「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

出口のない迷路

2010-10-16 17:49:07 | ファミ劇日誌
『♯694  出口のない迷路』
主演:神田正輝(西條昭)
助演:石原良純(水木悠)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)
永島暎子(尾島幸子)高木美保(看護婦・キョウコ)井上高志(尾島和久)有馬昌彦(若井医師)古藤芳治(文芸若葉編集部員)江藤漢(石上)千葉裕子(看護婦・佐内サワコ)中平良夫(竹下貞男)兼田晴臣(尾島の執刀医)柏木隆太(ドックのアパートの住人)奥山貴彦 吉田憲司 井上三千男(城南署刑事)森田浩平(黒木)宮原永海(尾島ひとみ)

プロデューサー:梅浦洋一 服部比佐夫 新野悟
脚本:四十物光男 小川英
撮影:田端金重 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:関良平 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:斉藤能子 制作主任:岩堀光樹
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House 撮影協力:横浜新都市脳神経外科病院
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社

覆面車:セリカ(17-53)クラウン(62-40)


実は本放送当時、あまり気ノリしなかった作品のひとつで、尾島があまりにも可哀想で(^_^;)
確かに不運かもしれないですけど、あれだけ良い家族がいて、上昇気流に自分から乗ればどうにでもなりそうなのに。
どうも自分から貧乏くじ引いているような感じがして・・・。
無い物ねだりが過ぎたのか?
というのも考えられますが。
幸子にしても、無理心中の一件が無ければあれ程頑なにならなかったでしょうし。
人間、見切りも肝心ということで・・・。
しかし、そうは行ってもああいう死に方はしたくないです。

それにしても石上という金貸しもあそこまで色々手をまわして、かつ殺人を繰り返すというのはいくら金に強欲とはいえやり過ぎ・・・医療事故の保険にしたって、幸子に根回ししないと難しい手ですし、あそこまで廻りくどいやり方をしたというのは、どうしても犯罪を楽しんでいるようにしか見えない・・・太陽の犯罪者の中でも凶悪さから行けばかなり最悪な方に入ると思います。

病院関係者も今回は被害者ですね・・・
尾島の執刀医にしても、新人看護婦にしても、救急部門で懸命に頑張っていた人たちですから、身内の裏切りで陥れられるという部分でも可哀想ですしね。
それに血栓症の竹下も可哀想・・・なんの関係もないのに。。。

今回は可哀想な人が多いなぁ。。。

と、改めて見直すと思ったわけで。

この事件はドックが絡まないと解決は難しかったでしょうね。
被害者側も医師側も加害者の範疇にとりこまれちゃってますから、疑惑に思っても動機の面で医学の聖域ってやつで表ざたにならないと云う可能性の方が高かったわけですからね。
怖い怖い。。。
とりあえず、真っ当に終わったラストでこれで良しとしなければならないでしょうね。
病院も裁判に持っていかないで、ちゃんと賠償責任を果たしたわけですから、
石上がいなけりゃみんな善人だったということで。


=ロケ地=

あの病院、横浜なのですがなるほど、世田谷から近い。
石上金融のビルはいつもの新宿駅近く「暴力団ビル」ですね。

=ゲスト=
永島氏も井上氏も十八番のような役でしたし、江藤氏も・・しかし江藤氏「美しき花の誘惑」出演からあまり日が経っていませんね。(兼田氏も似たような感じですが)
高木氏は#606に続き2度目のゲストですが、映画『Wの悲劇』で好演してから仕事をこなされているので、現在の堂々とした感じがすでに今回は出ていますね。セリフも多いし。
宮原氏は現在、声優&歌手として活躍なさっているようですね。この人を見ていると、あぁ・・・そりゃ24年経ってるかぁ・・という感じが。

=コネタ=

*ドック「暗いだろ、停電みたいな話だろ」
と云った矢先に病院で停電騒ぎ(^_^;)

*尾島の殺害の凶器となってしまった「ヘパリン」
太陽では#474でもお出ましのクスリ。
この時もドックが気づいていました。

*覆面車セリカの最終出演作一時休演(すぐ復帰してすぐ#701で引退 訂正2015/6/22)になりましたが、意外と酷使され続けていた為かエンジンから変な音していました。
ありゃ、ベルト系かシャフト系のクラックの可能性が・・・。

