田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

ペニー・マーシャル 『ビッグ』『レナードの朝』『プリティ・リーグ』

2018-12-19 13:47:46 | 映画いろいろ
 女性監督のペニー・マーシャルが亡くなった。



 寡作の人だったが、『ビッグ』(88)も、『レナードの朝』(90)も、『プリティ・リーグ』(92)も、いい映画だった。近々公開の『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』は“変身”をテーマにした映画だが、その象徴として、『ビッグ』を見たヒロインが「自分にも奇跡を…」と祈るシーンがあった。

All About おすすめ映画『ビッグ』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0cc7fbc7013ff0d4ebad286610cd3c15

All About おすすめ映画『プリティ・リーグ』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/04ddaf554e14f40f6c35b216b151701f

『文化の泉6』から『レナードの朝』

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【特集】『アリー/ スター誕生』ブラッドリー・クーパー

2018-12-19 13:11:04 | 仕事いろいろ
【特集】『アリー/ スター誕生』監督・主演ブラッドリー・クーパー
「自分が思い描いてきた映画をそのまま作ることができた」



https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1172842
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『お茶と同情』

2018-12-19 11:29:04 | 1950年代小型パンフレット

『お茶と同情』(56)(1990.1.26.)

 アメリカニューイングランドの男子校を舞台に、生徒のトム(ジョン・カー)と舎監の妻(デボラ・カー)との淡い恋を描く。監督はビンセント・ミネリ。



 高校時代に初めて見た時、デボラの美しさに結構ドキドキさせられた覚えがあった。いわゆる、少年が年上の女性に一人前の男にしてもらう、というよくある話なのだが、今、改めて見直すと、デボラの美しさは変わらないものの、何でこの程度の描写で昔はドキドキしたのだろう、と拍子抜けさえした。それは、自分自身が大人になったこともあるが、今は過激な性描写が氾濫し、それに慣れたせいで、少々のことではドキドキしなくなってしまったからなのか。

 高校時代に、こっそり深夜のテレビで見てドキドキした映画を今見直すと、こんな感慨した浮かばないのは何とも寂しい。今後、この手の映画は、なるべく再見せずに、最初のイメージを心の奥にしまっておいた方がいいのかもしれないと思った。

『名画投球術』いい女シリーズ4「正真正銘の“美女”が観たい」デボラ・カー
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/be594f2a790e1b4a23a8b68236557b94

デボラ・カーのプロフィール↓


【今の一言】主人公のトムは女々しい男として“シスターボーイ”と呼ばれているが、どうやらこの映画(基は舞台)の奥には同性愛の問題が秘められているらしい。だとすると、トムが年上の女性に“男”にしてもらう、というラストには無理がある気もするが、これは、当時はこうした問題があからさまには描けなかった結果なのだろう。現在の描写とは隔世の感がある。

パンフレット(57・外国映画出版社)の主な内容
解説/物語/スタアメモ デボラ・カー、ジョン・カア/製作者ロバート・アンダーソンに就いて/この映画に浴びせられた、紐育各紙及び業界紙の讃辞

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