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究極の就職突破から◆瀬島龍三の履歴書◆プライドここにあり

2010-04-23 12:38:06 | 日記
こんにちは。

先日、知人経由で紹介があり
転職希望の29歳男性とお会いして
職務経歴書を見ることがありました。

私自身も転職経験がありますし
大学の就職指導を思い出しながら
いろいろアドバイスをお伝えしました。

書類が通過したみたいですから、ちょっと安心。
就活でも転職でも
履歴書・職務経歴書の突破が最初の関門ですね。
ここからインスパイアで書いています。


◆大丈夫(おとこ)のプライド


伊藤忠商事元会長で、2007年に95歳で亡くなられた
瀬島龍三サンが伊藤忠に提出した履歴書があります。

瀬島は大本営参謀のエリートでしたが
敗戦で11年間もシベリアに抑留されました。

帰国しても元軍人には職が無い。

瀬島も己の責任から元部下の再就職を
優先し、自分のことは後回しでした。

瀬島にしても養うべき家族がありました。
大丈夫(おとこ)のプライドだけでは生活できません


◆提出した履歴書に「御願之儀」


元エリート軍人の頭脳に注目した伊藤忠商事が瀬島に対し
再就職の声をかけてきました。

瀬島の反応は
大丈夫(おとこ)のプライドでした。


瀬島は履歴書に「御願之儀」という書類を書き添えました。

「御願之儀」は3つありました。

【その1】
私を面接して人物を見てから不採用というのは恥辱です。
そういうことは御容赦頂きたい。
(自分のプライドを尊重してほしい)


【その2】
シベリア抑留中に言論の自由を奪われたので、
しばらく言論の自由を御願いしたい。
(自分に対し束縛せずに自由を認めてほしい)


【その3】
軍人であったので経済知識が無いことを御了承頂きたい。
(仕事に必要な知識は不十分であることをわかってほしい)


◆心の位取りの峻厳さ


この文章は伊藤忠の人事部に今でもファイルされている。

わらをもつかみたい逆境にいながら「面接、首実検の後、不採用というような恥辱は御容赦頂きたい」といいきる心の位どりの峻厳さに大丈夫(おとこ)の魅力を感ずるのは筆者だけだろうか。

(日経ビジネス文庫「人間的魅力の研究」伊藤肇 2000年より)


伊藤肇サンが感じた瀬島の魅力とは

自分がどんなに不利(求職者の立場)であっても
客観的な自分の能力・主張を偽ることなく表明し

「自分を採用してくれ!!」

と相手にへりくだって迎合するようなことは
絶対にしなかったという部分にあります。

自分の誇りを貫く姿勢という部分ですね。


◆実は綿密な戦略なのか?


この「御願之儀」に関しては

瀬島には自分に相当の自信があったから、
この要求を見せることで自分を強烈にPRしているに過ぎない。
つまり彼の頭脳が編み出した一種の戦術・戦略なのだろう。

とする見方もあります。

大本営エリート参謀の頭脳を冷静に観察してみると

自分の能力がどのように商社で発揮できるのか?

自分の能力(戦力)を冷静に分析し、
相手の戦力を探りだすために要求をして
そこから戦える相手かどうか見極めよう。

ということを無意識に判断していたのかも知れません。


◆見るべきものは、明確な自分の立場と主張


いづれにしても瀬島の「御願之儀」には

<明確な自分の立場と主張>が見えてきます。
これが一番ポイントになるかと思うのです。


★自分の主張や立場は明確にしよう★


就活や転職では、自分の主張や立場を明確にできれば相手(会社)は
<この人を採用するべきかどうか>
の判断が容易になります。すぐに結論が下せます。


履歴書やエントリーシート・職務経歴書を見て、ぱっと人物像がわかる
ものなら、本来面接は不要なものです。
(というくらいの意気込みで応募書類を作りましょう)

では



トータル・ライフ・コンサルタント認定証(生命保険協会認定)から

2010-04-22 15:12:00 | 日記
こんにちは。

昨日、正式に届きました。
トータル・ライフ・コンサルタント資格の
認定証です。

最終の2科目の試験を受けたのが今年の2月。

合格通知は確認していましたが、資格証の現物を見て
改めて実感が出てきました
ここからいきます。


◆ランクアップの認定証


手前に写っているものは前から保有していた
専門課程(ライフコンサルタント)
応用課程(シニアライフコンサルタント)
の認定証です。


生命保険の仕事では「生命保険募集人資格」が必要です。

この資格取得には
・1ヶ月の研修
・生命保険協会の一般課程試験に合格すること
が必要なのです。

募集人資格を取得したのち
・「専門課程試験」に合格し、また
・「応用課程試験」にも合格したら

「大学課程試験」を受験する資格が得られます。
この試験は全部で6科目あります。

一度に2科目まで受験が可能で年3回の試験を順番にクリアできれば
1年間で6科目すべてにチャレンジできます。


◆最短3年で取得可能


順番どおりに試験が突破できれば、最短で3年目に取得できます。
(不合格科目があると再受験まで1年待たなければいけません)

