快気分析

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仕組みとアプローチ -  今月11日の大きな新月期間と部分日食あたりから北半球で地震比率急増 そしてアラスカ州北部の地震

2018-08-14 08:32:14 | 地震 津波
 今月11日あたり、早いものはUTCで10日の午後あたりから北半球で地震比率がその前に比べて増加しています。
 大きな新月の前日であるUTCで8月10日以降、EMSCデータでM5以上の地震は次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-08-13 16:19:17.3
6hr 34min ago
25.77 N 125.24 E 118 5.0 SOUTHWESTERN RYUKYU ISL., JAPAN
2018-08-12 21:31:06.0 69.61 N 144.46 W 5 5.0 NORTHERN ALASKA
2018-08-12 21:15:02.5 69.62 N 144.36 W 10 6.0 NORTHERN ALASKA
2018-08-12 19:41:34.6 35.79 S 102.30 W 10 5.5 SOUTHEAST OF EASTER ISLAND
2018-08-12 17:23:15.3 2.76 N 128.08 E 52 5.4 HALMAHERA, INDONESIA
2018-08-12 17:02:19.5 20.31 S 169.73 E 117 5.1 VANUATU
2018-08-12 16:43:54.1 20.88 S 174.71 W 30 5.0 TONGA
2018-08-12 16:02:09.4 69.60 N 144.95 W 6 5.3 NORTHERN ALASKA
2018-08-12 14:58:54.7 69.62 N 145.25 W 10 6.4 NORTHERN ALASKA
2018-08-12 02:56:58.7 12.91 S 14.61 W 10 5.2 SOUTHERN MID-ATLANTIC RIDGE
2018-08-11 17:08:19.4 32.68 S 177.28 W 2 5.1 SOUTH OF KERMADEC ISLANDS
2018-08-11 15:38:34.6 41.58 N 20.12 E 10 5.1 ALBANIA
2018-08-11 12:15:36.8 55.12 S 146.38 E 10 5.4 WEST OF MACQUARIE ISLAND
2018-08-11 09:45:49.6 20.51 S 176.21 W 200 5.2 FIJI REGION
2018-08-11 05:54:48.8 71.77 N 2.11 W 10 5.3 JAN MAYEN ISLAND REGION
2018-08-10 18:12:04.6 48.49 N 154.86 E 10 6.1 KURIL ISLANDS
2018-08-10 18:09:24.1 62.64 S 165.56 E 10 5.5 BALLENY ISLANDS REGION
2018-08-10 14:28:27.5 16.15 S 178.14 E 10 5.0 FIJI
2018-08-10 13:36:44.6 3.30 S 102.18 E 128 5.1 SOUTHERN SUMATRA, INDONESIA
2018-08-10 07:18:31.4 12.87 S 14.64 W 10 5.2 SOUTHERN MID-ATLANTIC RIDGE
2018-08-10 07:18:31.4 12.87 S 14.64 W 10 5.2 SOUTHERN MID-ATLANTIC RIDGE
2018-08-10 07:17:04.7 12.83 S 14.63 W 10 5.2 SOUTHERN MID-ATLANTIC RIDGE

引用終了

 先月24日の記事、サブタイトル「来月11日の部分日食を地震と関連させてどう見るか」、今月9日の記事「台風13号 様々な要素とのタイミング そしてそろそろ北半球で目立つ地震比率が増える可能性」、今月10日の記事「明日の大きな新月と部分日食 そして地震トリガー」で書いて来ました内容にほぼ合致する結果となりました。
 特に北半球高緯度での地震が目立っているようです。
 アラスカ州北部の地震はUTCで8月12日から目立つ地震となっています。
 M5以上の地震で検索するとわかりますが、EMSCデータが始まる2004年途中以来、最大となっています。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2018-08-12 21:31:06.0 69.61 N 144.46 W 5 5.0 NORTHERN ALASKA
2018-08-12 21:15:02.5 69.62 N 144.36 W 10 6.0 NORTHERN ALASKA
2018-08-12 16:02:09.4 69.60 N 144.95 W 6 5.3 NORTHERN ALASKA
2018-08-12 14:58:54.7 69.62 N 145.25 W 10 6.4 NORTHERN ALASKA
2014-06-16 12:01:08.2 67.70 N 162.29 W 10 5.6 NORTHERN ALASKA
2014-06-07 04:43:33.4 67.74 N 162.25 W 10 5.7 NORTHERN ALASKA
2014-05-03 08:57:14.0 67.71 N 162.37 W 10 5.6 NORTHERN ALASKA
2014-04-18 18:56:47.0 67.80 N 162.34 W 10 5.6 NORTHERN ALASKA
2014-04-18 18:44:19.0 67.52 N 162.64 W 10 5.6 NORTHERN ALASKA
2011-05-21 08:33:21.0 65.55 N 166.67 W 2 5.0 NORTHERN ALASKA
2010-11-07 00:43:24.0 69.19 N 146.32 W 11 5.0 NORTHERN ALASKA
2008-10-28 14:30:16.2 66.39 N 157.54 W 2 5.0 NORTHERN ALASKA
2006-02-05 16:43:31.4 66.47 N 142.29 W 10 5.0 NORTHERN ALASKA
2006-02-05 08:17:00.0 66.30 N 142.29 W 10 5.1 NORTHERN ALASKA
2005-09-06 07:16:58.2 65.53 N 162.26 W 10 5.1 NORTHERN ALASKA

引用終了
 
 M3以上で検索をかけるとわかりますが、その後の群発地震回数が顕著なようです。
 どうも8月11日の大きな新月と北半球の高緯度、中緯度で見られた部分日食の引力影響で地殻やプレートの固着やまとまりの一部で、鍵となっていた部分が外れてしまい、鍵が外れたドアのように簡単に動けるようになってしまったのかと言う感じが無くも有りません。
 ただ今後このドアの動きがいつまでも続くか、更に大きくなるか、或いはやがて動ききって止まるのか、と言うのは判りません。
 一般にと言う程度ですが、固着が外れて境界面が動きやすくなると、その後にそこが発熱しやすくなり、火山活動の活発化に結びつく事が多いようです。
 現状ではこのエリアでそれが発生するのかどうか、定かでは有りません。
 ただこうした高緯度での火山活動というのは、以前の記事「北極圏の海底火山は恐ろしい」で書いた通りであり、発生しない事を望みます。