狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

続・無知を晒す琉球新報

2013-01-13 07:29:59 | 従軍慰安婦

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「慰安婦問題」については先輩ブログ等が散々論じ尽くしており、既に結論が出ている問題。

いまさら拙ブログがしゃしゃり出て論ずるまでもないと考えていた。

ところが沖縄では絶大な影響力を持つ琉球新報が、社説で己の無知を恥とも思わず嘘八百の歴史捏造を披瀝するとあって看過できず、あえて議論に参加した。

涼太さんが図解(写真)つきの分かり易いサイトをリンクして下さったので参照して頂きたい。

ついでだから筆者は別の視点から今しばらく「慰安婦問題」を論じてみたい。

■涼太さんのコメント

嘘捏造は、どんなに旨く立ち回っても必ず矛盾を晒します。そこを検証すれば必ず破綻します。
南京虐殺、従軍慰安婦、集団自決問題などももうほとんど論理が破綻しています。
沖縄と日本本土の間には東シナ海があり独特の世論形成がしやすいのかも知れません。
例えば現代において鹿児島県の人が「オール鹿児島対オール日本」とか表現はしません。俺達が沖縄の法律だと傲慢な人たちが育ちやすい土壌ではあります。

>>http://makizushi33.ninja-web.net/

 慰安婦問題は集団自決問題とも共通点を持つ。

2007年、文科省の高校歴史教科書に関する検定意見が発表された。 

検定意見は、これまで記載されていた「集団自決は軍命による」という記述を削除せようもの。

これに反発した沖縄2紙が「検定意見撤回」の大キャンペーンを張り、沖縄中が「検定意見撤回」で沸き立った。(ように見えた)

ところがほとんどの県民は新聞の過激な見出しに惑わされ、問題の本質を誤解させられていた。

その年の9月29日に行なわれた「検定意見撤回を要請する『11万人集会』」に参加した県民のほとんどが、文科省の検定意見は「集団自決の記述そのもの削除」だと誤解していた。

それまで沖縄とは無関係と思われていた佐藤優氏までが、自分の母親が沖縄出身であることを「売り」に集団自決論争に加わり、沖縄で講演会などをした。

が、その佐藤氏は「集団自決の削除は歴史の捏造」などと発言し、トンチンカンな意見を新聞に載せた。

当時は佐藤氏ほどの著名人までもが問題の本質を見誤っていた。 にわか仕込みで集団自決に言及したため、新聞記事をなぞった程度の薄っぺらな知識で講演などするから恥を晒すことになる。 事ほど左様に当時の沖縄2紙の印象操作は度を越していた。

ちなみに佐藤氏は沖縄の集団自決に関し、犬猿の中の小林よしのり氏とバトルを展開するかと思われたが、集団自決に関しては新参者の佐藤氏より数段造詣が深いと思われる小林よしの氏が相手では分が悪いとでも判断したのか敵前逃亡した。

小林氏の勝である。

2007年連日集団自決の生き証人として、新聞に登場する証言者の証言は、悲惨な沖縄戦の証言者ではあっても、「集団自決は軍が命令である」と証言する証人は皆無であった。

当時の県議会の仲里議長までもが「日本兵に毒おにぎりを食べさせられそうになった」などの大嘘をつき、これをメディアが「残虐非道な日本軍」の象徴として大きく報道する有様であった。

ここで改めて言うまでもないことだが、長年論争されている「集団自決問題」の論点は「集団自決の有無」ではなく、集団自決における「軍命の有無」である。

ここで突然「慰安婦問題」に話題を転じるが「慰安婦問題」の論点は「慰安婦が存在したかどうか」ではない。

唯一の争点は慰安婦が本人の意志に反して「強制連行」されたかどうかの一点にある

つまり「従軍慰安婦の存在の有無」である。

「従軍慰安婦」なるものが存在しなかったことは結論が出ている。

だが、一旦一人歩きした誤報を元に戻すのは至難の業。

ニューヨークタイムズ元旦号が慰安婦のことを「性奴隷」と書き、安倍首相を罵倒したことは昨日書いたが、筆者の友人の中にも教科書で習った「女子挺身隊」の存在を以って「従軍慰安婦」の証拠だと信じて疑わない人もいるくらいだ。

クズ新聞とはいえその影響力たるや恐るべしである。(沖縄2紙の論調は「従軍慰安婦」の存在を認めている)

そしてまた琉球新報が社説で垂れ流した「従軍慰安婦」という大嘘が沖縄中を拡散していくことを考えると沖縄2紙の犯した罪は限りなく大きい。

最近では学校で、「オスプレイ」と言えば「こわーい!」とオーバーにリアクションするのが流行りという。

「集団自決」そのものを削除されたと誤解した県民と同じ構図である。

新聞のデタラメな「オスプレイ欠陥機説」が県民を混乱に陥れている元凶である。

しつこいようだが、最後にもう一度「慰安婦問題」を整理しておく。

当時、売春婦のことを「慰安婦」と呼称したことは事実だが、「従軍慰安婦」なるものは存在しなかった。

「従軍慰安婦」という言葉自体が戦後、虚言師・吉田清治氏と嘘つき新聞・朝日新聞が合作した造語であり、その朝日自身が現在ではこの「従軍慰安婦」という捏造のシンボルを使用していない。

「慰安婦」の存在や軍が利用した点を挙げ、これを人権無視の「残虐非道な日本軍」の象徴として批判する婦人団体もあるが、これは「過去の歴史を現代の視点で見る」という大愚を犯しており、まともな議論の対象にはならない。

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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