快気分析

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仕組みとアプローチ -  ロンボク島の地震 年間最大新月と部分日食が有った先月13日に固着を構成する鍵の一部が外れたのか

2018-08-11 01:19:33 | 地震 津波
 ロンボク島の地震ですが、今月5日に発生したM6.9の地震の件については既に記事にした通りです。
 この目立つ地震になる経緯を確認した所、EMSCでは次の通りでした。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&min_mag=4®ion=LOMBOK+REGION%2C+INDONESIA&min_intens=0&max_intens=8&view=3

2018-07-28 22:47:37.4 8.34 S 116.48 E 10 6.4 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-07-13 05:36:49.0 8.98 S 116.22 E 79 4.1 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-07-01 06:00:16.0 8.64 S 116.15 E 109 4.5 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-03-30 16:10:44.2 8.97 S 116.83 E 122 4.6 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-03-11 02:06:22.0 8.92 S 116.02 E 89 4.1 LOMBOK REGION, INDONESIA
2018-02-01 22:02:41.4 8.28 S 116.67 E 24 4.2 LOMBOK REGION, INDONESIA

引用終了

 今年に入ってから先月28日のM6.4までロンボク島エリアで発生したM4以上の地震についてのデータです。
 これを見ると先月13日にM4.1が発生しているのがわかります。
 その前からもM4以上の地震は発生していたのですが、13日に発生したのはその前にあたる7月1日に発生した震源の深さ109kmから更に浅い79km、そしてその後7月28日に更に浅い10kmでM6.4の地震となりました。
 やはり7月13日の年間最大新月と部分日食で地殻かプレート境界の固着を構成していた鍵の少なくとも一部が外れたのではないでしょうか。
 因みに月齢は次の通りです。

 2018-07-28  15
 2018-07-13   0
 2018-07-01  17.3
 2018-03-30 12.6
 2018-03-11 23.2
 2018-02-01 15

何とこのデータの範囲では満月か新月とその前後(月齢で±2.5以内)で発生した6件中5件。
 そしてもう一つ注目なのが、先月13日だけが新月関連だった事です。
 「通常の新月では発震しないのが、年間最大新月と部分日食と言うトリガーで鍵となる固着が外れ、その為に後に次々と固着が外れてやがて大きな犠牲を生む大地震となった」、と言う可能性はゼロではないと考えています。
 これらの事から次のようなケースも少なからず有ると見ています。
 「大きなトリガーだからと言って、必ずしもその時に大きな地震となるとは限らない。そして更に、大きな地震にならなかったからと言ってその後の大きな地震に繋がらないとは限らない。」