会への回答にならない、県としてきちんとした回答を指定先に送付すべきでは?
という質問には、この手書きの回答書の不備を認め、詫びたうえで
⑤早急に調べて、本日中に送付させます。
と回答を頂きましたが、5月6日現在、送達がありませんので、この回答書を本日、正式な回答書として
報告させていただきます。
これについては、有志の会全員の同意を得ております。

同時に長濱副参事に「このような回答ではPTA総会で同じ質問が出た場合、返答できず前に進めませんよ」と質すと「そうですね、そうですね」と相槌を打つだけで、具体的な言葉は一切口に出しませんでした。

保護者の疑念や不安解消に積極的に努めない、いまの県の教育行政の姿勢は、まことに残念としかいいようがありません。
県も、学校側も何を守ろうとしているのでしょうか。
子供たちの健全育成、学力向上という言葉は、葵の印籠ではございません。
この問題を、生徒たちのために必要な課外授業の存続に話をすり替え、問題提起した保護者の側が悪いように

誘導することは、問題のすり替えでしかないと思います。
彼らが、ほんとうに守りたいのは何ですか?
生徒の学力向上? それとも既得権益の死守ですか。

私たち有志の会としては、PTA総会を間近に控え、やむにやまれぬ思いをもって、この質問状を提出したのですが、ただ一箇所の回答も頂けないというのは、余りにも誠意がないと感じています。

また、ある高校では、県の通達に反し、1時間3全円の手当て支給を明記したうえでの課外授業の開催を
保護者のほうから依頼してきた、という覚書をPTAに交わさせています。
そもそも、課外授業は先生方が必要性を認めて開催を提起し、実行してきたことであり
それを「保護者からの依頼があったから」という形に持っていくこと自体、保護者からの依頼だから手当てを保護者が負担すべきという、理由作りではないでしょうか。
私たち保護者は、教員ではないので、生徒たちに、どのような講座をどれだけ必要かなんて知る由もありません。
それを「保護者からの依頼で開催」というのは余りにも不自然です。
それなら、全国の高校で行われている課外授業においても、全ての学校で「保護者からの依頼の覚書」が買わされているのか調査すべきでしょう。
北海道札幌在の公立高校PTA会長にお話を伺いましたが、そこでは課外授業をして頂いた先生方に現金を手渡すことなど一切無く、代休などで手当てされているとのこと。
もちろん、講座を開くために「保護者から依頼する覚書」などは存在しないそうです。

1時間3000円の手当て支給について、県はこれを認めてはいないというのですが、その学校の校長先生は「県から指示があった」と仰り、覚書を交わすことを迫ったとのことです。

一貫性のない、いまの教育行政
指導する側、される側が同じ教員であることに、原因があるのではないでしょうか。

回答書の画像を添付しました。

 

【追記】

【おまけ】2

東子さんのコメントの抜粋。

<橋下市長にMBSの女性記者がとんちんかんな質問をあびせている様子。
http://www.youtube.com/watch?v=3OKlJeer0PQ&t=0m45s
彼女の勉強不足もありますが、普通、市長に教育委員を罷免する権限があると思い、あるなら教育委員の指導は市長がすると思っている人が多い。
橋下市長は、↑の動画で、繰り返し繰り返し、市長に権限はないことを述べています。>

 

東子さんの情報で面白い動画と記事に遭遇した。

問題の女性記者は遵法精神など同でもよく、「一律に君が代斉唱を強制」するのが気に食わないだけのイデオロギー女であることは動画を観れば明らか。

それにしてもあれだけボコボコにやられていながら最後に「あの、まあ、これぐらいにしときますけど」には笑わせてもらった。

橋下市長も大阪人らしく「池のメダカか!」と、突っ込みを入れて欲しかった。

 

毎日放送女性記者に大バッシング 「しつこすぎる」「質問になっていない」

 

橋下徹大阪市長が2012年5月8日に行った囲み取材で、MBS(毎日放送、大阪市)の女性記者がしつこく質問し続けて、結局20分以上を費やすことになってしまった。

その場面の動画が公開されると女性記者に対し「態度があまりに幼稚」「しつこすぎる」などとネットで大バッシングが起こった。

市長が問いかけると「質問しているのは私です」

MBSが公立学校の校長に行ったアンケート結果の感想を女性記者が橋下市長に質問したことがきっかけ。教員が歌ったかどうかの口元チェックは過半数がやりすぎだと考えているため、「起立」と「斉唱」は分けて考えるべきではないか、などと質問した。

