『♯46 黒幕は誰だ』
主演:石原裕次郎(藤堂俊介)
出演:萩原健一(早見淳)露口茂(山村精一)竜雷太(石塚誠)下川辰平(野崎太郎)小野寺昭(島公之)
藤竜也(三浦)奈美悦子(風間洋子)伊沢一郎(麻薬撲滅協会・坂口会長)荒木保夫(戸川組組長)朝倉宏二(正夫)幸田宗丸(七曲署部長)菊池英一(坂口の手下)入江正徳(七曲署部長)林寛一(本庁刑事)
プロデューサー:岡田晋吉 清水欣也(日本テレビ)梅浦洋一(東宝)
企画:魔久平 脚本:鎌田敏夫
撮影:安本英 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:吉岡昇
音楽:大野克夫 演奏・井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊
助監督:吉高勝之 擬斗:宇仁貫三 制作担当者:莟宣次 現像:東洋製作所 アシスタントプロデューサー:梶山仗祐
協力:国際放映 制作協力:渡辺企画 企画協力:ジャックプロダクション
監督:山本迪夫
制作:東宝株式会社
覆面車:MS60クラウン(セダン・スーパーサルーン)、フォード・タウヌス15M(32-09)
趣がちょっと違った感じがありますね。
いつもの太陽とは。
今回はペイ絡みの事件ですが、覚醒剤摘発というのは太陽でも永遠のテーマになっていました。
ただ初期はそれほどでもなかったのですが、戸川組=覚醒剤というのは確かこの作品からだったと思います。
ボスも内定していたんでしょうが、ここにきて三浦と「組みます」
組むといっても、背任ということではなく、刑事としての藤堂とペイを欲しがる患者に潤滑に提供しようとする三浦との利害関係ような協力ですが・・・
というよりは三浦は「ペイ買占め組織」への意地だけだったと。
ボス自体既に三浦の尻尾は握っていたわけですから、表向きには対等な関係に見えますが、完全に囮捜査に近いものがあります。
三浦だってボスは「ハイ、お前と組むよ」と言ったって、何回も逮捕されているわけですから、それは覚悟の上だったと思います。
でも、それだけ三浦が追い詰められていたと云うのも確か。
こういう面で、ボスは非情であります・・・。
結果的には洋子まで巻き込んでしまいましたからね。
ところでボス、
初期はエリート然としているところがあって、それほど危ない橋は渡らないように見えましたが、とうとう踏み込んだ手を使いました。
もともとはエリートコースを渡っていたボスですが、こういうところでそのラインから外される原因というのがあったんでしょうね。ただ、長い付き合いのゴリさんにさえ疑心暗鬼にさせるぐらいですから、昔の話だと思います。
でも、警察組織の中でルール通りに歩いてきた人間であれば、いくら偽装とはいえ洋子とのやり取りや三浦との渡り合いがあれ程うまく行くわけがないので。
しかし坂口という金持ち。
どういう男かあまり語られませんが、ひどい奴です・・・。
ある意味暴力団以上、マフィアの域。
でもその割には詰めが甘いなぁ・・・自分が死んじゃったら意味ないじゃん(^_^;)
ところで今回の一係。
ベテランの山さんと長さんは多少面喰った感じはありましたが、ボスの行動について殆ど意に介していない感じ。
結構早い段階で悟ったのかもしれません。
ただ、ボスとの付き合いが浅いマカロニとデンカはもう「信じられねえ」という感じ。
特にデンカは。
ただ、ボスはデンカを色々と連れまわしたり洋子のボディガードを任せたり。
この辺りからボスにとってデンカは弟的存在になっていきます。
(そういえば、下戸のはずの小野寺さんがビールを口にしていました・・・)
一番可哀想だったのはゴリさん。
デンカほど疑いをぶつけたくないけれども、いつものボスとは違った行動をとる。
三浦の容疑は確定的なのにお預けを食らうし。。。
でも、ちゃんとボスが今回の件を告白するのがゴリさんだったというのは、この二人の親密性を感じます。
=音楽=
葬送曲(’72)がメインで使用されます。
まるで三浦のテーマのように・・・。
