tarebon就活ポインター☆キャリアと人生の問題解決に役立ててね☆

キャリアと人生の問題解決にこのブログをお役立てください!

就活のコミュ力とは◆週刊AERA11月29日号◆サッカーボールだ!

2010-11-22 16:53:50 | 日記
こんにちは
週刊AERA11月29日号の記事からインスパイアです。


記事タイトルは

就活『コミュ力』で内定とる。
企業が最も求める能力は「傾聴力」「質問力」の複合体




◆数ではなくて質

※※※※

就職情報サイト「学情ナビ」編集長の乾真一朗さんは、こう話す。

「学生が考えているコミュ力は、ミクシィでマイミクが多い、ツイッターのフォロワー数が多いから人を集められる、というように、友達が多いという話でしかない。反対に、口ベタ、人見知りは即、コミュ力がないと考えてしまうんです。」

むしろ、と乾さんも言う。

「企業が求めるのは、本音を聞き出す力、言葉の裏側を読む力、あるいは対人交渉力だったり、話を整理してまとめる力だったり。話すことよりも、聴く力のほうが重視されています」

※※※※
週刊AERA11月29日号より


わかりやすくかいてみようと思います。


会社に入ると世代の違う先輩や上司、違う部署の人たち、
取引先、一般のエンドユーザーなどいろんな人たちと接します。

このとき、他の人たちと
「どうやって話をしたらいいいのか」悩んでしまったら仕事ができません。

この悩みを少なくするものが、身につけるコミュ力なのでしょう。


水平と垂直の2軸コミュニケーション


同じ仲間同士では話しやすい。
同じ大学の仲間や、同じサークルであれば話がしやすい。

同年齢、同年代という共通なものがあるから簡単です。
こういうのは「水平なコミュニケーション」といえます。


年配の社会人、異なる世代の人との話は難しい。
こういうのは「垂直なコミュニケーション」といえます。


水平というのはヨコの平面。そこにタテの垂直があれば、
世の中が立体的に理解できます。


相手の言葉は一部分。サッカーボールの表面の五角形。


AERAの特集記事では
「傾聴力」「質問力」の複合体という表現が使われていましたが、
聴く力、質問する力というコミュニケーションについて私は


コミュニケーションは「サッカーボールの多面体」を理解すること

という風に表現してみますね。

「相手には、いろんな側面があるものだ」
「自分にも、いろんな側面があるんだよね」


年配の人と話をしたら、相手の言葉をサッカーボールだと思うんです。
ボールの表面には五角形がたくさんあります。

相手の言葉を、そのまま受け取れば
「ひとつの五角形の平面」にしか見えない。

しかし相手はサッカーボールですから五角形がたくさんあるはず。

「言葉の裏にあるサッカーボールの立体感」をイメージしてみよう。


コミュニケーションギャップの原因。


よくあるコミュニケーションのギャップで
年配の人から怒られたときに

「おまえはダメだ」
「なっていないじゃないか」

というワンフレーズの叱り言葉が
20代には「そのまま突き刺さる」ということがあります。
叱られ慣れていないと結構ショックなようです。


年配の叱り言葉は、単純にパターン化された五角形の一つなので
言っている本人はサッカーボールのように多面体です。
「突き刺さるその言葉の五角形」だけをしゃべっているわけではないです。


