tarebon就活ポインター☆キャリアと人生の問題解決に役立ててね☆

キャリアと人生の問題解決にこのブログをお役立てください!

小沢左重喜のエピソード~小沢一郎の父■その血筋・・■

2010-04-28 11:47:16 | 日記
こんにちは。

ネット上に公開されることは初めてかな。
民主党幹事長・小沢一郎サンの父親の逸話です。

インスパイアは昨日のニュースから

民主党・小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入事件で検察審査会は小沢サンに「起訴相当」を議決(4月27日)


■青雲の志~小沢左重喜


小沢一郎サンの父親は衆議院議員を務めた小沢左重喜サン。
この人物は初代の郵政大臣です。

若い頃、岩手県から先輩を頼って上京し
苦学して日大の法学部に進学して弁護士になりました。

東京の四谷・坂町にあった蒔炭商に奉公していたようです。
番頭さんとして働きながらの「苦学」

店の主人の娘の記憶では
「じゃがいものような顔だち」
でも
「純粋な志のある番頭さん」
だったようです。

■店の主人と共に走り回る


この店の主人は宮野幸三郎といって町内会長を務めていました。

当時の四谷近辺には政治家が多く住み
犬養毅(226事件で暗殺)なども得意先でした。

町内会長という立場から地元で選挙運動にも奔走し
番頭の左重喜サンも宮野主人と一緒に走り回るうち

「いつか俺もああいう代議士になってやるっ!」
と思い始めたようです。
日大の夜間部に通いながら、寒中水行などもこなして
とにかく真面目に純粋に苦労してきました。

■店の布団を勝手に売りさばく?


この店は陸軍の士官学校に近く、商店の2階が
生徒の集会所に指定されているなどしていて
ちょっとしたサロンでもありました。

来客用に上等な布団などがたくさん置いてありました。

あるとき、
この布団類が無くなっていることが発覚しました。
質屋に売り飛ばされて、誰かがお金に換えてしまった。

犯人はなんと番頭の左重喜さんでした。

宮野主人は怒り心頭で
「おまえなど店を辞めちまえ」

左重喜さんは寡黙に、ただ小さくなっていました。
主人の奥さんのタネさんが左重喜さんに代わって

「左重喜さんはお金を遊興費に使ったのではなくて」
「勉強のために本を買うお金にした、と言ってますから」
「ここは仕方がないじゃありませんか」

「どうか許してあげてくださいな」


■左重喜さんの心情は・・


勉強のための本を買いたくて、つい黙ってお店の
布団を売り飛ばしてしまいました。
番頭として不徳のいたすところではあります。

しかし
私は決して遊興費(私利私欲)目的で
やったのではないです。
志のために・・


恩人であるタネさんの娘さんが亡くなった時

政治家になった左重喜さんから
とても大きな花輪が届けられたようです。


■タネさんの娘の息子の子が私。


この逸話は私の一族しか知りません。
WEB公開は初めてでしょう。


左重喜さんをかばったタネさん。
タネさんの娘の息子の子は私なので
この話を書くことが許されるものでしょう。
(父方の祖母から聞いた話です)


■血筋はいかに?


小沢一郎こと小澤一郎サンの父親ゆずりが
無意識に遺伝するものだとしたら、私には
いろんな感慨があります。

自らの志のために布団を売ってしまった。
しかし志がいいから何事も許される
とは限らない。

私は先祖のタネさんのように
小沢サンをかばうことはないものです。
私の血筋は主人に近くて

「おまえなど店を辞めちまえ」
(なぜ正直に言わなかったのだ)




左重喜サンの逸話を見事に思い出させる
一郎サンに、思う事は複雑です。


この逸話に関してご興味ありましたら
資料はございますので研究テーマにでもどうぞ。

では明日良い休日を