国連人権理事会の「表現の自由」に関する特別報告者、デービッド・ケイ氏は12日、スイス・ジュネーブの同理事会での報告で、日本政府による報道機関への圧力や、歴史問題を議論する環境などについて強い懸念を表明した。ケイ氏の一方的な解釈に満ちた報告は、日本政府の反論にもかかわらず、事実として国際社会に拡散される可能性が高い。国連の活動に多額の資金を投じながら「嘘」をまかれ、国益を毀損(きそん)され続ける構図となる。(ジュネーブ 原川貴郎)
「特に懸念しているのは、日本政府当局からのメディアに対する直接的、間接的な圧力、一部の歴史問題における限定的な言論空間、安全保障分野に関する情報へのアクセス制限だ」
ケイ氏は途中で原稿から目を離し、予定稿にはない発言を行った。放送法や記者クラブ制度、学校教科書の慰安婦問題の取り扱いなどにも言及した。
日本やタジキスタン、トルコに関する報告や質疑は約2時間続き、日本人記者団の取材に対応した後のケイ氏は、NPO法人「ヒューマンライツ・ナウ」の伊藤和子事務局長のもとに行って、親しげにあいさつのハグをした。伊藤氏は昨年4月のケイ氏の訪日調査前、放送法に関する情報を提供した人物だ。その伊藤氏は、13日の理事会で非政府組織(NGO)の立場で「日本政府が特別報告者の声を無視し、敵対的であることを強く懸念する」と発言した。韓国政府代表団も、ケイ氏が学校教科書での慰安婦問題の扱いに言及したことに関し、「日本政府が特別報告者の勧告に特別の注意を払うことを望む」と述べた。これらの発言に日本政府は反論した。
特別報告者は、国連人権理事会に任命され、国連とは独立した個人の資格で活動している。表現の自由のほか拉致問題やプライバシー権などを対象に、今年3月時点で計39人が任命されている。活動にはNGOなどの存在が欠かせない。
このため、日本では1980年代から国連を使って政府に圧力をかけようとする弁護士らによる働きかけの対象となった。以来、構築されたネットワークは健在で、特別報告者はこうした人脈に依存して調査している。
特別報告者の主張は、グテレス国連事務総長が安倍晋三首相に語ったとおり、「必ずしも国連の総意を反映するものではない」。しかし、一部の活動家や弁護士らは国連のお墨付きを得たとして拡散する。96年に特別報告者のクマラスワミ氏が出した、慰安婦を性奴隷と位置づける報告書がその一例で、ずさんな調査に基づいたものであることが判明している。
ケイ氏は今回の報告で、沖縄における反米軍基地運動に関するデモ規制を問題視した。だが、きちんとした調査は行われていなかった可能性が高い。ジュネーブでケイ氏を直撃した沖縄県名護市出身の専門チャンネルキャスター、我那覇真子氏はフェイスブックにこう書き込んだ。
「(ケイ氏は)僕のレポートは沖縄がメインではなく、一部に過ぎない−と前置きをして今回の調査では沖縄に行っていないし、これからも行く予定はないと答えていました」
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国連を舞台に繰り広げられた山城被告と「国連詐欺師」集団vs我那覇真子さんのバトルは、15日予定の山城被告の「国連演説」を待たずに我那覇さんの圧勝に終わった。
同時に沖縄2紙vs八重山日報の報道合戦も八重山日報の圧勝で終わりつつある。
山城被告の「演説」の前に我那覇さんが行った「出鼻くじき作戦」が効を奏したことになる。
先ず本日(15日)の八重山日報の国連関連見出しを紹介しよう。
■八重山日報 一面トップ (ほぼ一面の全面)
「人権脅かす」反基地派批判
我那覇さん国連で演説
被害者装った「加害者」
