こんにちは
あるとき、女子大生のES(エントリーシート)添削で
趣味欄に
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「土器作り」
毎年秋に縄文土器を焼いています。
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という部分に新鮮なインパクトを受けました。
感性を大切にしよう!ということでいきますね。
◆感性の大切さ
一般的に、陶芸が趣味な場合は
「陶芸」と書くものでしょう。
しかし彼女の感性は
「土器作り」という表現を使いました。
学生特有の感性こそ、社会人には持ち得ない特質です。
こういう趣味欄の記入から見抜けることがありますよね。
企業が求めているのは、ある意味このような
「感性のキラメキ」なんですよね。
自分の「感性」には自信を持とう。
社会人もかなわない部分なのだから!
◆企業のトレンドを理解しておこう。
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製造業であれサービス業であれ、最終的に商品は消費者に行き着く。それは企業の儲けの源泉でもある。
ところが効率を重視するあまり、企業は製造現場でも販売現場でもあらゆるムダを削ることに腐心してきた。結果としてそれは、消費者に対するサービスの低下を招いてはいなかったか。
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日経ビジネス2011.1.10号「非効率経営」の時代
「内向き」「ムダ」「遠回り」に商機あり~
企業の厳選採用、即戦力が求められるから就職は厳しい
と言っても
あまりに不安に感じることも無いです。
自分たち(就活生)の「感性」というものを素直に信じてみよう。
そしてそれを認めてくれる企業こそ
効率重視から真逆の、非効率を求める商機を狙う企業ならば
必ず目に留めてもらえるものだよ。
◆特有の感性を活かそう。
就活マニュアル通りのありきたりの記入が多すぎるから
採用選考のESにはオリジナリティが求められています。
前のブログでは
「たとえ数少ない体験からでも、それをどう表現するか」
という
「物事の捕えかた、考え方こそ大切」と書いてみました。
書き忘れた・・と思ったことは
プラスアルファの「感性の大切さ」なんですよね。
そうした世代感覚、感性というものは絶対に大切にしてほしい。
みなさん(就活生)の感性を認めない企業はむしろ
市場競争には負けていくと思うのです。
◆考へよ!そして偉くなれ!
就活生の感性とは真逆の、古い世代からのメッセージも
ヒントにしていこう。
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志を遂げることを戦前の人は率直に「偉くなる」「偉人になる」と表現していた。
コンビニの仕組みを考えた人、カメラ会社をつくった人、よく人に奉仕した人、相撲取りになった人、軍人になった人にも、偉人や成功者は存在する。それぞれの人にいろいろな成功への道があるのである。
その道に達することが出世の王道である。それがサミュエル・スマイルズの『セルフ・ヘルプ』以来の近代国家における志の立て方の本道なのである。
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渡部昇一『人生を創る言葉』致知出版社 2005年より
私はまさか、戦前の人ではありません。
渡部昇一さん(1930~)の息子さんとだいたい同世代です。
私は小学校の卒業文集に
『将来何になりたいか?』という質問に
『偉人になりたい』と書いてみました☆
偉い人=その道一筋の生き方をして世の中から認められたい。
というものです。
☆★★★☆
就活をしている学生さんには
自信喪失の人も多いんだよね。
実は強力な武器を持っているんだよ。
その一つは『世代特有の感性』
これは企業は絶対かなわない。
もう一つは『確かな夢と希望』
小学生の卒業文集を読み返そう。
じつはその時に無意識に
将来の進路予想が示されていることがある。
感性で探り出してみよう。
1月~2月の多くの大学では
すべての業務が
入試モードで臨戦態勢になっています。
特に中堅以下の私大であれば教職員は
全員が多忙になってます。
就活生がキャリアセンターに個別相談したくても
なかなか対応が難しい時期かもしれません。
孤独や不安になりがちですが
自分の自信を大切に、しっかり持ってみよう☆
☆★★★☆
大学入試センター試験前日に。
ではまた