橋下市長は、なぜ分けて考えるのか、学校の音楽の授業と同じように立っただけで歌わないとしたら成績は付けられない、と反論した。しかし、女性記者は「答えてください」と一方的に質問を続けた。橋下市長は記者に対し、「条例の命令主体と、命令対象者は誰なのか答えて欲しい。そういう原理原則がわかっていない質問には答えられない。答えられないならココに来るな」

などと逆襲。これに対し記者は、

「質問しているのは私です」

と返した。

橋下市長は、この記者はトンチンカンな質問を繰り返しているし、本当にこの記者は市政担当記者なのか、と訊ねた。すると、MBSの同僚と思われる男性記者がこうフォローした。

「よく取材をして回っている(記者)のですが、質問の仕方に問題があったのかもしれません」

これで収まるのかと思われたが、女性記者はそれでも質問をやめず最後に、

「あの、まあ、これぐらいにしときますけど」

とまるで勝利宣言のような発言をした。

「11日夕方放送のVOICEを見て欲しい」とMBS広報

これには橋下市長もキレ、

「国歌を歌いたくない人、トンチンカンな質問をする人も採用してくれるから、そんな人たちはみんな、MBSに行ったらいいですよ!」

などと批判した。

ネットではこの記者に対するバッシングが異常に盛り上がっていて、掲示板「2ちゃんねる」でも数十もの関連スレッドが立つ「祭り」に発展している。

「橋下に速攻で論破されたにも関わらず、偏った思想でそれでもひつこく食い下がるこの女が悪いんだろ」
「こんなのがいい加減な記事出してるんだな。元弁護士の橋下と記者じゃ、おつむの差がありすぎて話がかみ合わないだろ」
「女性記者よ、国歌を歌うのに突っかかるのは、 あなたの、個人的な、反日思想からだろ。しょーもない」

といった書き込みが出ている。

MBSにもこの女性記者に対する賛否両論が数多く寄せられているという。MBS広報は、この女性記者はニュース番組VOICE(ヴォイス)の担当記者で、5月11日午後6時15分放送分で大阪市の国歌起立斉唱義務問題の特集をするために取材に入った、と説明した。その中で使用する橋下市長のコメントが必要で必死に食い下がったのだろう、ということだった。今回、視聴者から寄せられた意見は真摯に受け止める、としながらも、

「あくまで私たちの勝負の場所は番組ですので、ぜひVOICEの特集を見てもらい、またそれから様々な意見をいただけると嬉しい」

と話している。

 

■「沖縄県祖国復帰40周年記念大会」■

日時 5月12日(土)13時30分~
会場 宜野湾市民会館(宜野湾市役所隣)

500円(学生以下無料

オープニング
・琉球舞踊「かぎやで風」(4分程度)
 佐喜眞恭子(佐喜眞市長の妹様 ほか数名)

・地元・平安幼稚園園児による詩吟・素読(5分程度)

第一部
実行委員長挨拶(5分程度)
中地昌平(沖縄県工業連合会顧問 日本会議沖縄県本部会長)

メッセージ 
仲井真弘多(沖縄県知事)

来賓祝辞 (3分程度の短い挨拶)

平沼赳夫(たちあがれ日本代表)
・三好達(元最高裁判所長官  日本会議会長)
・佐喜真淳(宜野湾市長・・・27年ぶりに革新市政を倒す)
・宜保晴毅(豊見城市長・・・若手保守市長)

・復帰運動体験者より提言
 又吉康勇(元嘉手納村PTA会長 「沖縄子供を守る父母の会」副会長)

・未来を担う「復帰っ子」より提言
 宮平貴裕(日本青年会議所(JC)沖縄地区協議会 会長)

・決議採択(地元大学生2名)

第二部

「我が祖国チベットと沖縄」(15分)
ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学教授・ブータン国王来日時通訳)

「日本人の誇り~沖縄県祖国復帰40周年を迎えて~」(40分)
特別ゲスト 津川雅彦(俳優)
津川氏はTBSドラマで佐藤栄作総理を演じ、祖国復帰に関心を持たれています。

フィナーレ
「ミルクムナリ」
「風の結人」
「ゆいとーま」
 琉球國祭り太鼓×日出克
日出克ライブ

沖縄が生んだ天才アーティスト日出克が歌い、琉球國祭り太鼓が舞い、祖国復帰40周年を祝います。

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