シンポで反基地派を批判
国連で反撃ののろし
反基地派の出鼻くじく
八重山日報は一面のほぼ全面を使って、我那覇さんの演説を報道。
一面の冒頭部分記事を紹介しよう。
【スイス・ジュネーブ】国連人権理事会で14日、我那覇真子さんが演説し、基地反対運動で起訴され保釈中の山城博治被告にたいして「彼こそ人権と表現の自由を脅かしている張本人です」と名指しで批判した。 山城被告は15日に人権理事会で演説し、日本政府が表現の自由を侵害していると訴える。国際社会に向け、基地反対派と批判勢力による「言論戦」の火蓋が切られた。
・・・我那覇さんは、15日に国連で演説する予定の山城博治被告について「彼は平和と人権を主張しながら、中国の沖縄に対する侵略行為にひと言も抗議しない。本当の平和を求めるのであれば、本来は軍事的挑発をしている中国に抗議すべきだ」と指摘。 反基地派の狙いは在沖米軍の撤退だとした上で「これの国連が利用されたとするなら、国連の名誉と信頼は大きく傷つけられる」と警告した。
八重山日報は、我那覇さんの演説の紹介で、結果的に国連を悪用して日本を貶める山城被告ら売国奴の出鼻をくじく報道をした。
一方の沖縄タイムスは一面の下部と第二社会面最下部に次の見出しで報道。
山城被告の「演説」の前に、出鼻をくじかれた感の沖縄タイムス記者。
負け犬の遠吠えの感を否めない。(涙)
■沖 産経新聞2017.6.15 07:14更新
国連人権理事会が開催されているスイス・ジュネーブで13日夜(日本時間14日未明)、沖縄の真実を伝える活動を続けている沖縄県名護市の専門チャンネルキャスター、我那覇真子氏らが、沖縄の言論状況などをテーマしたシンポジウムを開いた。内外のジャーナリストら約20人が参加し、活発な意見交換が行われた。
我那覇氏は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の反対派リーダー、山城博治被告=傷害などの罪で起訴、保釈=が15日に人権理事会で演説することに関し、「被害者のふりをしている人たちが、実際は加害者であるという真実をぜひ知っていただきたい」と述べた。地元メディアの偏向報道で、沖縄の世論がミスリードされているとも説明した。
パネリストの一人で農園などを経営する依田啓示氏=沖縄県東村在住=は、米軍北部訓練場のヘリパッド移設工事をめぐる反対派の妨害活動の実態を説明した。反対派が工事妨害するために展開する道路上の「検問」によって、地元住民が平穏な生活を脅かされ、プライバシーなど人権を侵害されていると報告した。
山城氏とそのグループの過激な言動を説明する資料として、山城氏らが沖縄防衛局職員に暴行する場面や、米軍関係者の車を取り囲み「米軍、死ね」と繰り返し絶叫する場面の動画が上映されると、参加者らは一様に顔をこわばらせた。
シンポジウムではこのほか、長崎純心大の石井望准教授が、18世紀のフランスの地図など史料を紹介しながら、中国による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権主張に根拠がないことを説明した。
我那覇氏は、国連人権委員会の特別報告者のデービッド・ケイ氏が、沖縄を訪れることなく、沖縄での反基地運動について報告していたことも報告した。
質疑応答では、フランス在住のジャーナリストが「沖縄を訪れずにリポートを書き、人権理事会で報告するなんて…。ジャーナリストとしてどう理解してよいか分からない」とケイ氏の姿勢を疑問視した。
■
「凶悪犯・山城被告が国連で晒し者」。
今朝の沖縄タイムスは「共謀罪」法が成立したことで、合計六面を使って大発狂!
