田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

「ジャズ・コレクターズ・クラブ」コンサート

2022-11-16 23:46:50 | 雄二旅日記

 神保町のジャズ・オリンパスで月に一度開催されていた「ジャズ・コレクターズ・クラブ」のコンサート。ここのところコロナ禍でずっとお休みだったのだが、約3年ぶりに復活したので顔を出してみた。

 今回は「JAZZ FOR VARIETY」と題されたアラカルト。ジャズには無知なので、「BESAME MUCHO」「SUMMERTIME」「VOLARE」「TONIGHT」など、知っている曲は半分程度だったが、毎度のことながら、大きなスピーカーで聴くジャズは格別だった。

 ところが、50年以上続いたこの会も、諸事情から次回でいったん幕を閉じるとのこと。淋しい限りだ。

ジョニー・マーサーとクリント・イーストウッド
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e4c7683333c5804b490165c61fecc25c

『真夏の夜のジャズ』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/77f7e807e49418cea61c07426d233b87

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『終末の探偵』

2022-11-16 10:20:35 | 新作映画を見てみた

『終末の探偵』(2022.11.15.オンライン試写)

 とある街の喫茶店を事務所代わりに、しがない探偵業を営む連城新次郎(北村有起哉)は、闇の賭博場でトラブルを起こしたことから、顔なじみのやくざで笠原組幹部の恭一(松角洋平)から、面倒な仕事を押しつけられる。

 それは笠原組が敵対する中国系マフィア・バレットの関与が疑われる放火事件の調査だった。さらに、連城はフィリピン人の両親が強制送還させられた過去を持つミチコ(武イリヤ)から、謎の失踪を遂げた親友のクルド人女性の捜索を依頼される。二つの事件を追ううちに、連城は裏社会の抗争に巻き込まれてしまう。

 全体に漂うハートボイルドな雰囲気、時折見られるユーモラスな場面、凝った音楽など、松田優作主演のドラマ「探偵物語」(79~80)を意識しまくりなところが感じられて、ちょっとうれしくなったし、北村も頑張っていた。監督は井川広太郎。

 ただ、雰囲気作りや小道具としてのたばこの役割は、過去の名場面作りに貢献したこともあるし、かつては自分も吸っていたのでよく分かるのだが、この映画では、必要以上にたばこを吸うシーンが目に付いた。禁煙しろなどと野暮なことは言わないが、さすがにちょっと多過ぎた。

 いまだに、こうした映画にはそれが必須だ、かっこいいと考えているなら、それは大きな勘違いで時代錯誤だという気がしたし、昔の映画やドラマへの敬意はうれしいが、そうしたところまで無理にまねしなくてもいいのではないかと思った。

 この映画は、本来は映画よりもテレビの連続ドラマ向きの素材だと思うし、それを見てみたい気もするが、これがテレビだと、今やコンプライアンスの問題もあり、ここまでたばこを吸うシーンは見せられないだろう(暴力や性描写もしかり)。

 だから、そうしたことが多少は緩い映画や配信ドラマでは、必要以上に見せることに意義があると思っているのかもしれないが、それもちょっと違う気がする。

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「BSシネマ」『ザ・ロック』

2022-11-16 06:15:35 | ブラウン管の映画館

『ザ・ロック』(96)

プロデュースはジェリー・ブラッカイマー
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ffb0c9c101783a7d84948bf2a05cf954

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