*初期から使用されてしばらくご無沙汰だったキーボード押しっぱなしのSE曲が唐突に採用。キョウコが注射器にラベルを張る回想シーンに使用されていました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

太陽ハードボイルドの代表作

2010-10-16 10:36:55 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのお誘い<あやしい】

太陽にほえろ!HDリマスター版 初回放送(土)22:00~23:00  再放送:(水)16:00~

2010年10月16日(土) 22:00 - 23:00 『#46 黒幕は誰だ』
2010年10月20日(水) 16:00 - 17:00 『#46 黒幕は誰だ』

ボス主演、藤竜也さんと奈美悦子さんがゲストの豪華作ですが、
脚本の鎌田さんが敢えて狙ったと思われる「日活・裕次郎」味がムンムンです。
一係のボスではなく、刑事・藤堂としての元々の素がこういうハードボイルドタッチだったのかもしれません。
というよりは、やっぱりこの当時の裕次郎さんのイメージの大部分が今作に生かされていると云った方がいいかもしれません。
若きボスを妄想しながら、バンバン撃ちまくる(^_^;)ボスを観るのもいいかもしれません。
一係のメンバー、みんな面喰ってますが・・・。

太陽にほえろ! 初回放送:(土)23:00~25:00(2枠連続) 再放送:(木)・(金)16:00~17:00(1話ずつ) 

※カウント欠番6話除く

2010年10月16日(土) 23:00 - 24:00 『#690 正面18度』
2010年10月21日(木) 16:00 - 17:00 『#690 正面18度』

寝違えて左が向けないブルース、平気そうな顔してますがかなりキツそう。
そんなブルースが追うのが一見ダメっぽいオヤジ。
いつものブルであれば事もないところなのですが、じつはそのオヤジもかなり手強い。

無敵のブルースがハンデを背負うという珍しい作品です。
さてどうなるか・・・<ってわかってるくせして。

2010年10月16日(土) 24:00 - 25:00 『#691 マミーを怒らせた少年』
2010年10月22日(金) 16:00 - 17:00 『#691 マミーを怒らせた少年』

嘘つきというよりは、頑なな少年から証言を引き出そうとするマミーの対決なのですが、
今回のマミー苦戦します(^_^;)
結果的に事態はどんどん不味くなりますが・・・。

名作「鳩の舞う街」の尾口康生氏が久々のゲストです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月へのあせり(1年もやっていて・・・Byボン・・・ではなく)

2010-10-16 09:10:28 | DVD
11月に目論んでいた旅行計画に暗雲・・・。
どうしよう、もうちゃんと考えなければヤバい。
しかし、予定というのは未定なんですよね・・・本当に。
11月12日は100人宴会の幹事&司会です(*_*)
早く決めないと・・・。

1982DVD-BOX、どこで買おうか色々考えておりまして、
Amazonが最安値なのですが、梱包に不安が・・・太陽のBOXの紙・・・薄いですから潰れないかと。
たかさんから良いときいた紀伊国屋も6万切ってます。
ただ通販だと発売日から2日ぐらい後の商品受け取りということになるので、本当であれば発売日前日に地元で購入したいところなのですが、いままで購入したCD屋は撤退、更にいままでより1万ぐらい安く購入できるとあれば。。。なのですが。
そうやって色々検索していたら、ツタヤという手があったことを忘れていて、
62,220円・・・・Amazonと5千円ほどの差か・・・。
店頭でも同じ価格?オンラインだからこの価格なのか・・・ちょっと聞いてみないと解りませんが。

で、そのツタヤサイトに収録内容が具体的に載っていたので確認して見ると・・・「ラガーのラブレター」がある!

まて・・。

販売元のバップで「NG」が出ているので、駄目なものは駄目なんでしょうけど、ツタヤのデータが初期段階のものなのであれば「ラガーのラブレター」の公開不可能判断は比較的最近の事かもしれません。
となれば、もうちょっと前から根回ししていれば問題無かった可能性も考えられるわけで・・・・。
なんともビミョーな感じ(^_^;)

昔、VTRリリース時のバップは結構ファン重視なサービスを展開していて、カレンダーとか特典映像とか面白い角度からのアプローチが多かったんですけど、DVDになってからちょっとどうなんだろうという感じがあります。
とくに太陽DVDサイトは1980―1から更新止まってますし。
バップ屋は頑張っていると思うのですが、企画~制作サイドの心意気があまり感じられないというか・・・。