下手すると自社の記者も「共謀罪」の対象になりかねないから発狂するのも当然だが・・・。(爆)
本来なら一面トップか社会面トップを飾るはずだった山城被告の「国連演説」は六面に押しやられていた。(涙)
山城議長 国連で声明
反基地抗議の市民 政府が弾圧
人権侵害 理事会で訴え
事前に前宣伝を繰り返し、エース記者の阿部岳記者をジュネーブまで派遣した割には寂しい記事だ。
山城被告の出発まで報道する念の入れようだった。
沖縄タイムス 2017年6月14日 11:05
スイス・ジュネーブで開かれている国連人権理事会で演説するため、沖縄平和運動センターの山城博治議長ら…
おまけに我那覇真子さんが前日、山城被告の正体を「刑事被告人」であると暴露するスピーチをしており、その後に山城被告が「人権や表現の自由の弾圧」を訴えてもまともな人ならシラけた気持ちで聞いただろう。(涙)
「出鼻くじき作戦」の大成功である。
凶悪犯。山城被告が国連で恥さらしの巻である。(文末動画参照)
八重山日報は引き続き一面トップで報じているが中国語通訳に誤訳があったとようだ。
■一面トップ
国内報道は「歪曲」
中国語通訳に疑問も
国連訪問の石井望氏
反基地運動に政府が圧力
人権理で山城議長が演説
産経新聞が援護射撃の報道をしているので紹介しよう。
6/16(金) 1:11配信
【ジュネーブ=原川貴郎】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の反対派リーダーで、沖縄平和運動センター議長の山城博治被告(64)=傷害などの罪で起訴、保釈=は15日、スイス・ジュネーブで開催中の国連人権理事会で英語で演説し、沖縄での反基地運動をめぐり「日本政府は市民を弾圧し、暴力的に排除するために大規模な警察力を沖縄に派遣した」などと訴えた。
山城被告は「沖縄における米軍基地による人権侵害に対し平和的な抗議運動を行っている山城博治です」と自己紹介し、微罪で逮捕され、勾留が5カ月に及んだことなどを説明した。
「自供と抗議運動からの離脱を迫られた。当局による明らかな人権侵害だ」とも主張し、「日本政府が人権侵害をやめ、新しい軍事基地建設に反対する沖縄の人々の民意を尊重することを求める」と語った。
☆
>沖縄平和運動センター議長の山城博治被告(64)=傷害などの罪で起訴、保釈=は15日、スイス・ジュネーブで開催中の国連人権理事会で英語で演説し、沖縄での反基地運動をめぐり「日本政府は市民を弾圧し、暴力的に排除するために大規模な警察力を沖縄に派遣した」などと訴えた。
>山城被告は「沖縄における米軍基地による人権侵害に対し平和的な抗議運動を行っている山城博治です」と自己紹介し、微罪で逮捕され、勾留が5カ月に及んだことなどを説明した。
事前の報道では山城被告は「人権や表現の自由の弾圧を受けている」と訴えるはずだったが、我那覇さんに「刑事被告人」の立場を暴露され、保釈中の身でありながら「国連で訴える自由」があるのに「表現の自由の弾圧」とはいえなかったのだろうか。お気の毒様。
また山城被告が、暴力や傷害罪・器物損壊などで逮捕・起訴されている凶悪犯であることを我那覇さんに暴露された後では、いくら「クルサリンドー山城」でも「平和活動家」などと自称せざるを得なかったのか。
さすがに「平和活動家」と自称するほど面の皮は厚くなかったのだろう。
折角、沖縄タイムスは山城被告を「反基地抗議の市民」と紹介してくれているのに・・・。
それにしても「平和的活動家」・・・・ウーン、初めて聞く文言だが、山城被告が帰沖後は「クルサリンドー山城」に代わって「平和的活動家」が山城被告の代名詞になるかも。
【おまけ】
2017.6.16 07:16更新
城博治被告の国連での演説全文
私は沖縄における米軍基地による人権侵害に対し、平和的な抗議運動を行っている山城博治です。
日米両政府は沖縄の人々の強い反対にもかかわらず、新たな軍事基地を沖縄に建設しようとしています。市民は沖縄の軍事化に反対して毎日抗議活動を行っています。日本政府はその市民を弾圧し、暴力的に排除するために大規模な警察力を沖縄に派遣しました。
