武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

タンメンの巻

2008-10-05 21:08:04 | Weblog
毎日新聞夕刊 2007年5月29日(火)掲載のえ

青い空色とオレンジ色に青春を感じるタンメンです。

作家の村松友視さんが、大学進学で東京に出てきて、タンメンを食べる生活を送ります。学生時代のタンメンは、味より思い出と。タンメンとギョーザを頼んだときは、ギョーザのつけ汁に(もちろんラー油を入り)具がちょっと出て混ざったものをタンメンにたらして食べる。これが至福の食べ方と語ります。

昔のシンプルなタンメンをイメージして作ってみました。


絵を描くために、底の低いお皿に移し直して具が見えやすいようにします。

箸で具を移動させたり、麺をもちあげて様子を見たりと、ぐちゃぐちゃになるまでさわってあげく「次、持って来い。」と言われるままに、次の「タンメン」を持って行く。その状態がピタッとやむ時がくる。こうなったら、半分絵は出来ていると言う事。筆圧が強いのか、アトリエからの音はニギヤカ。鉛筆の擦る音と勢いを、今回は感じた。

タンメンは野菜が入っていて栄養満点。
レシピ。
1.まず、麺をゆでるお湯を沸かしておきます。ゆで卵も作っておきます。
1.具は豚肉、白菜、キャベツ、にんじん、にんにく。フライパンに油を引いて、にんにくのみじん切り、豚肉を炒めます。豚肉が軽く火が通ったころ、野菜を入れます。少し塩をして、野菜がしんなりしたら胡椒をふりかけます。(野菜炒めの味の薄いものと思っていただいたら良いです。)火を止めます。
3.ラーメンのスープは、300cc。鶏がらのスープの素と中華味の調味料を入れ塩で整えます。煮立ったスープに炒めた野菜を入れます。スープにほんわか野菜のうまみが出ます。
4.茹でた麺をどんぶりに入れ、3のスープを注ぎます。食べる時にごま油を入れても美味しい。

※インスタントラーメンを使ってもいいと思います。タンメンは青春の食べ物ですから。
私も学生の頃、見栄を張らなくてよい友達と、ラーメンライスをよく食べた。お腹がふくれて、まあまあ美味しくて安いというのがありがたかった。学食で「ジャンボうどん」というのもあった。ただうどんが二玉になるだけなんだけど。

コメント
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