広報無線の放送は、年がら年中繰り返されます。
一番多いのが、行方不明者のお尋ね。
認知症の老人の徘徊に伴う行方不明の捜索。
当事者にとっては、藁をもすがる思いだと思います。
残念ながら行方不明者本人を知らないので、殆どお役に立てません。
次が火事のお知らせ。
夜中でも消防団に出動命令が出るので、一旦目覚めるとなかなか寝付けなくて困っています。
全市に一斉に放送する必要があるのでしょうか?
該当する地域だけに限定して緊急無線放送をした方が効果的だと思います。
三番目は、気象の警報や、注意報のお知らせ。
大雨洪水警報などが発令されたなどと放送しています。がその時には大雨や風の音で殆ど聞き取れません。
更に富士市と富士宮市の広報無線が反響し合って、何を言っているのかチンプンカンプンです。
放送開始の時間が少しズレているので、カエルの歌が聞こえて来るよ。の輪唱みたいです。
テレビやパソコンの情報で天気予報はかなり正確丁寧に伝達されていると思います。
という訳で、普段広報無線はかなり迷惑な騒音発生器。
ところがですね…… 昨日の富士宮市の広報無線は、夫も私もかなり注目しました。
熊の親子が富士宮市の市街地で目撃されたままでまだ捕獲されていませんので、注意して下さい。
見かけた人は警察に届け出てと言う内容のようでした?
鹿なんていつだって見かけているし、家の前にも来るんだし一々広報無線で放送する訳無いわよ…
猪の親子じゃない?
いや猿じゃないか!?
熊の親子と確認出来たのは今日の昼。
『良く出るんですよ。お母さん!』お嫁さんは平然と返答しました。
熊は山の中。森の中。
愛するプーさんは森の中に住んでいるのかと思っていましたよ…
広報無線は野生の熊が市街地を彷徨いていると言う時に使用するんだ!!