私は抗議活動の最中、微罪で逮捕され、その後、2回さかのぼって逮捕されました。勾留は5カ月間にも及びました。面談は弁護士以外との接見を一切禁じられ、家族とも会うことを許されませんでした。私は自供と抗議運動からの離脱を迫られました。これらは当局による明らかな人権侵害です。
しかし私も沖縄県民もこのような弾圧に屈しません。私は日本政府が人権侵害をやめ、沖縄の人々の民意を尊重することを求めます。(共同)
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下は産経新聞で我那覇さんの記者会見の模様を紹介する。
6/16(金) 19:19配信
「琉球新報、沖縄タイムスをただす県民・国民の会」代表運営委員で、専門チャンネルキャスター、我那覇真子さん(27)が今月14日にスイス・ジュネーブで開催された国連人権理事会で行ったスピーチの報告を16日、東京・内幸町の日本記者クラブで行った。
我那覇さんは国連で、沖縄平和運動センター議長の山城博治被告(64)が国連人権理事会で「(自分の逮捕は)当局の人権侵害で、抗議行動からの離脱を迫られた」と演説したことについて、「国連を左翼は反日に利用している」と激しく批判した。
山城被告と我那覇さんはともに国連人権理事会から45秒ずつ、英語でスピーチする時間を与えられた。
我那覇さんは山城被告について「威力業務妨害、公務執行妨害、不法侵入、傷害など複数の犯罪で逮捕され、現在保釈中。日本政府が人権と表現の自由を脅かしていると演説しても、それは真実ではない」などとスピーチしたと説明。「沖縄は地政学上、重要な場所であり、反日勢力は沖縄の武装解除を目指している」と述べた。
我那覇さんは「暴行現場を見て驚いた。こんな自由に話せる国はない」「実際に粗暴犯として逮捕されているのに、何が言論弾圧なのか」と相次いで出席者から言われたと回想し、「人権理事会では弾圧例として、200人が拉致され、レイプされ行方不明だとか、鎖につながれていたが命からがら逃げてきた、などの例が紹介され、山城被告が言う人権弾圧とは次元が違う」と主張した。
パキスタンからの出席者に「なぜ山城(被告)は日本から出られたのか」と問われたと話し、「我々が発言することで、(人権理事会から日本への)勧告につながらないようにしました」と述べた。
沖縄県東村在住で、基地移設反対派とのトラブルで傷害容疑で警察、検察の取り調べを受けた会社経営、依田啓示さん(43)は「沖縄の地元紙2紙(琉球新報と沖縄タイムス)は山城被告のスピーチは1面で大きく扱い、我那覇さんのスピーチは琉球新報が黙殺、沖縄タイムスは本当に小さい記事だった」と相変わらずの地元紙の偏向ぶりを批判した。(WEB編
★
山城議長、日頃の「平和的な抗議運動」でも衝動的に突っ走って失敗(逮捕)してしまう。
国連の大舞台でも「衝動」を抑えきれずアドリブをカマシテしまった?
琉球新報・沖縄タイムスが今回の山城被告の国連での「声明発表」記事がトーンダウンしてるのが良く伝わって来る。( TДT)
「国連詐欺師」デビット・ケイ氏や山城被告のおかげで、「国連演説」が好い加減な代物であることが周知された。
ならば「国連特別報告者」のクマラスワミ氏が吉田清次のヨタ話を鵜呑みにして作成した「クマラスワミ報告」を、国連の場で撤回させるべきである。
ピンチはチャンス。
慰安婦問題でも反転攻勢のチャンスである。
日本女性で既に「クマラスワミ報告」の撤回を国連に申し出た日本人女性がいた。
前衆議院議員の杉田水脈さんは、2015年7月、国連で「クマラスワミ報告」のデタラメな内容を指摘し、撤回を要求していた。
つづく
「正す会」の我那覇真子代表が、事前の「カウンター演説」で強力な地雷を仕掛けておいたのです。
地雷は、メガトン級の破壊力で山城被告やその仲間たちを木っ端微塵に粉砕しました。
山城被告は国に人権や表現の自由を奪われた哀れな被害者を装って、国連までノコノコ出かけていったはずでした。