相手の本音は別の五角形の中にあるものだ。

そういう理解ができると、相手の本音が何なのか
冷静に考える余裕がでてくると思います。


相手はいつでも立体的にとらえよう。



人間でも会社でも、相手はサッカーボール。
いろんな五角形が多面体を形成しています。


だから相手を観察するときや
コミュニケーションをとるときは
単純に一つの五角形だけを眺めないで


いろんな側面があることを理解して
立体的に把握しよう。そして自分自身にも
いろんな多面体があるのだから


一つの五角形が否定されたように見えても
ボールには必ず別の五角形があるのだから


サッカーボールの丸み(自分への自信)を信じてみよう。

ではまた

就活で知って欲しい3か条◆NHK特報首都圏なう◆小島貴子先生

2010-11-19 22:08:33 | 日記
こんばんは

本日放送されたNHK『特報首都圏』
(11月19日19:30~首都圏にて)
テーマ『大学生内定率過去最低~何が必要か』

タイムリーな30分の生中継の番組で
解説されていたのが立教大学の小島貴子先生でした。


私はtwitterでこの番組の書き込みをしていて

小島先生が
「国民的人気ネコ型ロボットキャラクターの初代声優さん」
と極めて近似値のかたであることなどにも注目しながら


内定が決まっていない学生さんのために
番組で先生が示された就活ポイントをまとめてみました。



◆内定率と求人倍率の乖離(かいり)から


11年採用の大卒一般有効求人倍率は1.28倍です。
就職氷河期(09年)の0.47倍よりも高いのですが
大卒内定率が過去最低の57.6%となったのはなぜか。


番組では、現場で起こっている事をリポートしていきました。

以前、私がブログで紹介させていただいたこともある
就職指導で定評の聖学院大学キャリアサポート課などや
複数の学生の取材からわかってきたことがあります。


学生側の安定志向と企業側の厳選採用とのミスマッチです。


◆ぎりぎりまで諦めなかった先輩への取材から


番組で非常に良かったと思うのが、今年の4月に入社した
ある先輩女性社員へのリポートです。


その先輩は内定がなかなか取れず、あるとき「自分史」をまとめて
それまでの自分の生い立ちからゆっくり振り返ることで、
自分が本当は介護の世界へ興味があることがわかったようです。


そして卒業の直前になって介護の会社を受けて内定をもらい
今、その会社で働いている様子と先輩からのメッセージが放送されました。


(最後まで諦めないで、ということだったと思います)


◆小島貴子先生の「知って欲しい3か条」


番組の最後で、小島先生が、視聴者へ「知って欲しい3か条」
を示されていました。卓見であると思いますので紹介しますね。


1.学生は不安

「知らない」ということが、すべての不安に繋がっている。
いろいろな企業、会社、仕事のことを知ることで
不安というものは基本的に解消できるものである。


2.情報と事実と真実はちがう

就活に関する情報と事実と真実はちがうものだから、自分でよく調べて
会社訪問や就職課など積極的に自分から動いて確かめることが大切。


3.若者はきっかけで伸びる

(主に会社の採用担当者に向けて)
応募して落ちたとき、なぜ落ちたのかが分からなければ学生は悩んでしまう。
理由を丁寧に教えることで、納得させるきっかけを作れば学生は伸びていく。

社会人からの気づき、きっかけということが学生には大切であるということ。



◆twitterからの荒削りメモ。


私が番組から受け取って理解した内容を
twitterの荒削りメモからまとめました。
もしかしたら受取内容が違っているかもしれません


内定率や、聖学院大学キャリアサポートや、小島貴子先生の事は
たまたますべて私の過去ブログで紹介しているものですから


予備知識もあわせて書いてみました




私のマニアックな注目の発見は小島貴子先生の
「国民的人気ネコ型ロボットキャラクターの初代声優さん」近似値です。
それもあわせて、ご意見をいただけたら幸いです。



未内定者に必要な事は
「まだ諦めてはならない」という先輩からのリアルな声なのだろうと感じています。


それではよい週末を



就活で女子大・短大パワーだ!◆オトナ・ラボ2010秋◆マイコミから

2010-11-18 18:56:13 | 日記
上戸彩さんの表紙が印象的です。
マイコミ発行のフリーペーパー「オトナ・ラボ」2010秋号

私は池袋のブックオフで見つけてきました。
女子高生 未来応援マガジン。見たまま女子向けです。


上戸彩さんと特集記事が気になって持って帰りました。
今日はこれでいきますね。


【進路・ラボ】
女子大・短大特集
女子大・短大の魅力を研究しよう!


