こんにちは
今日1月17日は私の誕生日です
それで特に思いを込めてブログを書いてみます
就活生が企業応募のエントリシートを書くときに
最も大切になってくる志望動機のベースは
『自分の人生の振り返り』から見つけよう。
◆方眼ノートを使って書いてみよう
私が書いた自分史ノートです。
私は方眼罫5mm(10mm実線入り)ノートを使っています。
方眼ノートの罫をうまく使って
1.
ヨコに一歳ごとの刻みで幅を取って
年齢や覚えていること、体験、世の中の出来事などを書いていき
2.
タテに年齢順に並べて書いていきました。
こうやって生まれてから今までの自分の歩みを
1歳ごとに振り返るようにするんです。
この作業をすることで、自分自身を振り返ってみると
『自分は何に興味・関心があっただろう?』
『どうやって人生を生きてきたのだろう?』
ということを発見することができます。
◆誕生日には成長の手がかりがあるはず。
このノートの基点は
自分の誕生日から作ることになります。
誕生日は自分を位置付ける大切な要素だと考えています。
たとえばアメリカ人の場合
7月4日生まれであれば独立記念日の生まれなので
自分の人生とアメリカの歴史を無意識にリンクして
アメリカ国家と自分が深く結び付く
メンタリティで人生を歩んでいくようです。
こういう誕生メモリアルデーの意識は
例えば1月1日生まれならば
元日という特別な生まれの意識で成長したりしますね。
自分が生まれた日は何の日だったか。
こういう視点でちょっと調べて、
その日と自分の誕生に何か意味を見つけてみよう。
◆過去の振り返りに、世の中の出来事もメモしてみよう。
自分を振り返る時、手がかりとして
その時に起こった世の中のニュースを書き入れてみよう。
そして、そのニュースから自分が覚えていること
感じたことを書いてみよう。これも大切なヒントになります。
感動したこと、学んだこと、そこから考えたことは
きっとあるはずだから、ゆっくり思い出してみよう。
◆臨床心理士を目指すきっかけ(ある学生さんの場合)
以前お会いした、ある女子学生さんは
『心に関わる仕事がしたい』といって
大学院への進学で臨床心理士を目指していました。
どうして心に関わる仕事がしたかったか
という事を教えてくれたのですが
小さい時
自分と同世代の少年が、ある社会的な凶悪事件を引き起こし、
そのニュースに衝撃を受けたのだそうです。
『私は彼と同じ気持ちでも、そんな事件は起こさなかった』
『なのに、どうして彼はそんな事件を起こしたんだろう?』
この疑問の答えを、ずっと探したい
ということでした。
◆自分の答えを探そう。
彼女は多感な10代に受けたニュースの衝撃から
自分自身の心の疑問に向き合うことを生涯のテーマで
選び取りました。
何か憧れの人物や職業があって
そこに生涯の夢を求める人もいれば
彼女のように事件ニュースから
謎や疑問の追求をテーマにしようとする人もいます。
職業選択というのは
個人の夢や興味・関心の深い部分から
テーマを見つけることが多いものです。
◆どうしても目先に追われるエントリーシート
エントリーシートの下準備には企業研究も大切で
そのためには志望動機を固めることが大切ですから
時間がかかっても自分の歴史を掘り下げて
自分史ノートをまとめておくことがポイントになります。
こまかく書く必要はありません。
過去の出来事をノートに見やすく図表に
メモしておくだけでもいいんです。
それを時々ぼんやり眺めて
自分が求めている夢や理想やテーマはなんだろう?
というイメージを
常に考え続ける姿勢があれば充分だと思います。
◆生涯書き続ける記録と予定表になります。
こういうノートの作成は就活だけではなくて
自分の生涯設計に関係する意味で
記録にもなり予定表にもなるんですよ。
私は面白がって132歳まで方眼ノートのマス目を
作ってしまいました
予定を作ってしまったら、人は不思議にその予定を
こなそうとする心理がはたらきます。
132歳まで生きる予定があるのだと考えると
何が起こっても泰然自若となれます。
就活の悩みも小さくなるから、皆さんもお試しくださいね。
ではまた