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就活生の後輩はTOEIC730点目標◆中高一貫校◆10代に負けるな!

2011-01-25 14:51:19 | 日記
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こんにちは。

本日午前中のブログで
武田薬品工業が2013年の採用から
TOEIC730点を採用条件にする
という話を書きました。


「TOEIC730点」という点数から
後輩さんの動きも書いておきますね。


◆東京都立三鷹中等教育学校(2010年開校)のチャレンジ


※※※

都立の中高一貫校はいずれも社会的リーダーとなり得る人材の育成を目標としていますが、同校校長の茂泉吉則先生は、就任にあたって社会的リーダーとは何かをあらためて考えたそうです。

そして、「勤労・責任・思いやりという3つの資質を兼ね備えた人材が社会的リーダー。勤勉に働き、自分の行動に責任を持ち、人に思いやりを持って接することで、社会に貢献する人間を育成する」との方針を定めました。

~~

英語は中3で英検準2級合格、また、高3でTOEIC730点獲得が目標。中1生は11月時点で93%が英検4級に合格しているそうです。

※※※
全国中学入試センター「学校選択」2011.1号から


1999年に教育改革の一環でスタートした中高一貫教育制度で、
2010年4月の時点で公立中高一貫校は全国に176校あります。


将来の進路を考えるキャリア教育も
各校で独自の取り組みがなされています。


三鷹中等教育学校の場合は

・自分や仲間のことから地域・社会へと視野を広げて
・その中で自分自身の将来プランを考察し
・課題学習としてまとめ、発表することで

「大学の先にある、人としての生き方・在り方を考えさせたい」
ということのようです。(同誌の記事から)



◆下の世代が育つ意味



就活生は、自分たちの後輩の10代が
中高一貫校でこれから学んでいく教育内容も知っておこう。
後輩たちの目線が就活生を眺めています。



親世代や我々がいろいろとアドバイスを言ったところで
素直に言うこと聞けるかといえば、難しい部分もありますよね。



むしろ今の中高一貫校の10代が
将来を目指して一生懸命に勉強している姿を
黙ってながめるほうが
就活のモチベーションアップにつながる部分も
あるのかもしれません。



★★☆☆★★

今一度、就職活動で
自分は何を目標にしているのかを静かに思い出そう。


「大学の先にある、人としての生き方・在り方」
を考えている中高一貫校の10代に
誠実に語れる内容を持っているかどうか。


すぐに答えられなくてもいいですが
こういうことを考えないよりは
考えながらエントリーシートを書いてみよう。


★★☆☆★★


今日はダブルで書いたよ。
ではまたね
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海外勤務関係なし◆武田薬品TOEIC730点以上◆就活の必須能力?

2011-01-25 09:31:59 | 日記
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おはようございます。
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今朝は新卒採用を巡る能力選定基準について
ニュースから取り上げますね。


◆TOEIC730点以上

※※※TOEIC730点以上

 製薬国内最大手の武田薬品工業が、2013年4月入社の新卒採用から、英語力を測る学力テスト「TOEIC」(990点満点)で730点以上の取得を義務づけることが22日、明らかになった。

 通訳業務や海外赴任を前提とする採用を除いて、国内大手企業が新卒採用でTOEICの基準点を設けるのは極めて珍しく、他の大手企業の採用活動にも影響を与えそうだ。

※※※
読売新聞2011年1月24日記事から


「国内勤務でも英語能力は必須」という流れに向かうのかどうか?
採用基準の動向が注目されますね。


語学能力を手がかりに
「必要な求められる能力」についてとりあげてみたいと思います。




◆窓を開けろ!

アメリカの採用面接の話です。


※※※

マイケル・ルイスによるウォール街回想録『嘘つきのポーカー』は、リーマン・ブラザーズ社の面接担当者が、志望者に窓を開けるよう求めることで有名だと伝えている。

これはさりげない要望で、担当者が、別室で電話をするからと言って席をはずすときに、何気なく行われる。リーマン・ブラザーズ社の面接は、摩天楼の窓の開かない部屋で行われる。


ルイスによれば、ある志望者は、43階の窓を、椅子を投げつけて「開けた」という。

※※※
ウィリアム・パウンドストーン
松浦俊輔訳「ビル・ゲイツの面接試験」青土社2003年から



窓を投げつけて開けた人が
その後採用されたかは不明です。


リーマン・ブラザースは2008年にリーマン・ショックで
「歴史の窓」を閉めてしまいました。



◆最終的に仕事で求められる能力は「判断対応力」



TOEIC点数で分かることは
英語を一生懸命勉強してきたという事実でしょう。


何事にも努力は必要ですので
求められているのであればTOEIC基準はクリアしたいものです。
ところがそれだけでは差別化も難しい。


さらなる基準として
「判断対応力」が求められるのが仕事の世界の現実です。
仕事には学力試験のような正解が見当たらないものです。

このこともよく認識しておこう。



◆正解のない社会に飛び込む勇気


※※※

テストにしても、大人数のクラスなら、正しい答えをひとつだけ選ぶ選択式です。採点がしやすいように、鉛筆で丁寧に楕円を塗りつぶさなければなりません。

一歩、社会に出れば、状況はまったく違います。どんな問いにも、答えは何通りもあります。そして、その多くは、どこかしら正しいところがあるものです。

学校と社会の違いでもっとも重要なのは、社会では失敗が許される点でしょう。

要するに、社会は、学校とは似ても似つかない場所なのです。


※※※
ティナ・シーリグ/高遠裕子訳「20歳のときに知っておきたかったこと。ースタンフォード大学 集中講義ー」阪急コミュニケーションズ 2010年より。


アメリカの名門スタンフォード大学の学生へ語りかけたティナ・シーリグ教授のメッセージを日本の学生も学んでおこう。



社会には正解が見当たらないのだから
答えは自分で判断していかなければならない。


この理解を学生の段階で知っておくことこそ
就活のエントリーシート作成や面接対策の要になります。



★★☆☆☆★★

就活生は学校の基準と異なる
社会の基準をいち早く認識しておこう。

TOEIC点数が高ければ大企業に
どこでも就活ができる訳でもない。


たとえ修士号や博士号を取得していても
その専門知識を問われるより

窓の開かない部屋で「窓を開けて欲しい」
という想定外の設問で推し量られるような


判断対応力の有無こそ将来は
グローバル採用の基準となる日も近いだろう。
その時に備えて



どうしても窓が開かないなら
椅子で割って窓を開いてみよう!




解けない結び目を解こうとして
解き方に知恵をめぐらすよりも

大胆に「結び目ごと切り取った」人物こそ
アレキサンダー大王です。
(欧米人は特にこの逸話が大好きなのだ)


自分にチャンスがあると思うなら
これからは積極的に
グローバルな世界をめざそう!


就職氷河期の悩み苦しみは
「結び目ごと切り取った」
ほうが活躍できます。それはチャレンジだ!



★★☆☆★★
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ではまた☆☆