一般的なファイナンシャルプランナー資格(AFP・CFP)保有者でも
生命保険業界では最初から順番通りに試験を受けなければ取得できません。


手間はかかりますがひとつの目安です。

この資格保有者であれば、
最低3年は生命保険業界に在籍している、ということになりますよね。

石の上にも3年。
が何事も目安のような気がします。


◆刷り込み可能な資格を持つこと


外資系生命保険会社の営業さんの名刺には
この保有資格を記載していることがあります。

位置は各社によって違いますが、よく見ると名刺の左隅や右隅、
または名刺ウラに記載があります。

どこの業界であっても、仕事に関係する保有資格を取得できれば
自信につながります。


資格取得できれば転職に有利・・という話なのではありません。
また資格取得だけが目的になっても仕事にはつながりません。

今日のブログテーマは

「必要な知識・技術を<客観的に目に見えるかたち>で努力していく事」
を資格取得というカタチでチャレンジしてみようという事です。

いつでも前向きに学習する姿勢を保っていこう
それは仕事の可能性を広げる原動力にもなります。


◆リアルタイムな学習能力こそ


さて業界の先輩さんの中には

大学課程の資格取ったのが何十年も前なので
最近の事はわからん・・とおっしゃる人もいます。

たしかに金融に関する知識は最新でないと実際の役には立ちません。

金融関係の法律や社会保障制度は毎年のように変わってます。
為替相場も毎日変動します。
資格取得の勉強は、その年度だけの瞬間的な知識だけ問われます。

「リアルタイムな学習能力」がポイントみたいです。


◆まだまだまだまだ


今回の資格取得に至る状況は
旧ブログからたびたび報告をしてきました。

受験の前にブログに書くと
やはり合格しなければ恥ずかしい・・

そんなモチベーションアップもありまして、ここまできました。
ブログ閲覧して下さった皆さんに感謝いたします


今後も取得を考えている資格がありますので
そのときはまた書きまくります。

チャレンジ精神。
ブログ更新(週休2日)も同じ精神で続けていきますね。

それでは



仕事における甘味◆コーヒーブレイクの効能から♪

2010-04-21 12:29:55 | 日記
こんにちは。

ローソンで対象商品を2個買うと貰えます。
(4月21日現在:なくなり次第終了)
リラックマの限定クリアファイル。

図柄は和調(青)です。


昨日UPの図柄とは違うのです。

この図柄からインスパイア
<仕事における甘味>
コーヒーブレイクということでいきます。


◆酒は栄養。花より団子の人生謳歌


富に随い貧に随い、しばらく歓楽せん。
口を開いて笑わざるは、これ痴人。
(白楽天『対酒』より)

人生は、あまりこせつかないで、貧富の差に応じて歓び楽しんだほうがいい。
大口をあけて、はらの底から笑えない人間は、かわいそうな馬鹿者である。
(ごま書房「東洋経営学入門」伊藤肇著 昭和54年から)


リラックマが握っている団子に象徴されている甘味は
「歓楽の楽しみの象徴」にも見えてきませんか?


◆10時と3時の必須アイテム


建築関係の営業をしていた時、建築現場にお邪魔することがありました。
先輩社員との初めての同行で先輩から

「ちょっと缶コーヒーを3個買ってこい」

自分たちで飲むのかな?と思っていたら
それを建築現場の職人さんに持っていき
「差し入れ」にするためでした。

建築現場の職人さんは必ず10時と3時に休憩します。
一服したりコーヒー飲んだりして休憩しないと
次の作業はできません。

精神的にも肉体的にも。また現場作業の安全面からも
「甘味の休憩」は大切なのですね。


◆差し入れのひととき


まねきねこダックのCM(新社会人編:放映中)でも
宮崎あおいちゃんが徹夜の新人くんに団子を差し入れしています。


自分で自分に差し入れをするような感覚
でもいいかと思います。

休憩:コーヒーブレイクに甘味補給することは必要なことだと思います。


◆一週間の小休止は水曜日


一週間の小休止というのは水曜日ですね。

(今日です)

ここでちょっと休憩をして後半の週末にまた集中しましょう!


ではまた☆


仕事における休憩の作法◆リラックマの、ぼんやり頬杖から

2010-04-20 22:02:51 | 日記
こんにちは。

ローソンで対象商品を2個買うと貰えます。
(4月20日現在:なくなり次第終了)
リラックマの限定クリアファイル。

図柄は和調(紺)です。

この図柄からインスパイア
<仕事における休憩>で書いてみますね。


◆集中と弛緩のバランス

新入社員はそろそろ研修が終わって実践配備という段階ですね。

最初は仕事に慣れるのに精一杯なので
とてもだらけることはできません。

それで人一倍疲労が溜まることもあります。
先輩社員のように仕事をしようと頑張れば頑張るほど
かえってストレスも溜まりやすいものですよ。

それで仕事は集中と弛緩のバランスが重要になってきます。


◆真面目すぎる新人さんはバーンアウト


最近の学生や新社会人を見ていると、
どうも<真面目すぎる部分>があるように
感じています。


不況なので一生懸命の就職活動をして
また頑張って仕事で汲々としすぎると
早い段階からバーンアウト(燃え尽き)
してしまいやすいものです。


昨日の私はブログで
「努力は大事」と書きました。
この考え方は変わりません。しかし努力には工夫も大切で

工夫=集中と弛緩
というのがさらに重要なのだと思っております。


◆だからリラックマ的な「たわみの精神」を


私はリラックマが好きなのですけど
リラックマが我々に教えてくれるものはおそらく

「仕事における休憩の作法」であります。

努力=工夫=集中と弛緩

必要な部分に集中したら、適当に「たわみの精神」で
ぼんやり弛緩する時間を確保したほうが

仕事は、はかどるものだと思うのです。




◆「たわみの精神」は各自で工夫しませう


私の場合はリラックマのアイテムを集めることが
自分なりの「たわみ精神」の基盤となっています。

これはもう人それぞれで

つまり趣味の領域ということになります。


自分だけの空間を日常生活の中で確保して
その中に埋没することから精神を安定させ
必要なエネルギーを充電するという文化。

茶の湯、生け花、書道、侘び寂び・・
これは日本文化の和のココロと共通するものです。
和の精神を再認識して、今こそ生活に生かしませんか?


◆「和リッラクマ」の精神こそ


ローソンの限定クリアファイルは
「和リッラクマ」シリーズ(全5種類)といいます。

なぜ和
なのか?


今の日本には和が必要なのですね。
それは・・・「たわみ精神」
仕事の集中と弛緩


それではまた


理化学研究所の一般公開◆最先端の研究◆努力の価値を!

2010-04-19 10:00:29 | 日記
http://www.spring8.or.jp/
こんにちは

にゃん博士は理化学研究所の巨大研究施設SPring-8
で研究をしている女性考古学者です。


先週行われた理化学研究所の一般公開でお会いしました。

超文科系の私でも理解できるイベントに参加して
刺激をうけました。ここからインスパイアでいきます。


◆最先端を知ると未来予測ができます


理化学研究所の本所・和光研究所は埼玉県和光市にあります。
東武東上線の和光市駅前から臨時のバスに乗ってGo。

研究所は大学のキャンパスのように複数の棟がたくさん並んでいました。
パンフを片手に歩いていて冒頭の<にゃん博士>に遭遇。

以下、まる一日かけて学園祭のように展示を見て回りました。

・超伝導RIビーム生成装置BigRIPSを間近で見学しよう
・113番新元素の発見
・考えるアメーバ☆動くゲル
・スーパーコンピューターを見よう
・精神疾患の原因を知りたい
・自家がんワクチンー最新のがん治療ー
・・・

