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正岡子規の就活・進路の悩みから◆坂の上の雲◆子規ノトリ!

2010-11-30 18:20:10 | 日記
正岡子規を描いてみました。
写生を重んじ、キイロイトリをそのままで描きました。


本日の絵柄はアメブロ・mixiの話とつなげています。
共通テーマ「坂の上のクマ」


秋山好古リラックマ、秋山真之コリラックマ
正岡子規キイロイトリという絵を描いて紹介しています。


正岡子規は東京の大学予備門(東京大学)で学び
当時の若者の多くが目指した就職コースである
官僚(大臣)を夢見ていました。


子規がもし、そのまま官僚になっていたら
世の中どうなっていたかな、という部分を考えてみます。


◆子規のめざした人生キャリア



子規はまるでキイロイトリが毎日掃除・洗濯をするように
うまずたゆまず丹念に、観察したことを次々と文章にして
見事な作品を作り続けました。



子規は
最初から文学者のキャリアプランをたてていた訳ではありません。

・英語の成績で苦労したり
(勉強の悩み)

・友人の真之が予備門を辞めて海軍に行く人生選択にショックを受けたり
(進路の悩み、友人の悩み)

・自分が不治の病であったり
(病気の悩み)

今の大学生が直面する就活の悩みと同じような苦しみの中で
自分で進むべき道を決定し、そこにすべてを賭けました。


◆明治の苦しみと平成の苦しみから


12月からNHK「坂の上の雲」第二部が始まりますので
そちらをご覧いただくか、原作を読んでみるのもオススメです。


正岡子規に注目して、彼の人生から「何かを」学んでみよう。





就職活動というのは
たとえ好況期であったとしても

「人生を自分で決める第一歩」という部分では
深く重苦しく悩むものなのですよね。


明治も平成も、進路の悩み・就職の悩みの
この部分は共通しているのだろうと思います。



◆自分で決めた!という自己決定の安心感・満足感を持とう。



今の就職活動の特徴の一つに

親が口出しをして
親の意見・親の勧める会社に行こうとする。

安全だから、安心だからという他人の尺度から
大手志向・安定志向で会社を選ぼうとする。

ということが言われています。


一番の問題は
「判断基準が親や他人になっている」ということみたいですね。
それはもし

その仕事が自分に合っていない、ということになったら
「いつでも他人のせいにできる」という副作用の毒をはらむものでしょう。
最終判断は自分で決めて、自分で納得していないとダメですよ。



子規のように悩んだ果てに、人生を賭けて取組む仕事を
「自分で見つけること」が本当の生きがいにもつながります。


◆年末に向けて


4年生の場合、内定が決まっても決まらなくても
出さなきゃいけない卒論がある人もいますよね。

(就職留年を決めてしまうにしても、これから書く事は覚えておいて下さい)


卒論書くならば集中して
正岡子規を見習おう。


子規の短い人生で、彼はどれだけの文章を書き綴ったか。
一字一字を頭から搾り出して、そこに命を込めて書きまくりました。

就職活動があろうとなかろうと
目の前のやらなきゃいけないことに集中して全力を出してみて!


そういうふうに姿勢・態度を貫いていると心理的な不安というのは
おおかた消し飛んでしまうようです。


子規の目指した「写生句」のように今を描写していこう。
そこから道が開けることが人生にはあるのだから。


11月ラスト☆明日は12月☆

じゃあまた