細くて長くて美味いものと云えば日本蕎麦だけど、うどんだって美味しい。ラーメンも悪くない。立ち喰いだっていいじゃないか!

神奈川県相模原市中央3≠V≠U
とんこつ正油ラーメン¥600=Aねぎ正油ラーメン¥750・/span>
赤い提灯に誘われてラーメン店へ足を踏み入れた。スープは豚骨をベースに魚介系のダシを加えた濃い醤油味。背脂ドロドロに魚粉の香りプンプンで強烈なインパクトだがスッキリとした後味。麺は細めのストレートだがわずかに縮れていてドロッとしたスープが程良く絡む。箸で麺を摘んで口に運ぶと絡んだスープと麺が絶妙のバランスで調和して絶品の味わい。トッピングは味が染みこんだトロトロのチャーシューと味付玉子半分にメンマ・海苔・小口切りのネギで紅生姜はセルフ。ネギ正油ラーメンは小口切りのネギが特大盛りとなる。

東京都品川区西五反田2≠P0≠W
冷やがけ¥280=Aササミ天¥120・/span>
西五反田の新しい立ち喰い蕎麦の店。立ち喰いカウンターのほかにテーブル席とカウンター席が設けられておりうどんは扱っていない。注文が入ってそばを湯に入れると同時に天ぷらを揚げ始める。茹でたてを冷水でしめた機械打ちの細いそばはカドが立ってつやつやと輝いている。つゆにつけて口に運ぶとキリッとしたつゆの味とそば粉の甘い風味が広がって幸せな気持ちにしてくれる。しっかりとしたコシもありとても立ち喰い価格で味わえる次元の食感ではない。最近の五反田界隈は「ゆで太郎@西五反田」や「おかめ@大崎広小路」など立ち喰い過熱地帯のようだ。

東京都中央区日本橋茅場町1≠P4≠Q
かき揚げそば¥290・/span>
霊岸橋のたもとにある24時間営業の立ち喰いそば店。券売機で食券を買ってカウンターへ置くと同時にそばを湯に放り込む。待つこと2分、湯からあげて流水でもみ洗い、再びサッと湯に潜らせて丼へ。ダシの効いた濃い醤油味のかけつゆをかけてかき揚げと小口切りのネギを載せて出来上がり。つゆといいかき揚げといいごくごく普通の昭和の時代のかき揚げそばである。しかし、そばが抜群に美味いのである。細くてカドが立ったそばはコシがあって喉ごしも悪くない。噛みしめればそば粉の甘い香りが口に広がる。かけそば200円に文句などあろう筈が無い。