タイトル通り物理・化学・工学・脳化学・コンピューターなど
最先端の研究がもり沢山でした。

おかげさまで、この日だけは超理系
最先端を知ると、それだけ未来予測ができるように感じました。


◆学者はそこに命をかける人々


数年前、大学問題の関係書を読むために
国立国会図書館に通いつめた事があります。

図書館の中に、かなり年配の学者らしき人がいて
古書を読んでいる姿が印象的でした。

近眼なのか古書に顔をかなり近づけて、一生懸命に
唸りながらノートを取っていました。私を含め周囲の人は
迫力に一瞬びっくりしていました。


学者・研究者というのは人生のすべてをその研究に
捧げる人々です。職人や芸術家と共通した執念がないと
作品(研究)が完成しないもののようですね。


◆日本の科学技術を支える人々を守ろう。


理化学研究所の研究は我々の生活に欠かせないものです。
そしてまた、研究所と学者・研究者の関係は
お寺と修行僧のような関係にも見えます。

僧侶(宗教)と学者(科学)は車の両輪のように
我々の生活を支えるものでしょう。
私はどちらも大切に思う一人です。

今、ココロを痛めていることがあります

研究予算・独立行政法人の事業仕分けが始まっています。

私には、ムダをなくすという目的がいつのまにか
「学者というムダな種族を根絶やしにするのだ」という
焚書坑儒の現代版に見えてしまうのです。

学者は職人や芸術家のように、パトロンがいなければ簡単に
滅びます。研究予算や研究所は保護していかないと滅びます。


◆悪魔のささやきにはNO


研究や実験は、普段の生活に直接影響しないように感じることなので
理化学研究予算が減ったとしても関係ないように思うでしょう。

それよりも
高校の授業料無償化のほうがありがたい、と思う家庭もあるでしょう。

でも世の中は「勉強嫌いな子」のほうが多いんじゃない?

たとえ高校に行きたくない子でも無償なのだから行く。
→勉強しない子にもお金がもらえる

命を懸けて研究したい人、勉強したい人には予算が減らされる。
→勉強したい子にはお金がもらえない

そうすると
「勉強してもムダだな
という考え方の子が増えてくるのでは?


◆虚無主義→全体主義→衆愚→><!


理化学研究所のイベントを見ながら、ずっと頭から離れなかった
フレーズがあります。


彼らが最も忌み嫌うのは、一列平等の地位に甘んじない一頭地を抜く存在、大衆に同調しない個性、全ての秀でたる才能、品格高き多力者等である。

※彼ら:事業仕分けをしようとしている人々と言い換えてみましょう。

※学者・研究者は、一般的に平等からはみ出た優秀な人たちです。

恐ろしいのは学力低下という現象自体よりも、学問することの価値を軽視して、努力することの道徳的意味を認めようとしない一種の虚無主義である。

この危機を克服するための処方箋として考えられるのは、他でもない、賢くあること、他人より秀でること、衆に抽ん出た多力者となることの価値を称揚し、その再認識を要求し、そこに若者を魅きつけることである。


(小学館文庫「ゆとり教育が国を滅ぼす」小堀桂一郎編著より 2002年)


◆勉強する・学問することに価値と敬意と尊敬を!


受験でも学問研究でも、勉強すること・学問することは努力が伴います。
努力して個性や才能を伸ばしていくと、努力しない人との間には
差が出てきます。

この差まで「差別として否定してしまう」人々の主張は
みんなに努力をさせません。
生活を原始時代に戻せば幸せなのだということなのでしょう。

しかし努力していろんな工夫をして発見し
そのために生涯を捧げた多くの科学者の苦労を
叩き潰して軽蔑することは私にはできません

ガリレオは何のために「地球は回っている」と叫んだのでしょう。
ニュートンやアインシュタインが努力して発見した事柄は
すべてムダな努力と切ってすてるのでしょうか


したがって私は努力の価値を認めない考え方は
たとえば
「がんばらなくても、そのままでいいんだよ
という優しい考え方であっても
実はそのフレーズのウラに

努力している人への隠れた嫉妬心
努力ギライな自分の正当化と欺瞞

がチラチラ見え隠れするように思います。


◆にゃん博士のつぶやき


私が理化学研究所でお会いした「にゃん博士」は設定上
播磨にあるSPringー8に勤務して古代の銅鏡を研究しています。

Super Photon Ring 8 GeV「超光輪エイトギガ電子ボルト」
で光速の99.9999998%の速さの電子ビームから出る放射光を・・

とにかく最先端の技術で古代を研究しています。


古代の人々は一生懸命「銅鏡」を作っていたにゃ。
それを作る技術は当時の最先端技術だったにゃ。

ワタシはそれをまた最先端技術で研究しているにゃ。

人類はその時々に最先端の技術を発明し文明を
作ってきたんだにゃ。

いつの時代も努力する人々がいて
その努力は必ず時代を超えても残るんだにゃ。

古代の円い銅鏡からはじまって21世紀には
ディズニーランドの3倍もある巨大リング施設
SPringー8まで

人間は円いものをどんどん大きくさせて
いくのが使命なのかもにゃ。


努力して大きな円いものをつくろう

いつか地球大の大きな円に育つまで
揺るぎない価値観とは学問・勉強のベースにある
努力と個性と才能のきらめく人生そのものですよ!

ではまた