田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『コンドル』

2019-04-05 22:54:05 | 1950年代小型パンフレット
『コンドル』(39)(1986.11.16.水野晴郎の懐かしの洋画劇場)



 ショーガールのボニー(ジーン・アーサー)は、南米での巡業後、エクアドルの港町バランカに立ち寄る。そこで彼女は、地元で郵便運搬を行なっている小さな航空会社のパイロットたち(ケーリー・グラント、リチャード・バーセルメス、トーマス・ミッチェル)と知り合う。

 アンデス山脈の危険地帯で、命懸けで働くパイロットたちの友情と冒険、ロマンスを描いたハワード・ホークス監督作。ホークスが航空映画を得意としていたことは後に知ったが、グループ劇を面白く見せるという得意技はこの映画でも存分に発揮されていた。原題は「ONLY ANGELS HAVE WINGS」。この邦題は何とかならなかったのか…。

ケーリー・グラント


ジーン・アーサー

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『今日も嫌がらせ弁当』篠原涼子にインタビュー

2019-04-05 18:41:33 | 仕事いろいろ


 娘役の芳根京子との母娘役には若過ぎると思ったら、年齢的には特におかしくないというから驚いた。

 詳細は後ほど。

『今日も嫌がらせ弁当』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ddb2dace8368fe1cba5258cd42f7d3cd
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『折れた矢』

2019-04-05 10:16:07 | 1950年代小型パンフレット
『折れた矢』(50)(1986.11.16.水野晴郎の懐かしの洋画劇場)



 旅の途中、傷ついたインディアンの少年を助けたジェファーズ(ジェームズ・スチュワート)は、アパッチの族長コチーズ(ジェフ・チャンドラー)の知己を得、次第に友情を深めていく。また、アパッチの娘ソンシアレー(デブラ・パジェット)と愛し合ったジェファーズは、彼らと白人との架け橋になろうと努めるが…。

 インディアンの視点から平和を求める彼らの姿を描いた、製作当時としては画期的な西部劇。監督はデルマー・デイビス。温和なスチュワートが主人公を演じたことはもちろん、白人でありながらインディアンを演じたチャンドラーとパジェットの好演が、この映画に説得力を与え、忘れ難いものにしている。

ジェームズ・スチュワート

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『大平原』

2019-04-05 06:15:00 | 1950年代小型パンフレット
『大平原』(39)(1986.9.15.水野晴郎の懐かしの洋画劇場)



 東からユニオン・パシフィック鉄道、西からセントラル・パシフィック鉄道という、米大陸横断鉄道建設を背景に描いた西部開拓劇。監督はセシル・B・デミル。

 機関士の娘(バーバラ・スタンウィック)と工事監督(ジョエル・マックリー)のロマンス、インディアンの襲撃、列車の転覆など、見せ場が多いのはいかにもデミル流だが、全体的には大雑把な感じがするのは否めない。この映画の下から上に上がっていくオープニング・クレジットを、『スター・ウォーズ』(77)がまねたといわれている。

バーバラ・スタンウィック


ジョエル・マックリー
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