鬱陶しい話はさておき、

ツタヤ掲載の収録内容で、
ジャケット写真を妄想してみたいと思います。

当たるも八卦当たらぬも八卦ということでひとつ。

【1982―DVDBOX、ジャケットスチール妄想】
妄想ジャケットスチール候補は「●」印。

収録内容 【Disc-1】
太陽にほえろ!
<第490話>われらがボス
<第491話>ドックのうわごと
<第492話>傷だらけの勲章
<第493話>スコッチよ静かに眠れ ●

やっぱり本BOX唯一の出演ディスク、スコッチのスチールだと思います。

【Disc-2】
太陽にほえろ!
<第494話>ジプシー刑事登場! ●
<第495話>意地ッ張り
<第496話>ジプシーとラガー
<第497話>ゴリさんが拳銃を撃てなくなった!

ここはジプシーでしょうね。ゴリさんも捨てがたいスチールあると思いますが。

【Disc-3】
太陽にほえろ!
<第498話>600秒の賭け ●
<第499話>こわれた時計
<第500話>不屈の男たち
<第501話>ある巡査の死

ここが一番迷いました・・・どの作品も良いスチールあるはずですが、
長さんとナーコ? 集合写真?・・・・んん・・・ヒゲフェチとしては#498で・・。

【Disc-4】
太陽にほえろ!
<第502話>癖
<第503話>山さんとラガー 
<第504話>バイオレンス ●
<第505話>ジプシーの涙

ここはゴリさんに暴れてもらいましょう。

【Disc-5】
太陽にほえろ!
<第506話>消えたロッキー
<第507話>この街で-
<第508話>ドックと天使 
<第509話>列車の中の女 ●

太郎フェチとしては、#509は外せないので・・・。
弁当食べるシーンのスチールがあれば是非・・・(自爆

【Disc-6】
太陽にほえろ!
<第510話>ラガーの大追跡
<第511話>爆発!ロッキー刑事 
<第512話>婚約者の死
<第513話>真相は…? ●

ここはボスでしょう・・・この辺りのボスは非常に裕次郎さんの素顔に近い顔なので好きです。

【Disc-7】
太陽にほえろ!
<第514話>ドックの苦手
<第515話>生いたち
<第516話>白いスーツの女
<第517話>落書き ●

やっぱり山さんに「OK」文字バックに睨んでもらいましょう。

【Disc-8】
太陽にほえろ!
<第518話>忘れていたもの
<第519話>岩城刑事,ロッキーにて殉職 ●
<第520話>野崎刑事,カナダにて最後の激走 ●
<第521話>ボギー刑事登場! ●

ここはコラボ的というか複数スチールが入り乱れる可能性が。
どれかをピックアップしても変ですしね。

【Disc-9】
太陽にほえろ!
<第522話>ドックとボギー
<第523話>ゴリさん,死の対決
<第524話>ラガーのラブレター
<第525話>石塚刑事殉職 ●

「ラガーのラブレター」は無いので、3話収録。
ここはこれしか選択肢が無い。

【Disc-10】
太陽にほえろ!
<第526話>井川刑事着任! ●
<第527話>雨の降る街
<第528話>真夜中のラガー

「さすが、いかわくん」(By小田切弁護士・中谷一郎氏)でしょうね。(ほんとうはいがわ(^_^;))
ただ、ジプシスは#527?

【Disc-11】
太陽にほえろ!
<第529話>山さんの危険な賭け
<第530話>検問突破 ●
<第531話>マグナム・44

3作ともジャケットに選ばれても不思議じゃないのですが、ここはボギー?

【Disc-12】
太陽にほえろ!
<第532話>バラの刺青
<第533話>後輩
<第534話>俺の拳銃が無い! ●

ラガーはちょっと割食っちゃった感じで(^_^;)#501という手もあるのですが。

【Disc-13】
太陽にほえろ!
<第535話>ボギーのいちばん長い日
<第536話>死因 ●
<第537話>赤い憎悪 

やっぱり白石先生と2ショットでひとつ・・・ドック、頼みます。

・・・・・・

てな感じです。

さて、高島さんはどういうチョイスをなさるか、楽しみです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする