鹿児島県の口永良部島で火山ガスの放出量が増加していると気象庁から発表がありました。
引用開始(一部抜粋)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/volinfo/VK20180812160000_509.html
火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第66号
平成30年8月12日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
口永良部島では、8日と10日に火山性地震が増加し、火山ガス(二酸化
硫黄)の放出量も増加しています。今後の火山情報に注意してください。
**(本 文)**
1.火山活動の状況
口永良部島では、8日と10日に火山性地震が増加しました。
11日に東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及
び気象庁が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あた
り1600トン(前回10日、900トン)と多い状態です。1日あたり1
000トン以上の火山ガス(二酸化硫黄)の放出量を観測したのは、201
5年6月29日の1500トン以来です。
本日(12日)、新岳火口では白色の噴煙が火口縁上400mまで上がり
ました。
8月8日からの火山性地震の回数と火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたり
の放出量は以下のとおりです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果
、後日変更することがあります。
火山性地震 火山ガス(二酸化硫黄)
8月 8日 36回 400トン
9日 8回 600トン
10日 37回 900トン
11日 2回 1600トン
12日15時まで 4回 不明
火山性地震が時々増加し、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も増加してい
ることから、火山活動がやや高まった状態となっています。今後の火山情報
に注意してください。
引用終了
実はこれより約1ヶ月程前、西之島で火山性活動の活発化が確認されていました。
引用開始(一部抜粋)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/326.html
平成30年7月13日22時00分 気象庁地震火山部発表
<西之島に火口周辺警報(入山危険)を発表>
火口から概ね1.5kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があります。
<火口周辺警報(火口周辺危険)から火口周辺警報(入山危険)に引上げ>
火山活動の状況及び予報警報事項
本日(13日)午後に、第三管区海上保安本部所属の航空機による上空からの観測が行われました。西之島で活発な噴火活動が続いており、溶岩の流出も確認されました。
気象衛星ひまわりの観測によると、12日夜から西之島付近で周囲に比べて温度の高い領域が認められています。
これらのことから、西之島では今後も噴火の規模が拡大する可能性がありますので、火口から概ね1.5kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や溶岩流に警戒してください。
引用終了
以前に何度か記事で書いた「西之島の傾向則」は今回、崩れるのでしょうか? それともやはり再現されるのでしょうか?
仮に再現されるとすれば、フィリピン海プレートの固着がやや小さくなっている為、太平洋プレートに押されると以前よりスムーズに一緒に動くようになり、太平洋プレートがフィリピン海プレートに潜り込みにくくなっているので今後は西之島で火山性活動が静穏化して行く、と言う事になるはずです。
Hi-netでここ30日と1週間で比較すると、父島や母島より西にあたる西之島エリアでは浅い震源の地震が発生していません。
引用開始(一部抜粋)
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja
引用終了
画像は直接御覧ください。
引用開始(一部抜粋)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/volinfo/VK20180812160000_509.html
火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第66号
平成30年8月12日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台
**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
口永良部島では、8日と10日に火山性地震が増加し、火山ガス(二酸化
硫黄)の放出量も増加しています。今後の火山情報に注意してください。
**(本 文)**
1.火山活動の状況
口永良部島では、8日と10日に火山性地震が増加しました。
11日に東京大学大学院理学系研究科、京都大学防災研究所、屋久島町及
び気象庁が実施した観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あた
り1600トン(前回10日、900トン)と多い状態です。1日あたり1
000トン以上の火山ガス(二酸化硫黄)の放出量を観測したのは、201
5年6月29日の1500トン以来です。
本日(12日)、新岳火口では白色の噴煙が火口縁上400mまで上がり
ました。
8月8日からの火山性地震の回数と火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたり
の放出量は以下のとおりです。なお、地震回数は速報値であり、精査の結果
、後日変更することがあります。
火山性地震 火山ガス(二酸化硫黄)
8月 8日 36回 400トン
9日 8回 600トン
10日 37回 900トン
11日 2回 1600トン
12日15時まで 4回 不明
火山性地震が時々増加し、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も増加してい
ることから、火山活動がやや高まった状態となっています。今後の火山情報
に注意してください。
引用終了
実はこれより約1ヶ月程前、西之島で火山性活動の活発化が確認されていました。
引用開始(一部抜粋)
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/326.html
平成30年7月13日22時00分 気象庁地震火山部発表
<西之島に火口周辺警報(入山危険)を発表>
火口から概ね1.5kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があります。
<火口周辺警報(火口周辺危険)から火口周辺警報(入山危険)に引上げ>
火山活動の状況及び予報警報事項
本日(13日)午後に、第三管区海上保安本部所属の航空機による上空からの観測が行われました。西之島で活発な噴火活動が続いており、溶岩の流出も確認されました。
気象衛星ひまわりの観測によると、12日夜から西之島付近で周囲に比べて温度の高い領域が認められています。
これらのことから、西之島では今後も噴火の規模が拡大する可能性がありますので、火口から概ね1.5kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石や溶岩流に警戒してください。
引用終了
以前に何度か記事で書いた「西之島の傾向則」は今回、崩れるのでしょうか? それともやはり再現されるのでしょうか?
仮に再現されるとすれば、フィリピン海プレートの固着がやや小さくなっている為、太平洋プレートに押されると以前よりスムーズに一緒に動くようになり、太平洋プレートがフィリピン海プレートに潜り込みにくくなっているので今後は西之島で火山性活動が静穏化して行く、と言う事になるはずです。
Hi-netでここ30日と1週間で比較すると、父島や母島より西にあたる西之島エリアでは浅い震源の地震が発生していません。
引用開始(一部抜粋)
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja
引用終了
画像は直接御覧ください。