
こんにちは


就活も本格的になってきましたね。
初めてのエントリーシートを
作成・提出しはじめる季節です。
みなさん応援してますね

通常は週休2日(土日)のブログですが
お正月休みを頂いたので
その分、土日祝も更新をしますね。
一緒にがんばりましょう

◆エントリーシートのカラーリング作戦を考えよう◆
ビジネス本のコーナーには必ず置いてある
『近代マーケティングの父』コトラーの近著から
就活のヒントを書いてみます。
コトラーの名前を知っておくだけでも
『有能なビジネスマンの平均レベル』
に近づくものですので、どうぞご参照ください。
◆キャンベルスープ社のピンク色作戦
※※※
キャンベルスープ社は乳がん撲滅月間の間、パッケージの色をピンクに変えて需要を大幅に高めることに成功した。
スープの消費者は概して女性であり、乳がん撲滅は多くの女性が感情的つながりを感じているコーズであるから、女性に対する売上げが増大したのである。
この例は、理性より感情に訴えるやり方が効果的であることを示している。
~
顧客に愛をもって接し、競争相手に敬意をもって接しよう。
※※※
フィリップ・コトラー「コトラーのマーケティング3.0」
朝日新聞出版 2010年より
コトラーはキャンベルスープ社の事例から
「顧客に大きな価値を与え、彼らの感情や精神を感動させよう」
「そのことによって顧客のロイヤルティを勝ち取ろう」
ということをマーケティング原則の最初に示しています。
就活に置き換えて
顧客は応募先の企業
製品は就活生(エントリーシート)
と考えるとイメージがしやすいかと思います。
※
ピンク色で商品を売ったといっても
就活本によくアドバイスのある
「エントリーシートの強調部分をマーカーで色つけしよう」
という視覚的な内容なのではありませんよ。
◆相手がイメージしやすいカラーを考えて、書いてみよう。
早稲田大学がエンジ色、青山学院大学がグリーン
というように、大学ごとにスクールカラーがあります。
視覚的で分かりやすい色の区分で
相手に大学名をうったえるように
分かりやすい自己イメージを考えてエントリーシートに書こう。
なるべくカラーを絞り込んだほうが相手に認識してもらえます。
前にブログで書いたように、大学のレポートとは違うので
自分のことを、あれもこれもたくさん書いても得点にはなりません。
そしてキャンベルスープのピンク色作戦のように
相手の関心をうまく引き起こすには
相手のことをしっかり認識して
相手の感情や精神を動かそうとする視点を持ってみよう。
◆イメージをしっかり持っていれば、書きやすい
自分をどんな風に伝えて
どんな風に認めてもらいたいかということを
イメージさえしっかりしていれば書きやすいかと思います。
★原則は「わかりやすく、はっきりした色(カラー)」にしよう
★具体的なテクニック
「自分の情報量を過大に盛り込まず」
「ポイントを絞り込んで、それに見合うストーリーにする」
「その企業の欲しい人物像をリサーチして自分に当てはめる」
就活本のアドバイスと私が異なる点は
キャンベルスープ社のピンク色作戦の背景にある
コトラーのマーケティング原則を忘れないように!

ではまた
