八十八夜の頃 2014-05-03 22:43:12 | 日記・エッセイ・コラム 八十八夜の頃は私が一年中で一番好きな季節です。 新茶の伸びゆく芽に、生命力を頂きます。 爽やかな風を感じます。 足元には、懐かしい庭石菖の花。 富士山と茶畑、鯉幟。青空と雲。 Г朝夕富士山が見えないと寂しい。」と言い続けた亡き母の願いを叶えてあげようと、市外の便利な団地から、こんなに山の中の、故郷の茶畑に似た風景の中で過ごすことになったのも、お茶っ葉の一枚一枚を大切に育てて、私たちに高等教育を受けさせてくれた先祖の苦労を忘れないようにと言う願いなのではと考えています。