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民主党の樽床伸二議員にエール◆松下政経塾の講話録から

2010-06-04 10:14:48 | 日記
鳩山首相の辞任を受けて
民主党の次期代表選に
菅直人、樽床伸二の両氏が立候補しました。
(本日午前現在)

リアルタイムなニュースからインスパイアです。


◆樽床氏の存在はバーバラ・リー?


アメリカ911テロ事件の後
「ブッシュ大統領に報復戦争を許す決議」に
一人反対をしたのがバーバラ・リー議員です。

当時、バーバラ議員の反対票について
「アメリカの良心である」
「勇気がある」
と日本のマスコミは注目しました。


しかし少数のジャーナリストは
別の見方をしていました。


全員賛成で決議をすればあまりに
アメリカの都合が良すぎてしまう。


1票でも反対票があることが
既成事実となって国内・国際政治的に都合が良い。
(反対票を投じる議員を、わざと一人くじ引きさせた?)


◆国民を納得させるための既成事実?


この1票の既成事実が
「アメリカにも良心的な意見があったのだ」
「多様な総意としてアメリカに大義名分ある戦争決議であった」
ということになったという見方です。


樽床議員が立候補することで
「複数擁立したなかから正式に代表選出されるのだ」
という既成事実ができあがるようなイメージです。


樽床議員を見ていて
このような「くじ引き」で決められた印象を持ちました。


◆あえて樽床議員にエールを!(松下政経塾OBなら)


樽床議員は有名な松下政経塾の出身です。
同期には神奈川県の松沢知事がいます。


松下政経塾は、松下幸之助が
「21世紀の日本をになう各界の指導者の育成の一助」
として創設しました。


松下政経塾がスタートした頃に塾生が学んだ
各界の講話から印象的な部分を引用しますね。


◆◆相手にわからせる努力◆◆

(日本では)
オーケストラの指揮者をバンと決めて「君の振るとおりにやるぞ」
ということはわりと認めたがらない。
そういう強いリーダーを認めたがらない。
(しかし)
逆にそういうことを認めさせなくてはならないときもあり
そのためにはコミュニケーションが大事になってきます。


指導者、とくにこれからの政治経済においては
最小限相手にわかってもらえる努力をする必要があるのではないか。

愛情の表現でイタリア人は何回も何回も
「愛しています。愛しています。」というけれども
(それと同じように)
相手にわかってもらえるコミュニケーションが
指導力の重要な要素になってくるだろうと思います。

◆◆多様な人々とのコミュニケーションで◆◆

みなさん(塾生)はいろいろなタイプの人間に積極的に会いにいくことです。
いろいろな人と会って、人間がどんなものか見てきなさい。
世の中で、悪玉にしろ、善玉にしろ、一応名をなしている人は
それだけのものを持っているわけです。

松下政経塾講話録~牛尾治朗さんの講話から~
※一部抜粋です。


◆相手に「聞く耳を持たせる」コミュニケーションを


次期総理に求めたい資質であると同時に
私を含む社会人一般と就職活動の学生にも
言えることのようです

世の中のいろいろな人に向かって
自分の意志を明確なコミュニケーションで
伝えられる技術と、伝えられるだけの立派な中身を
持ちたいものです。


イラク開戦決議に反対したアメリカ民主党の
バーバラ・リー議員の一票は
いろいろな見方はあったにせよ

既成事実としては
全会一致の独裁決議ではない自由主義国の証明になりました。

民主党の樽床伸二議員には
何かのカタチで松下政経塾出身者が学んだ精神の
足跡を

民主党内で既成事実であっても
残してくださることを希望します。