
おはようございます


新年の仕事始めです。
皆さんよろしくお願いします

今週末には東京ビックサイトで
マイコミ主催の2012年卒対象の合同説明会があります。
いよいよ就職活動が本格化しますね。
今朝の読売新聞『就活ON』(毎週火曜日連載)に
『エントリーシート(ES)』のことが書かれていたので
私も書いてみます。
◆マニュアルを超えよ、と主張する『文章のプロ』
※※※
例えば、書店に並ぶES解説書には「採用担当は忙しく、文章を最後まで読まれる保障はない。結論は冒頭に書こう」といった表現も見られます。
・・
だが、ここに落とし穴があります。
・・
「この言葉を書いたら合格」といった便利なおまじないはありません。
採用担当者は確かに忙しい。だから彼らが読まないのは最後の文ではなく、実体のない「言葉」でしかない冒頭の文なのです。
※※※
読売新聞『就活ON』2011年1月4日から
筆者の原田康久さん(読売新聞人事部次長・採用担当デスク)
は新聞記者歴20年の『文章のプロ』ですからプロは見破るものです。
エントリーシートの形式的なマニュアルを超えた
「自分にしかできない表現方法を見つけよう」と主張されています。
◆エントリーシートが、書けません
「自分にしかできない表現方法を見つけよう」
そのためには、まずは書くことでしょうね。
そこから全てがはじまります。
年明けのこの時期、ある学生さんから
『エントリーシート(ES)が、書けない』という相談を受けたことがあります。
たしかに、はじめてES作成しようとするときの作業は難しいので
相談を始めて・・
2時間ほど経過した時に、重要な事に気がつきました

★『書けません』という意外な理由
この学生さんが『書けません』といっていたのは
文章の内容のことではなくて
手書きの文字にコンプレックスがあるから
その文字を採用担当者に見られることで
内容以前に応募で落とされるのではないか

という心理的な意味で『書けません』ということでした

あんがい、この『書けません』理由の学生も多いんじゃないかと
思います。
手書きについての悩みQ&Aで
『とにかく一生懸命書けば良い・採用に文字の巧拙は無関係』
という、ありきたりの回答が多いのも気になります。
私はその学生さんに
どうやって自信をつけさせて
なおかつ実践的にアドバイスできるか?
ということを考えました。
◆私のアドバイス
私がアドバイスした内容です。
マニュアル本には書いてませんが、テクニックとして使えます。
・パソコンで文章を作成してみよう。
・ES用紙に収まるレイアウトで、文字の大きさも手書きサイズにしよう。
・それをプリントアウトしてES用紙の下に当てよう。
(ES用紙をコピーして、それで下書き練習するということです)
・うっすら見える文字をなぞって書いて練習してみよう。
・ペン習字のように練習を繰り返してから書けば大丈夫。
注)
このアドバイスはあくまで
『自信をつけて手書きでES作成作業を書かせるための文字練習』
です。最終的には自分で手書きすることが大切ですよ。
最初の入口の小さなコンプレックスから前に進めなくなる学生が
けっこう多いんだ。
だから
小さな部分からだんだんと自信をつけて
そしてがんばっていこう!

ではまた。