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就活ES~仕事の本質を掴もう◆クリストファー・ウレンの問いかけ◆

2011-01-05 16:23:38 | 日記
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こんにちは
昨日はエントリーシートについて書いてみました。

ブログのアクセス数を見ていたら
エントリーシートを書く時期のタイミングも重なって
急に延びていました


閲覧御礼かたがた

就活マニュアル的な内容だけに終わらせたくないと
考えております。


選考通過のために技巧的に書き上げることも必要でしょうけど
やはり材料としての確固とした職業観を固めるのが王道ですね。
職業観ということでヒントを書いてみたいと思います。



◆建築家クリストファー・ウレンの問いかけ


※※※※

彼は、ある日、自分が設計したロンドンの大寺院の敷地のそばを歩いていた。
建物はすでに建築中であった。


職人たちが
自分たちのしている仕事をどう考えているか
知りたいと思ったので、彼は彼らに次々と同じ質問を試みた。


「君は何をしているのだね?」


※※※※
『職業選択の哲学』~ジナ・サーミナラ著「転生の秘密」多賀 瑛訳 たま出版より


建築家クリストファー・ウレンの質問に
3人の職人が答えた内容です。

【一人目】
レンガを積んでいるんです。

【二人目】
これで日給が稼げるんです。

【三人目】
寺院を作る手伝いをしているんです。



違いがお分かりでしょうか?

エントリーシートを書いている就活生は
一人目か二人目の答え方が多いようです。



しかし三人目の答え方をこそして欲しい。



◆仕事の目的を問うこと(ドラッカー)



一人目の職人は
『ただ目の前の作業に追われて』仕事をしています。



就活で内定を取って安心したいというだけの心理から
その企業に応募するためのエントリーシートを書いている。
というのは企業から、すぐ見抜かれます。


二人目の職人は
『ただ賃金や生活のことを考えて』仕事をしています。


給与体系や雇用の安定性を求めているだけの心理から
その企業に応募するためのエントリーシートを書いている。
というのも企業から、すぐ見抜かれます。



三人目の職人は
『自分がやっている作業の意味を理解して』仕事をしています。


会社で仕事をすることの意味や目的をきちんと理解して
その企業に応募するためのエントリーシートを書いている。

採用担当者には絶対に伝わります。



たとえ、応募企業の選考から漏れたとしても
こういう職業観こそ本物で間違いはないだろうと思います。


採用選考にはいろんな基準値があることに注意しよう。
ここではESにのみ焦点を当ててブログで説明しています。




仕事は、その目的を問うことが大切である(ドラッカー)



◆職業観は将来まで左右するもの


就活で企業選びに失敗したとしても
その後の転職でリカバリーすることもできます。

敗者復活のリカバリーが打てるからこそ人生なのです。


ところが入口の企業ブランドばかりに惑わされ
『企業内定で全てが決まる』という観念にとらわれて


仕事の本質や全体像を欠いたままの志望動機で
就活をしてしまうと、経済環境の激変でその会社が
変化してしまったら、もう生き残れなくなります。



★★★☆☆☆★★★


個別のエントリーシートを書く前に
『本物の職業観』を自分なりに考えて書いてみよう。
それはたぶん将来の職業人生の基本になるのだから。



応募する企業というのはすべて
『その企業で働いて、そこで生活している社員と家族が必ずいる』

人事担当者も
それぞれの社員と家族のために仕事しているのだ。




したがって多くの企業にES応募することはかまわないが
一つ一つの応募企業には
必ず社員と家族への敬意と愛情と誠意を持って欲しいんだ。


それもまた大切な職業観のひとつだと思う。


★★★☆☆☆★★★
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ではまた。