一昨日の講演会・お疲れ様でした。 お陰様で楽しい時間を過ごさせて頂きました。 本日、鰻の記事が出て来て少々びっくりしましたが、楽しく拝見、「琉球新報社」の記事だったんですね。 数日前、家内が「近くに鰻の店があるよ」と言ったもんで、ええって事で「ユニオン」に買い物のついでに寄り道して覗いてきました。丁度、講演会に出向く前にタイミングよく食することが出来ました。 以前、ご紹介した、那覇・市場本通りにある「鰻の店・ぼんぼん」は上等だったのですが、最近味がおちた?(中国産になったのかなー?)ので、躊躇していた所だったので、味見がてら、これ幸いと「成瀬」に出向いた次第です。 松・竹・梅の竹を頼んで、待つこと20分、記事通りの膳が出てきました。けっこうボリュウムもあり喰いごたえあります、味の方も「クチコミ」通りで80点以上の美味さで、お美味しくパクついてきました。竹でもボリュウムがあり・梅でも好かったかなと、思ったりしました、、、 ここは、鰻の松竹梅の三種類しかメニューが無く、うちの家内は鰻は食べきれなくて付き合い出来ないので困りますが、江崎さんの奥様が鰻好きであれば好いのですが、、、 この店の裏にケーキの美味しい・名店「キングス・ベーカリー(復帰前からの評判のケーキ屋)」が有りますのでお帰りの際には、デザートとしてお土産にベターかと、、、 この鰻料理、テイクアウトも可能ですが、鰻はやはり焼き立てが美味いので、ここでご「一緒して一献傾けられたらいいな――」と、思いおりますが如何でしょうか? 店の入り口にはスロープもあり・テーブルもデカイので、楽に入れ過ごせると思います。 国道330から西原インターで高速に入りー豊見城で高速を降り・ユニオンの駐車場まで5分・貴家から計20分程で到着できそーです。ここユニオンの駐車場に駐車するのがベターです、店のは狭いです。 謝謝・多謝・再会 江崎様へ・ 糸満の瀬良垣譲二より
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作家 江崎孝氏 沖縄で講演
沖縄県の本紙読者会「世日フォーラム」などでつくる「日本と 沖縄の未来を考えるセミナー」が26日、浦添市内で開かれ、 沖縄の人気政治ブログ「狼魔人日記」管理人で、作家の江崎孝氏が「復帰52周年の沖縄の課題と展望」と題して講演した。
江崎氏は太平洋戦争における沖縄戦で、 慶良間諸島で起きた「集団自決」を、 渡嘉敷島などの守備隊長による「軍命」だったと主張する『鉄の暴風』(1950年、 沖縄タイムス社編・朝日新聞社刊)を根拠とする論調が、いまだ県内に根強く残っている現状について、「地元紙に責任がある」と主張した。
『鉄の暴風』の著者の一人、太田良博記者が「現地にも行かず、極めて短時間で書き上げている」ことを問題視し、「電話やSNSが無い時代に、(現地取材なしで)あれだけ膨大な情報を書けるはずがない」と内容の信憑(しんぴょう)性に疑問を投げかけ、同著を根拠に地元紙が「誤った歴史認識を発信し続けている」と危機感を示した。
講演に先立ち、後援団体・ 沖縄総合戦略研究所の竹林春夫代表は「国際情勢が不安定な中、地政学的に 沖縄はとても重要な位置にある。 沖縄県民が正しい世論を形成していかなければならない」とあいさつ。
世日フォーラム沖縄の當山正範理事は「『鉄の暴風』が米国統治下で発刊できた背後には、 沖縄を永続的に統治しようと目論(もくろ)む米側の分断工作があった」と語った。
【視点】県議選 玉城県政への信任投票
沖縄県議選は6月7日告示、同16日投開票される。13選挙区で48議席が争われ、沖縄本島では続々と予定候補者の事務所が設置されるなど、前哨戦が激化している。石垣市区は定数2に2人が立候補を表明しており、無投票となる公算だ。 県議選で最大の争点は玉城デニー県政に対する評価だ。現在の勢力図は与党と野党・中立が同数で、採決に加わらない議長を野党側が出しているため、1議席差で与党が優位に立つ。 県議会では、玉城県政が提出した予算案などを巡って与野党が対立する場面が多い。与党多数のため、これまで県の提案が否決されることはほぼなかった。 県議選で与党が多数を維持すれば、玉城知事は県議会の後ろ盾を得て、米軍普天間飛行場の辺野古移設反対など、さまざまな政策を従来通り推進できる。 野党側が多数を確保すれば、今後、玉城知事の重要政策が議会で否決される場面も十分に想定される。残り2年の任期を残し、知事は「死に体」に近い状況に追い込まれる可能性すらある。つまり事実上、県議選は玉城県政に対する信任投票の様相を呈している。 玉城県政は、辺野古移設をはじめとする安全保障政策で自公政権と厳しく対立している。