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青山学院大学の入学式の記憶から◆大学は誇るものだよ!

2010-04-05 11:02:41 | 日記
こんにちは

今週は入学式が多いと思います。
式典ということからインスパイアでお届けしますね


◆青山学院大学の入学式(キリスト教系のパターン)から


在学中は合唱団の一員で式典に参加した関係もあって
自分の時を含めて4回分入学式に出席したことになっています。

80年代末から90年にかけての青山学院の入学式の
進行パターンを音楽の記憶で記すとこのようになってました。

♪オーケストラ
「大学祝典序曲」(ブラームス)

♪オーケストラ・合唱団・聖歌隊
「校歌」
「賛美歌」
「ハレルヤ」(ヘンデル)
「賛美歌(アーメン7唱)」

♪オーケストラ
「トランペット・ボランタリー」(クラーク)


基本的には今も変わっていないと思います。

ブラームスはともかく、賛美歌やヘンデルのメサイアは
キリスト教系大学の式典には定番で演奏されます。


◆入学式に見られる大学の文化的な個性


慶応OBの兄によると慶応義塾大学の入学式では
♪「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲(ワーグナー)
だったそうです。


重低音で壮麗・緻密なワーグナーはいかにも
「陸の王者・慶応」にぴったりな気がしますね。


式典で使用される音楽ひとつにも
私立大学が持つそれぞれの文化的な個性・伝統
が感じられると思いませんか?

このような「私立大学の個性」は、将来的に学生の
個人の個性にプラスアルファで身についていきます。


◆個性は重層的に形成されていくもの。


さて新卒の就職活動が厳しくなってます。

自分の個性・特徴はいったい何だろう?
自己分析が曖昧なまま就活に飛び込むと失敗しやすいものです。


個性や特徴というのは自分一人で作るものでもなくて
10代であればまだ80%は周囲の環境から形が作られる
といってもいいかもしれません。

入学した大学が持っている「大学」の個性・雰囲気が
客観的にどのようなものなのか、という事を知っておくと
就職活動の自己分析では客観性も出てくると思います。


「個性が重層的に形成されていく」
ということは何かというと、
「人は環境から少しづつ影響されて育ってくる」
ものです。


◆まずは母校を誇りに思うことから


ここまで書くと
「出身大学による就活の差別の現実」を認めよ、
という主張とも誤解されるので書いておきますね。


私の意図は次元が違ってます。

仮に東京大学卒業であっても就職活動は厳しいものです。
同じ東大出身者どうしで比較判断されます。

どこの大学出身であっても
自分に自信を持って自分を表現しよう
ということです。

そのときに、自分の大学をいたずらに卑屈に感じていたらおかしい。
大学を卑屈に感じるなら、そういう自分も卑屈になっていきます。


社会の認識・評価基準はどのようなものであったとしても
私は、私の母校を誇りに思い、そこで学んで育んだものを
大切に思って決して貶めたりしないぞ(卑屈にはなるまい)


就職活動では、自分に自信を持つことが大切です。
その自信は時にはカラ元気・虚勢であってもかまいません。
じつはこれこそが、人生でも問題解決の突破につながると思っています。


◆誇りは主張してこそ迫力あり。


歴史上、小さな国が生き残るには必死のプライドが必要でした。
たとえばポーランド。
ロシアやドイツにたびたび蹂躙されながら
決して従属はしませんでした。



上智大学名誉教授の渡部昇一先生が、以前こんな話をしていました。


心に残った小説がある。

ポーランド出身の少女がアメリカの学校で
英語かできないことから学力が伸びずに
「いじめ」に遭遇する。

そのとき少女は毅然として言い放った。

「あなたがたアメリカ人がどれほど偉いのか?」
「ポーランドにはヨーロッパで長い歴史があるのだ」
「わずかな歴史しかもたないアメリカ人に」
「ポーランドを侮辱することはできないのだ!」

アメリカ人たちはこの迫力に一言も反論できなかったのだ。

ポーランドが本当に偉い国かどうかはともかくとして、
自分の祖国の歴史に誇りを持つことが
どれほどその国や国民の生き方に勇気を与えることか。


◆ヘンデルもワーグナーもショパンも音楽は一流


ポーランドはショパンの母国でもあります。
ショパンの音楽はポーランドへの祖国愛
無しには生まれませんでした。


キリスト教系の大学がヘンデル♪を奏で
慶応義塾大学がワーグナー♪を演奏する入学式

ショパン♪の音楽のように燃えるような母国愛で
自分の選んだ大学を誇りに入学式を迎えるみなさんは

大学の個性にインスパイアされて自分の個性を
これからどんどん輝かしていってくださいね


それでは