尾行のテーマM2→行動のテーマという流れは良いですね・・・。
ブルージンの子守歌インスト、ボスとゴリさんのシーンにぴったりです。
ラストは愛のテーマ・ピアノバージョンのフルコーラスで締める。
誰も骸になってしまった冷え冷えとしたアスファルトの道を一人歩くボスの後姿・・・。
洋子=奈美悦子さんが熱唱していた
「逢いたくて逢いたくて」
「夢は夜ひらく」
ナベプロ絡みでOKですね。
=ゲスト=
藤さん、いい味だしています。
この頃は破滅的なイメージがあったようで。
奈美さん、いやぁ・・・可愛い。
ヒロインとしては色々とサービスもあった作品です。
結構驚いたのは伊沢さんの悪役。
時代劇では定番だったと思いますが、現代劇だと善人役が多い方なので、なかなか意外なキャスティングです。
新マンの菊池さんも凄い悪役メイク。
=クルマネタ=
初代後期セドリックの白パトはもうちょっと活躍します。
今回、覆面車の出番があまりありませんが、三浦のベンツ250S、坂口のポンティアック ボンネビル&130後期セドリックと、例の三浦の精製所があったジャンクヤードのラインナップ。
初期観音開きクラウン(デラックス)
RS40クラウン
中期型スバル360
130系初期セドリック
ベンツ
ハイエース
コルト
ブリズカ?
10系カローラバン
キャロル
んん・・・よだれ出そうです・・・。
=ロケ地=
*ファーストシーンは新宿百人町。
中華屋と道の狭さは健在。
*新宿ゴールデン街
酒の店三平、凸凹など。
*三浦との密会場所日産の中古車屋のようです。
*ボスのマンション(青葉マンション)は9話と同じ
また爆発。。。
ボスの部屋は爆発はあるし、人は死ぬし・・・。
そういえば「1万人の容疑者」では、入口付近で爆発があります(^_^;)
危うく管理人を巻き込みそうになったり。
よく出ていけと運動が起こらないものです(^_^;)
=コネタ=
*デンカの帽子は#11の小池の?
*ゴリさんの両手撃ちは珍しいです。
*マカロニの髪、外長い 室内短い(^_^;)
主演:石原裕次郎(藤堂俊介)
出演:萩原健一(早見淳)露口茂(山村精一)竜雷太(石塚誠)下川辰平(野崎太郎)小野寺昭(島公之)
藤竜也(三浦)奈美悦子(風間洋子)伊沢一郎(麻薬撲滅協会・坂口会長)荒木保夫(戸川組組長)朝倉宏二(正夫)幸田宗丸(七曲署部長)菊池英一(坂口の手下)入江正徳(七曲署部長)林寛一(本庁刑事)
プロデューサー:岡田晋吉 清水欣也(日本テレビ)梅浦洋一(東宝)
企画:魔久平 脚本:鎌田敏夫
撮影:安本英 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:吉岡昇
音楽:大野克夫 演奏・井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊
助監督:吉高勝之 擬斗:宇仁貫三 制作担当者:莟宣次 現像:東洋製作所 アシスタントプロデューサー:梶山仗祐
協力:国際放映 制作協力:渡辺企画 企画協力:ジャックプロダクション
監督:山本迪夫
制作:東宝株式会社
覆面車:MS60クラウン(セダン・スーパーサルーン)、フォード・タウヌス15M(32-09)
趣がちょっと違った感じがありますね。
いつもの太陽とは。
今回はペイ絡みの事件ですが、覚醒剤摘発というのは太陽でも永遠のテーマになっていました。
ただ初期はそれほどでもなかったのですが、戸川組=覚醒剤というのは確かこの作品からだったと思います。
ボスも内定していたんでしょうが、ここにきて三浦と「組みます」
組むといっても、背任ということではなく、刑事としての藤堂とペイを欲しがる患者に潤滑に提供しようとする三浦との利害関係ような協力ですが・・・
というよりは三浦は「ペイ買占め組織」への意地だけだったと。
ボス自体既に三浦の尻尾は握っていたわけですから、表向きには対等な関係に見えますが、完全に囮捜査に近いものがあります。
三浦だってボスは「ハイ、お前と組むよ」と言ったって、何回も逮捕されているわけですから、それは覚悟の上だったと思います。