政府とのすれ違いは、沖縄振興策にも影を落としているとされる。こうした現状を有権者がどう評価するかがポイントになりそうだ。 与党の予定候補者は、沖縄で進む自衛隊の強化など、いわゆる「南西シフト」に極めて批判的であることも注目される。 玉城知事は、うるま市で防衛省の自衛隊訓練場施設建設計画が断念に追い込まれたことを追い風に、県内でこれ以上の自衛隊施設新設を認めない姿勢を示した。これを受け与党の各予定候補者は、日本の抑止力に歯止めを掛けることで、近隣諸国との平和外交を推進する政策を前面に掲げている。 一方、野党の予定候補者は自公政権と連携した経済振興策を中心に打ち出す。ただ自民党の「裏金」問題で岸田政権に対する国民の視線が厳しさを増しており、沖縄でも自民党に対する逆風が強まっているとの見方がある。 与野党とも県議選を2年後の知事選に向けた試金石と位置付けており、特に自民党は悲願の県政奪還に向けた第一歩として県議選を重視する。 沖縄は安全保障問題で全国的にもクローズアップされる機会が多い。県議選の結果は沖縄にとどまらず、日本全国の安全保障や外交にも波及する性質を持つ。 八重山では保革が2議席を分け合う構図が長年定着し、2020年の前回県議選に続いて今回も無投票となる見込みだ。 離島振興や「特定利用空港・港湾」指定の是非など、論議すべき重要テーマは目白押しだが、選挙ムードは低調で盛り上がりを欠く。 強いて言えば、無投票にも政治の安定化や有権者の分断回避といったメリットがないわけではない。 だが毎回のように無投票が続いていては政治のマンネリ化は避けられない。八重山から県政に通用する新たな人材の輩出もできなくなる。政治も経済も競争の原理こそ最重要である。
読者の皆様には大変ご心配おかけしましたが、念願の拙著『沖縄「集団自決」の大ウソ』(第2刷)が完成いたしました。
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『沖縄「集団自決」の大ウソ』、好評発売中です。
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江崎 孝
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新聞「アイデンティティ」2月1日号に拙稿「沖縄を歪めた沖縄戦後史の大ウソ」が掲載されました。
沖縄を歪めた戦後史の大ウソ
~『沖縄「集団自決」の大ウソ』~発刊をめぐり~
江崎 孝 (ブロガー:「狼魔人日記」管理人)
沖縄の祖国復帰以来、約半世紀経過した。 だが現在も沖縄には、二つのタブーがある。「米軍基地問題」と「沖縄戦」だ。
そこで、本稿では、8年前の「集団自決」を巡る最高裁判決で被告の大江健三郎・岩波書店側が勝訴して以来、一件落着と思われている沖縄戦の「集団自決」問題について検証して見る。
大江健三郎・岩波書店「集団自決裁判」(以後、大江・岩波訴訟)とは、元沖縄戦戦隊長および遺族が、大江健三郎・岩波書店を名誉毀損で訴えた裁判のことである。
沖縄戦の集団自決について、事実関係はこうだ。
大江健三郎(岩波書店:1970年)の著書『沖縄ノート』に、当時の座間味島での日本軍指揮官梅澤裕元少佐および渡嘉敷島での指揮官赤松嘉次元大尉が住民に自決を強いたと記述され、名誉を毀損したとして梅澤裕氏および赤松秀一氏(赤松嘉次の弟)が、名誉毀損による損害賠償、出版差し止め、謝罪広告の掲載を求めて訴訟を起こした。本訴訟は最高裁に縺れ込んだが結局、2011年4月21日、最高裁は上告を却下。被告大江側の勝訴が確定した。
■沖縄タイムスの印象操作
沖縄には約20数年前の最高裁判決を盾に巧みに印象操作し続けている新聞がある。 その新聞こそ、「集団自決軍命説」の発端となった『鉄の暴風』の出版元沖縄タイムスである。
印象操作報道の一例として、2023年5月29日付沖縄タイムスは大江・岩波「集団自決」訴訟の最高裁判決について次のように報じている。
《沖縄戦時に慶良間諸島にいた日本軍の元戦隊長と遺族らが当時、住民に「集団自決」するよう命令はしていないとして、住民に命令を出したとする『沖縄ノート』などの本を出版した岩波書店と著者の大江健三郎さんに対する「集団自決」訴訟を大阪地方裁判所に起こした。国が07年の教科書検定で、日本軍により「自決」を強制されたという表現を削らせきっかけになる。11年4月に最高裁への訴えが退けられ、元戦隊長側の主張が認められないことに決まった。(敗訴が確定)》
沖縄タイムスの主張を要約すれば、「『集団自決』は軍の命令ではないと主張する元軍人側の主張は、最高裁で否定され、被告大江・岩波側の『集団自決は軍命による』という主張が最高裁で確定した」ということだ。
だが、事実は違う。
沖縄タイムスは、戦後5年米軍票から米ドルに通貨を切り替えるという米軍提供の特ダネと交換条件で、1950年に米軍の広報紙として発行された。
以後同紙編著の『鉄の暴風』は沖縄戦のバイブルとされ、同書を出典として数え切れない引用や孫引き本が出版され続けてきた。
しかし残念ながら元軍人らによる大江岩波集団自決訴訟は敗訴が確定し、集団自決問題は国民・県民の記憶から遠ざかりつつある。
このように、大江岩波訴訟で被告大江岩波側の勝訴が確定し国民の「集団自決」問題が一件落着した思われている今年の9月、筆者は『沖縄「集団自決」の大嘘』と題する書籍を出版した。
さて、すでに決着済みと思われている沖縄戦「集団自決問題」に今さら本書を世に問う理由は何か。
その訳を述べよう。
確かに沖縄の集団自決問題は大江岩波訴訟の結果すでに決着済みと思われている。
この現実を見たら、多くの国民や沖縄県民は、集団自決論争は終焉したと考えても不思議ではない。
だが、岩波大江訴訟で確定したのは、「軍命の有無」ではない。最高裁判決は大江健三郎と岩波書店に対する名誉棄損の「損害賠償請求の免責」という極めて平凡な民事訴訟の勝訴に過ぎない。
肝心の「軍命の有無」については、一審、二審を通じて被告大江側が「両隊長が軍命を出した」と立証することはできなかった。
その意味では原告梅澤、松ら両隊長の汚名は雪がれたことになる。しかし沖縄タイムス等反日勢力は問題をすり替え、あたかも両隊長の「軍命」が確定したかのように、次の目標として「軍命の教科書記載」を目論み、あくまでも日本を貶める魂胆だ。
ほとんどの国民が集団自決問題を忘れた頃の2022年7月10日付沖縄タイムスは、こんな記事を掲載している。
《「軍命」記述を議論 9・29実現させる会 教科書巡り、2022年7月10日
沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」を巡り、歴史教科書への「軍強制」記述の復活を求める「9・29県民大会決議を実現させる会」(仲西春雅会長)の定例会合が4日、那覇市の教育福祉会館であった。3月の検定で国語の教科書に「日本軍の強制」の明記がされたことについて意見を交換。社会科の教科書で記述の復活がないことから、今後も活動を継続していく意見が相次いだ。》
■歴史は「県民大会」が決めるものではない
『沖縄「集団自決」の大ウソ』を世に問う第一の目的は、沖縄タイムス編著の『鉄の暴風』が歪曲した沖縄戦歴史を正し、「残酷非道な日本軍」を喧伝する沖縄タイム史観の教科書記述を阻止することである。最高裁による確定後、歴史の是正を巡る状況はさらに新たな展開があった。
『鉄の暴風』が主張する「軍命論」を粉砕する決定的証拠が出てきたのだ。 仮にこの証拠が大江岩波訴訟の前に登場していたら、裁判の判決も逆だった可能性すらある。
これまで「軍命論争」には、「手りゅう弾説」~大江健三郎の「タテの構造説」など数多くの証拠、証言が論じられた。その中で「援護法による軍命説」は、法廷では一つの推論に過ぎず決定的ではないと言われ、証拠として採用されなかった。
■「援護法のカラクリ」が暴く軍命の大ウソ
「戦闘参加者概況表」(裏の手引書)
ところが「援護法と軍命のカラクリ」を一番熟知する沖縄戦遺族会から決定的証拠を提供していただいた。 「軍命が捏造であることを示す」県発行の「戦闘参加者概況表」(裏の手引書)である。
この証拠を事前に入手していた「軍命派」の研究者達が、「軍命を捏造した」と白状し、さらに証拠の捏造に「恥を感じる」とまで言い切っている。これ以上の決着はないだろう。この一件こそが本書を世に問う最大の目的である。
次に「『沖縄集団自決』の大ウソ」を出版するもう一つの目的を述べておこう。
本書に収録の記事のほとんどは、約20年間ブログ『狼魔人日記』で書き綴った記事を編集したものである。だが、何事にも終りがある。
ブログ『狼魔人日記』の継続に終りが来た時、収録されて記事は広いネット空間に放り出される。 そして、そのほとんどが人の眼に触れる機会もないだろう。
古来、歴史とは文字に書かれ事物・事象が歴史として刻まれるという。 その伝で言えば、ネット上の記録など歴史としては一顧だにされないだろう。
ネット上の記録を紙に書いた記録にする。これが本書出版のもう一つの目的である。
誤った歴史が教科書に載ることはあってはならない。読者の皆様は印象操作に惑わされず、事実を追求して欲しい。拙著がその一助になることを願っている。完
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