田中雄二の「映画の王様」

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【ほぼ週刊映画コラム】『記者たち 衝撃と畏怖の真実』『バイス』

2019-04-06 18:09:02 | ほぼ週刊映画コラム
エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は

セットで見ると理解が深まる
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』『バイス』



詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1185119
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『殴られる男』

2019-04-06 08:43:27 | 1950年代小型パンフレット

『殴られる男』(56)(1986.11.23.水野晴郎の懐かしの洋画劇場)



 スポーツ・ライターのエディ(ハンフリー・ボガート)は、ボクシングプロモーターのニック(ロッド・スタイガー)から新人トロ・モレノ(マイク・レイン)の売り出しを依頼される。実は大男のトロは八百長で勝ち進んでいたのだ。

 マーク・ロブソンが『チャンピオン』(49)に続いてボクシング界の暗部を描いた映画を監督したが、この映画の場合は、脚本のフィリップ・ヨーダンの功績が大きいだろう。図らずもボギーの遺作となった。

 トロのモデルは元ヘビー級の王者で後にプロレスラーとなったプリモ・カルネラとされるが、そのカルネラを破ってヘビー級王者となったマックス・ベアがこの映画に出演しているのも何やら因縁めいている。それにしてもこの時期のスタイガーの憎々しさは尋常ではない。

ロッド・スタイガー

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