快気分析

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仕組みとアプローチ -  東日本大震災は日中の出来事でした 熟睡中の津波やその警報にはどうするのか

2018-03-11 22:32:14 | 地震 津波
 3.11を教訓に各地で津波避難訓練などをしているようですが、それらはいずれも「津波が発生する、と言う事が明確化していて各住民がそれを意識してからという前提の避難訓練」の話です。
 夜間、特に熟睡中に緊急地震警報、緊急地震速報、Jアラートなどが鳴っても果たして起きられるのか? そして仮に起きられても直ぐに行動が出来るのか? ここが問題です。
 熟睡中は相当な警報音が無いと起きられない、仮に起きられても十数分~数十分は迅速な行動ができるような意識レベルにならない、と言うのが定説です。
 昔の武将、武士などは就寝中の襲撃、つまり「寝首をかかれる」と言う事に備えて、気配や音などで直ぐに目覚めて迎撃できる就寝れべるが多かったというように、農民や商人など一般人より通常でも眠りが浅かったようですが、それはつまり短命につながる事が多かったようです。
 夜勤や夜間の当直業務、特に真夜中の緊急対応業務などをした経験のある方なら言わなくてもわかるでしょう。
 そして今の世の中でそうした武士並の体制を未だ敷いている人など関連業務以外の人は殆どいないと思われます。
 更に以前の記事でも書きましたが、睡眠もレム睡眠とノンレム睡眠は違います。
 「予め高台などへの住宅移転を積極的にしておかないと、夜中熟睡中の津波関連警報に果たして対応できるのか?」と問題提議されているニュースなどがあまり無いのは筆者には疑問です。