ところが我那覇代表の事前の「演説」は、山城博治が実は暴力・傷害、器物損壊などの刑事被告人であり、人権弾圧の張本人であることを暴露しており、聴衆の冷笑を浴びるどころか国連の晒し者に成り果てたのです。
我那覇代表は、山城被告の「演説」の前日の6月14日、国連人権理事会で力強いメッセージを発信し、山城被告らが共謀した日本を貶める企みを見事粉砕しました。
「私は沖縄の現状を報告すると共に暴力的な反基地活動家山城博治が15日に国連の場を悪用しようと試みてることを皆様に報告したいと思います」
ご承知の通り、我那覇代表は2015年9月、嘘宣伝を繰り返す翁長知事への強力なカウンター演説をしましたが、そのときの標的は、県民に選ばれた翁長県知事でした。
ところが今回の標的は本物の「凶悪犯罪者」いや「連続暴行魔」と言われても仕方の無い刑事被告に対する地雷攻撃でした。
「山城は基地の不法侵入・傷害など複数の犯罪で逮捕され、現在、保釈中です。彼こそが人権と表現の自由を脅かしている張本人。その彼が人権理事会に現れるのは皮肉なことです」
翌15日には山城被告の「演説」が予定されていました。
国連で「哀れな被害者」を演じ、「世界の共感」(沖縄タイムス)を得て、反日プロパガンダ拡散を目論む「連続暴行魔」山城被告。
我那覇代表は山城被告の出鼻をくじく形で、山城のデマの拡散を粉砕したのです。
動画でおなじみでしょうが、防衛省職員襲撃など5つの犯罪で3度逮捕された山城被告は、今年3月、700万円の保釈金を積み、事件関係者の支援と協力でジュネーブに送り込まれました。
我那覇代表は、「演説」をこう続けました。
「刑事被告人である彼が日本の政府に渡航を許可され、国際組織で話すことを許されているということ自体が、日本では人権と表現の自由が尊重されてることを証明しています」
このひと言には、さすがの山城被告も返す言葉が無かったでしょう。
マジックの晴れ舞台であるラスベガス・ショーに出演したマジシャンが事前にタネ明かしを喰らったような不様な姿を晒したのです。
我那覇代表が仕かけた地雷の存在を知ってか知らずか、山城被告は「平和的な抗議運動を行っている山城博治です」と切り出しました。
ですが、前日にタネ明かしされた山城博治被告のスピーチは、悲惨というよ滑稽でした。
発言の中に一切真実が見当たらないのも珍しいですが、アドリブで冒頭に方言交じりの挨拶を入れたため、結論を言う前に時間切れで強制中止をさせられる有様で、大爆笑の90秒演説でした。
わずか90秒でこれだけの「笑い」が取れる芸人は少ない、と吉本興業がスカウトに来る噂も立つほどでした。
早くからジュネーブ入りしていた我那覇代表は6月13日夜、現地でシンポジウムを開催。沖縄の実情を細かく説明すると共に、山城被告の実際の活動を紹介する映像を上映しました。
そのとき山城被告の暴行魔を示す動画や「くるさりんどー山城」を示す、次の文言の入った動画も紹介されました。
「You die! die! die! die!」
「Kill you. I’ll kill you」
続いて山城被告は、吉本興業も驚く冴えたジョークで笑いを誘いました。
「私は抗議活動の最中、微罪で逮捕され…」
「動画」という地雷の存在に気がつかないのか、山城被告は防衛省職員に対する暴行・襲撃を微罪と言い切る面の皮の厚さです。 それとも鉄仮面をかぶっていたのでしょうか。
恥の上塗りを国連でやってくれたのです。
「そもそも、どうしてこの人は出国できたのか?」 これは実際に時刻の人権弾圧を受けた被害者の素朴な疑問です。
我那覇代表はシンポジウムで、パキスタンの少数民族から質問を受け、答えに窮したそうです。
我那覇代表がスピーチで指摘した通り、刑事被告人の海外渡航と政府批判は、日本の自由度を立証していることに他なりません。
我那覇代表らは帰国後、東京で記者会見を開きました。6月16日(産経)
一緒にジュネーブ入りした依田啓示さんは、人権理で訴えられた被害の深刻さに絶句しました。山城の自演騒ぎとは、地獄と天国ほどの差があったのでしょう。
