こんばんは
ちょうど一週間前の10月27日のブログに
『就活に関わるお母さんへ◆企業は男性社会◆武士の母を頼もう』
を書いてから、その続きを書こうと思っていました。
戦前までは明治天皇のご生誕日である
『明治節』と呼ばれてきた11月3日の本日は
『男のプライドを考えるよき日』でもあるかなと思います。
就活中の男子諸君。そしてそのお母さん。
男の誇り(プライド)を大切にしてみよう。
ではいきます。
◆男の子の育てかた
※※※※
男性に比べて女性は、どうしても小言や注意が多くなりがちです。子どもと接している時間が長い分だけしかたがない面もありますが、その場の感情だけであまり後先のことを考えないで言葉が出てしまうという面もあるのではないでしょうか?
・・・・・
小言や注意は効果的に使いましょうよ。
※※※※
金森浦子『男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ』静山社文庫 2009年より。
金森さんは心理カウンセラーで、青山学院大学 文学部 教育学科の大先輩でもあります。そういうご縁もあるのですが、私が就活生の男子に最近感じている「ある不安」の原因についてこの本からヒントを頂くことができました。
◆プライドを喪失した男子学生のES(エントリーシート)
お父さんの影響力が低下したのでしょうか。
あるいはシングルマザーが増えてきたのでしょうか。
就活の男子学生が小さい頃から家庭で「お母さん」に追いつめられて
「男子のプライド」が傷ついたままのような内容を感じるES(エントリシート)
が増えているという話を人事関係者から聞きます。
※大学名(学歴)に関係ないようです。
自分の意志が弱く、エントリーシートから感じるニュアンスは
「自分はお母さんの言うままのほうが安心で、楽なので」
「お母さんが安心する会社を志望しました」
「競争は嫌なのです。大人しくして静かにしていたい」
◆覇気・勇気・積極性・そして男の誇り(プライド)
私は性別や個性を強制する考え方を推奨しているのではありません。
だから、おとなしくて静かな男子学生がいてもかまわない。
またそういう考えや個性・特徴があるのも良いと思います。
ただし前述のニュアンスの男子学生のエントリーシートが
あまりにも多数存在するというのであれば、社会を支えるバランスとして
かなりの不安も感じます。
明治節の今宵。
明治時代に活躍した政治家、軍人、学者、経営者、教育者を振り返ると
江戸時代から引き継がれた「武士の精神」が息づいていて
武士の誇り(プライド)こそ日本社会のダイナミズムであったとも言われています。
◆究極の誇りは社会への責任感かも
ここからは多少私の持論として展開しますね。
警察官や消防、軍人、教育者、医者、弁護士、経営者・・・
それぞれの職業には、仕事内容への誇りが職業の使命感となっています。
その誇りというのは「自分以外の他者、地域、業界、日本」への
責任を感じるところから生じるものでもありましょう。
男性の場合は、このような公共的使命感に
男性の「戦う本能」を当てはめて誇りに感じることが
女性よりも強いのであろうと思います。
男の誇り(プライド)というものは日本の場合
まさに「武士の切腹」に象徴されるものです。
◆お母さんの過干渉は「男の子の去勢」かも
命をかけて守るべき「男の存在証明」が誇り(プライド)というものなので
最近のお母さんたちが、男の子を育てる時に、あまり口うるさく過干渉をすれば
ペットの去勢のように「男の存在証明」が去勢されてしまう危険があります。
ではどうしたらいいのかといったら?
