田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『ドリームランド』

2021-04-08 21:44:01 | 新作映画を見てみた

クラシックな西部劇のような脚本

 世界恐慌下の1930年代半ば、テキサス州の田舎町に暮らす17歳の少年ユージン(フィン・コール)は、銀行強盗をして指名手配中のアリソン(マーゴット・ロビー)と出くわし、彼女をかくまう中、興味を覚え、共にメキシコを目指して逃亡することになるが…。

 『俺たちに明日はない』(67)にインスパイアされて書いたニコラス・ズワルドの脚本を目にしたロビーが、自身のプロダクションで製作し、マイルズ・ジョリス・ペイラフィットを監督に指名。『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』に続いて、またもや汚れ役に挑んでいる。

 ペイラフィット監督が「クラシックな西部劇のような脚本」と語るように、アリソンがビリー・ザ・キッドを称えるシーンもあるが、監督自身は『怒りの葡萄』(40)『ペーパームーン』(73)の雰囲気を参考にしたのだという。

 そして、この映画を一言で言えば、「逃れることと夢見ることの物語」なのだそうだ。砂嵐=ダストボウルのシーンが印象に残るが、人物描写に深みがなく、残念ながら平均的な出来にとどまっている。

 さて、ドリームランドと言えば、子どもの頃、何度か訪れたことのある横浜ドリームランドのことを思い出した。

【インタビュー】『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』マーゴット・ロビー
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f68d6feefe67190181d776737a86431c

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『映画の森』「2021年2月の映画」転載

2021-04-08 11:09:00 | 映画の森

「KyodoWeekly」2月22日号から「映画の森」2021年2月の映画」共同通信のニュースサイトに転載。

https://www.kyodo.co.jp/national-culture/2021-04-07_3604902/

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【ほぼ週刊映画コラム】『アンモナイトの目覚め』『パーム・スプリングス』

2021-04-08 10:02:46 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
恋愛を描いた対照的な2本の映画
『アンモナイトの目覚め』『パーム・スプリングス』



詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1269538

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「BSシネマ」『キリング・フィールド』

2021-04-08 06:55:48 | ブラウン管の映画館

『キリング・フィールド』(84)

「バンド・オン・ザ・ラン」と「イマジン」が流れる
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/0860c425ec7cb9666ac58675b8e76c8b

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