快気分析

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仕組みとアプローチ -  資源価格や食糧価格の上昇と急速な円安 対策は多々有る

2022-06-15 19:51:26 | 国富の獲得か流出か
 このところの資源価格や食糧価格の上昇と急速な円安で日本国内では物価上昇、電気やガス、ガソリンなどのエネルギー価格が上昇しています。
 一方で円安だからと言って日本のハイテク製品が多く売れるか?と言うと既に生産拠点の多くが海外に出てしまっているので工業品輸出による外貨獲得の期待はできず、また外国人観光客によるインバウンド需要もまた新型コロナ以前の水準に戻るのはそう簡単ではない・・・そしてその一方では高くなった資源価格や食糧価格をそれも円安で輸入しないといけない、と言うだけでなく、工業製品も円安で高値で買わなければいけなくなり、まさに国富の流出のオンパレードと言った所でしょうか。
 それで日本全体が貧乏になりつつあり、それが物価高、最近は年金の減額などになっている感が有ります。
 実は国富の流出を防止する手段は多々有るのですが、それが明確化されていない点も問題かと思います。
 例えばですが以前の記事で書いた通り、杉などの放置林を伐採、枝打ちなどしてそれを燃料にする事。火力発電所での利用は当然考えられます。
 これらの森林の地表には腐葉土もある程度は有るのでそれらを肥料として利用すればある程度は最近の化学肥料高に対応できるかと思います。
 またお米を多く食べる事、例えば寿司を国産米と国産の魚介類や農畜産物で作って楽しむとかです。
 最近は円安の影響もあって小麦粉の方が米粉よりも2割前後高くなっているようですが、「ならば米粉を輸出して外貨獲得しよう」と言う発想になりがちです。
 しかし米粉を輸出してその代わりに高くなった小麦粉を輸入するのなら、最初から米粉を国内で消費した方が得に決まっています。
 確かに小麦粉を材料にしたものでないと好みに合わない、と言う人も多少はいるかも知れませんが、最近は米粉のラーメンとかも有ったりして工夫次第です。
 またせっかくですから、そこそこ漁獲が有るイワシとかで新鮮なものを(まあ念の為にマイナス20℃以下で24時間以上冷凍してから)寿司ネタとして国産米で寿司にするのもお得です。
 一般にイワシ、アジなどは家庭用の冷凍庫程度で冷凍すると、かなり食味が落ちると言う見方も有りますが、それは昔の家庭用冷凍庫でマイナス18℃迄しか出来なかった頃の話である事が多いのではないでしょうか?
 温度が高い程ゆっくり冷凍されてそれだけ魚肉の細胞破壊が顕著になるのですが、例えば自分が自宅の冷凍庫(マイナス24℃以下で24時間以上)で冷凍してから半解凍して捌き、刺身にすると結構イケますね。
 確かに回転寿司とかのレベル程ではないかも知れませんが、まあ美味さを楽しめるレベルです。
 それとイワシの胃腸だけ取り除いた肝臓とか心臓、アラとか頭部とかは、煮沸して醤油や生姜を入れてイワシ汁として楽しめます。
 DHAやEPA、カルシウム、その他の栄養もたっぷり含まれていて、これを仮にサプリメントで摂ると結構な価格になるかもと言う位に思えます。
 せっかく国内に豊な食材が有るのですから、それを利用しない手は有りません。


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