アイバン・ライトマン死去。最後の映画が、息子のジェイソンと一緒に作った『ゴーストバスターズ/アフターライフ』だったのだから、いい人生だったのではないか。初めて彼を知ったのは、彼が製作し、ジョン・ランディスが監督をしたこの映画だった。
『アニマル・ハウス」(78)(1980.5.4.三軒茶屋映画.併映『アメリカン・グラフィティ』『天国から来たチャンピオン』)
1962年。名門フェイバー大学の新入生ラリー(トム・ハルス)たちは学生友愛会のデルタ・ハウスに入会するが、そこはブルート(ジョン・ベルーシ)、かわうそ(ティム・マシスン)など、くせ者集団の巣窟だった。学長(ジョン・バーノン)は、優等生集団のオメガ・ハウスを使ってデルタ・ハウスをつぶそうとするが…。
めちゃくちゃな映画だが、こんなに笑ったのは久しぶりだった。これは劇場の雰囲気の影響もあったのだが、登場人物がそれぞれ個性的で、60年代初頭のまだ明るいアメリカがよく出ていたからだと思う。
ラストの“その後の消息”は、今日一緒に見た『アメリカン・グラフィティ』のパロディだろう。それにしても、あのデブのブルートが上院議員とは、いやはや何とも笑える。遊んで騒げるのも学生の特権!
【今の一言】ちょうど自分も大学に入ったばかりのときで、大学の隣の駅にあった映画館で見たのだった。ただ、その後の自分の大学生活はこんなに楽しくはなかったが…。
『ベートーベン』(92)
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『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
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