一杯の珈琲
一杯の珈琲の幻想。
いつも「俺は、シュールレアリストなんだ」と武内は言う。街を歩きながら珈琲屋で一休み。珈琲を飲みながら、夢想と幻想が繰り広げられる。中南米文学についても、家でよく話すが、「ボルヘス」「ガルシア・マルケス」が一番気にかかる作家。
わたしは、「ボルヘス」は読んだことはないが、「ガルシア・マルケス」は3冊ほど読み、その幻想的な物語に舌をまいた。特に、「百年の孤独」は圧巻だった。入り口に入ると、すぐ物語の世界へどっぷりとつかり、面白すぎて、一気の読んでしまった記憶がある。メキシコには、摩訶不思議な出来事が起こる風土があると書いてあった文章を何処かで読みましたが、メキシコ文学には、そんな匂いが漂っていました。
メキシコの画家、シケイロスやディエゴ、フリーダ・カーロの絵を見ると雰囲気はつかみやすいと思う。
そんな幻想的な世界を思い出させてくれる作品です。
珈琲のまわりのは、摩訶不思議な生き物、不思議な形が取り巻き、生命の踊りでも踊っているのかしら?
と、思う次第です。
6Bの鉛筆と、乱暴に塗られた色鉛筆の色もいいなぁと思いました。
冬の武内ヒロクニ。冬眠して、一歩も外へは出ませんが、篭って制作に励んでいます。
今日は寒い日ですが、日差しがあって、気持ちのいい1日。
制作している姿は、時々写真にとりますが、いつも同じようにしか写りません。
フォームが完成しているというか・・・・。
どんなことがあっても、変わらないのがこの姿。
もう、22年以上この姿を見つづけています。
こんな事を書いていたら、肩でも揉んであげたくなりました。
結構、首と腰が凝るらしい。老眼も凄く進んでいるせいか、目が疲れるようで、目をよく押さえますが、「ギュルルゥ」と音が3度ぐらい聞こえるので、いつもビックリします。ヒエッって具合に・・・・。
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