でも、それだけ三浦が追い詰められていたと云うのも確か。
こういう面で、ボスは非情であります・・・。
結果的には洋子まで巻き込んでしまいましたからね。
ところでボス、
初期はエリート然としているところがあって、それほど危ない橋は渡らないように見えましたが、とうとう踏み込んだ手を使いました。
もともとはエリートコースを渡っていたボスですが、こういうところでそのラインから外される原因というのがあったんでしょうね。ただ、長い付き合いのゴリさんにさえ疑心暗鬼にさせるぐらいですから、昔の話だと思います。
でも、警察組織の中でルール通りに歩いてきた人間であれば、いくら偽装とはいえ洋子とのやり取りや三浦との渡り合いがあれ程うまく行くわけがないので。
しかし坂口という金持ち。
どういう男かあまり語られませんが、ひどい奴です・・・。
ある意味暴力団以上、マフィアの域。
でもその割には詰めが甘いなぁ・・・自分が死んじゃったら意味ないじゃん(^_^;)
ところで今回の一係。
ベテランの山さんと長さんは多少面喰った感じはありましたが、ボスの行動について殆ど意に介していない感じ。
結構早い段階で悟ったのかもしれません。
ただ、ボスとの付き合いが浅いマカロニとデンカはもう「信じられねえ」という感じ。
特にデンカは。
ただ、ボスはデンカを色々と連れまわしたり洋子のボディガードを任せたり。
この辺りからボスにとってデンカは弟的存在になっていきます。
(そういえば、下戸のはずの小野寺さんがビールを口にしていました・・・)
一番可哀想だったのはゴリさん。
デンカほど疑いをぶつけたくないけれども、いつものボスとは違った行動をとる。
三浦の容疑は確定的なのにお預けを食らうし。。。
でも、ちゃんとボスが今回の件を告白するのがゴリさんだったというのは、この二人の親密性を感じます。
=音楽=
葬送曲(’72)がメインで使用されます。
まるで三浦のテーマのように・・・。
尾行のテーマM2→行動のテーマという流れは良いですね・・・。
ブルージンの子守歌インスト、ボスとゴリさんのシーンにぴったりです。
ラストは愛のテーマ・ピアノバージョンのフルコーラスで締める。
誰も骸になってしまった冷え冷えとしたアスファルトの道を一人歩くボスの後姿・・・。
洋子=奈美悦子さんが熱唱していた
「逢いたくて逢いたくて」
「夢は夜ひらく」
ナベプロ絡みでOKですね。
=ゲスト=
藤さん、いい味だしています。
この頃は破滅的なイメージがあったようで。
奈美さん、いやぁ・・・可愛い。
ヒロインとしては色々とサービスもあった作品です。
結構驚いたのは伊沢さんの悪役。
時代劇では定番だったと思いますが、現代劇だと善人役が多い方なので、なかなか意外なキャスティングです。
新マンの菊池さんも凄い悪役メイク。
=クルマネタ=
初代後期セドリックの白パトはもうちょっと活躍します。
今回、覆面車の出番があまりありませんが、三浦のベンツ250S、坂口のポンティアック ボンネビル&130後期セドリックと、例の三浦の精製所があったジャンクヤードのラインナップ。
初期観音開きクラウン(デラックス)
RS40クラウン
中期型スバル360
130系初期セドリック
ベンツ
ハイエース
コルト
ブリズカ?
10系カローラバン
キャロル
んん・・・よだれ出そうです・・・。
=ロケ地=
*ファーストシーンは新宿百人町。
中華屋と道の狭さは健在。
*新宿ゴールデン街
酒の店三平、凸凹など。
*三浦との密会場所日産の中古車屋のようです。
*ボスのマンション(青葉マンション)は9話と同じ
また爆発。。。
ボスの部屋は爆発はあるし、人は死ぬし・・・。
そういえば「1万人の容疑者」では、入口付近で爆発があります(^_^;)
危うく管理人を巻き込みそうになったり。
よく出ていけと運動が起こらないものです(^_^;)
=コネタ=
*デンカの帽子は#11の小池の?
*ゴリさんの両手撃ちは珍しいです。
*マカロニの髪、外長い 室内短い(^_^;)