それはまた別の機会にかいてみますね。
◆黙って静かに考えてみよう
ここでは今、就活を迎えている男子学生さんに一言。
男の誇りとはなんだろう。
仕事に命をかけるとはどういうことだろう。
使命感とはどういうものだろう。
それを『黙って静かに考えてみよう』
あさみどり 澄みわたりたる大空の 広きををのが心ともがな
(明治天皇)
11月3日の夜に
ではまた
ちょうど一週間前の10月27日のブログに
『就活に関わるお母さんへ◆企業は男性社会◆武士の母を頼もう』
を書いてから、その続きを書こうと思っていました。
戦前までは明治天皇のご生誕日である
『明治節』と呼ばれてきた11月3日の本日は
『男のプライドを考えるよき日』でもあるかなと思います。
就活中の男子諸君。そしてそのお母さん。
男の誇り(プライド)を大切にしてみよう。
ではいきます。
◆男の子の育てかた
※※※※
男性に比べて女性は、どうしても小言や注意が多くなりがちです。子どもと接している時間が長い分だけしかたがない面もありますが、その場の感情だけであまり後先のことを考えないで言葉が出てしまうという面もあるのではないでしょうか?
・・・・・
小言や注意は効果的に使いましょうよ。
※※※※
金森浦子『男の子を追いつめるお母さんの口ぐせ』静山社文庫 2009年より。
金森さんは心理カウンセラーで、青山学院大学 文学部 教育学科の大先輩でもあります。そういうご縁もあるのですが、私が就活生の男子に最近感じている「ある不安」の原因についてこの本からヒントを頂くことができました。
◆プライドを喪失した男子学生のES(エントリーシート)
お父さんの影響力が低下したのでしょうか。
あるいはシングルマザーが増えてきたのでしょうか。
就活の男子学生が小さい頃から家庭で「お母さん」に追いつめられて
「男子のプライド」が傷ついたままのような内容を感じるES(エントリシート)
が増えているという話を人事関係者から聞きます。
※大学名(学歴)に関係ないようです。
自分の意志が弱く、エントリーシートから感じるニュアンスは
「自分はお母さんの言うままのほうが安心で、楽なので」
「お母さんが安心する会社を志望しました」
「競争は嫌なのです。大人しくして静かにしていたい」
◆覇気・勇気・積極性・そして男の誇り(プライド)
私は性別や個性を強制する考え方を推奨しているのではありません。
だから、おとなしくて静かな男子学生がいてもかまわない。
またそういう考えや個性・特徴があるのも良いと思います。
ただし前述のニュアンスの男子学生のエントリーシートが
あまりにも多数存在するというのであれば、社会を支えるバランスとして
かなりの不安も感じます。
明治節の今宵。
明治時代に活躍した政治家、軍人、学者、経営者、教育者を振り返ると
江戸時代から引き継がれた「武士の精神」が息づいていて
武士の誇り(プライド)こそ日本社会のダイナミズムであったとも言われています。
◆究極の誇りは社会への責任感かも
ここからは多少私の持論として展開しますね。
警察官や消防、軍人、教育者、医者、弁護士、経営者・・・
それぞれの職業には、仕事内容への誇りが職業の使命感となっています。
その誇りというのは「自分以外の他者、地域、業界、日本」への
責任を感じるところから生じるものでもありましょう。
男性の場合は、このような公共的使命感に
男性の「戦う本能」を当てはめて誇りに感じることが
女性よりも強いのであろうと思います。
男の誇り(プライド)というものは日本の場合
まさに「武士の切腹」に象徴されるものです。
◆お母さんの過干渉は「男の子の去勢」かも
命をかけて守るべき「男の存在証明」が誇り(プライド)というものなので
最近のお母さんたちが、男の子を育てる時に、あまり口うるさく過干渉をすれば
ペットの去勢のように「男の存在証明」が去勢されてしまう危険があります。
ではどうしたらいいのかといったら?
それはまた別の機会にかいてみますね。
◆黙って静かに考えてみよう
ここでは今、就活を迎えている男子学生さんに一言。
男の誇りとはなんだろう。
仕事に命をかけるとはどういうことだろう。
使命感とはどういうものだろう。
それを『黙って静かに考えてみよう』
あさみどり 澄みわたりたる大空の 広きををのが心ともがな
(明治天皇)
11月3日の夜に
ではまた