「200人の女性がレイプされ、拉致された後、行方不明になった。2年間、両手両足を鎖で繋がれ、命からがら脱出した」
「2009年2月以降、少なくとも150人のチベット人が焼身抗議を行いました。これは過去60年で最大の自己犠牲で、先月も若い僧侶が自らに火を放ち、その場で亡くなっています」
山城被告が「国連」で被害者を演じた日、チベット支援団体の女性は、切々と現在進行形の悲劇を訴えました。22歳の僧侶ジャミヤン・ロセルさんが占領地で焼身抗議を行ってからまだ1ヵ月も経っていません。
凄惨な人権侵害の現場であるチベットや東トルキスタンと沖縄の山城被告のような反日極左暴力集団を並べて比較すること自体が愚かしいことですが、山城発言を聞いたチベット支援団体のメンバーは、こう呆れ返ったそうです。
「彼(山城)は苦しんでいる他の誰かのためにスピーチしたのではなく、自分の個人的なケースを述べたにすぎない。全く理解できない」
国連人権理での通常の訴えは「虐げられている人々をどうか救って下さい」という切実なものです。
一方、連続暴行魔・山城被告の場合は、「オレは精々連続暴行という微罪だ。 誰かオレ様を様を救ってくれ」です。
盗人猛々しいとは山城被告のことですね。
【おまけ】
産経新聞2017.6.18
更新
国連利用に聴衆冷ややか 人権理事会で「抑圧」アピールの山城博治被告
国連人権理事会関連のイベントで発言する山城博治被告(左から2人目)=16日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部(原川貴郎撮影)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の抗議行動で傷害などの罪で起訴された山城博治被告(64)が、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で2日間にわたり「日本政府が人権侵害を止めるよう求める」と主張した。「被害」をことさらアピールした山城被告に、チベットで中国当局の弾圧により同胞が命を落とす深刻な人権侵害を訴える団体は冷ややかな視線を送っていた。
「はいさい、ちゅーうがなびら(皆さん、こんにちは)。私は沖縄における米軍基地による人権侵害に対し、平和的な抗議行動を行っている山城博治です」
山城被告は15日夕(日本時間16日未明)の国連人権理事会で、沖縄方言を織り交ぜながら自身の“惨状”を約90秒、英語で訴えた。
山城被告の演説にチベットの人権問題に取り組むNGO(非政府組織)幹部は顔をしかめ、こう言った。
「彼は苦しんでいる他の誰かのためにスピーチしたのではなく、自分の個人的なケースを述べたにすぎない。全く理解できない」
山城被告の前には、ドイツに拠点を置く国際NGOの女性がチベットの人権弾圧について演説した。2009年以降、チベットで150人以上が中国の弾圧に抗議して焼身自殺し、その家族らが処罰されたことを挙げ「中国に監視団の受け入れを迫るよう人権理事会に要請する」と主張した。深刻な人権侵害を訴えるためジュネーブに来た人々には、山城被告の発言は別世界の話に聞こえたようだ。
山城被告は人権理事会関連のイベントでも、約50人のメディアやNGO関係者らを前に「私たちへの不当な処遇は政府の圧政にあらがう県民への見せしめ、恫(どう)喝(かつ)であったことは言うまでもない」とアピールした。沖縄タイムスの記者も登壇し、同紙と琉球新報の地元2紙が「政府から言葉による攻撃を受けている」などと主張した。
ところが、山城被告らが防衛省沖縄防衛局の職員に暴力を振るう場面の動画に関する質問が飛び出すと、山城被告は「私は日本一のテロリストのように喧(けん)伝(でん)されている」とはぐらかした。「加害者」だったことが暴露され、居心地の悪い思いをしたようだ。国連を利用して日本人が発信する“嘘”が封じ込められた瞬間だった。(原川貴郎)
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