◆女子大・短大の特徴


※※※※

女子大・短大の大きな魅力の一つが、高い就職率。

歴史の中で築いてきた企業からの信頼によって多くの求人がある上、女性のためのきめ細かいサポートによって、就職難と言われる時代でも、常に高い就職率を誇っています。

・・・

学園祭などのイベントの実行委員長から現場の力仕事まで全部女性!自然と性別で役割分担してしまいがちな共学大学と比べて、リーダーシップを育める機会が豊富にあります。

※※※※
オトナ・ラボから


この記事の裏づけを説明しますね。
注)
私は男性ですが、プロフィール記載の通り
女子大に勤務していたことがありますので具体的に書けます。

【地域の企業求人に強い】


女子大・短大では本当に、きめ細かい就職指導をします。
そのため保育士や幼稚園教諭といったパーソナルな求人や
地域の中小企業には強みを発揮します。


女子大・短大のカラー(校風)は同質性が強いので
「あの女子大・短大はこういう雰囲気」という評価が
比較的安定しているのかもしれません。


【リーダータイプは男子顔負け】


女子しかいないので、サークルや行事、ゼミでも
必ず誰かが仕切り役をしなければいけなくなります。
そこから男子顔負けのリーダータイプが育ちます。


あるとき、大学から最寄の駅まで行くバスが渋滞で
なかなか来なかった時、そういうタイプの女子学生が

バス停で待っていた私の手を、ぐいっと引っ張って

「先生も加わってください
「あと3人こっちきて」
「みんなでタクシーに乗れば安上がりだし駅に着くの早い

その子がタクシーを ばしっと捕まえて
他の学生さんと一緒に乗ったことがありました。

こういう学生が意外に多いのが女子大・短大なのですよ。


【中小企業は臨機応変タイプが欲しい】


同じ女子学生といっても、共学と女子大・短大では環境の差があります。

リーダー役が育つ女子大・短大生の場合、特に中小企業の職場で欲しがられる
「臨機応変タイプ」が多いのだと考えられます。

「臨機応変タイプ」とは、どういうことかといえば

大手企業の場合では独立した部署があり、そのなかで仕事をするのに比べ
中小企業の場合は少ない人員で、何でもこなす雑務が多いのです。
つまり
「自分からリーダーを買って出る」タイプのほうが適性があるようです。


◆女子こそ就職難を乗り切ろう。


余談ですが、オトナ・ラボを発行しているマイコミで
私が知っている20代女子営業さんもパワフルです。

彼女は共学の出身なのですが、営業では
『バス停の女子学生並み』に年上の私を引っ張りまわします


そう。

年上の男性でも、ぐいっと引っ張りまわすほどの強烈なパワーこそ
女子大・共学に限らず就活女子の大切なポイントですよ


女子学生の未来を応援!
『オトナ・ラボ』~マイコミさん。宣伝しときましたよー
ではまた

就活女子は55.3%◆内定率57.6%過去最低◆応募先を再考してみよう!

2010-11-17 21:21:05 | 日記
こんにちは。


厚生労働省と文部科学省から昨日発表された
10月1日現在の就職内定率は57.6%でした。

就職氷河期といわれた平成15年の60.2%を下回り
過去最低を記録しました。


男女別の内定率調査で著しいのが
女子の55.3%(前年同期比6.3ポイント減)

男子よりも深刻です。
書けるだけのことを書いておきますね。


◆厳選採用の意味から


※※※※

厳選採用とは、自社の採用基準を満たす学生が集まり切らなければ、計画数に届かなくても採用活動を終えることをいう。

大企業ともなると数十人単位で”余り”を出す。中小企業でも同様だ。中途採用の一般化もあって、新卒採用へのこだわりは薄れている。景気がやや改善した11年採用でも、計画と実績との乖離は続き、表面倍率より厳しい現実が学生を追い詰めたと見られる

※※※※
週刊東洋経済『就職「新」氷河期』2010.11.13より
(下線部はtarebonが追加しました)


「企業は学生を厳選採用している」という言葉をよく聞くと思います。

その「厳選」とは「能力のある学生を厳選して採用する」というだけではなく、
もうひとつの意味は

・採用予定数に満たなくても打ち切る

ということになっています。

大学入試のように、募集定員があって
「だれかが辞退したら定員を満たすために繰り上がって補欠で合格」
という仕組みではなくなってきているということになります。


大学入試とは違う就活のリアルを、就活女子学生やご両親も
客観的に情報収集しておいてくださいね。


このことは「漠然とした不安感を整理して対処法を編み出す時」
に必要になってきます。




◆正しい電話のかけ方を考えてみよう。


デリケートな問題になりますが、内定ゼロが続く女子学生の中には

「私の人格はもう企業から否定されている・・」という「うつ」状態に
なってしまう人も多いようです。


これが「本当に人格否定されている」のかを考えてみましょう。


多くの企業にエントリー応募して内定がゼロという場合。

・「同じような難易度の企業を多く応募した結果ではないか」
・「エントリー応募の方法がネックなのではないか」

ということも比較的多くみうけられます。


『電話番号のかけ間違いで、相手と通話ができない状態』
ということを、客観的に見てみると

「相手が私を拒否している、私は嫌われている」のではないことがわかります。
正しい番号にかければ通話できます

通話ができた段階で、相手があなたをどう認識するのかということが
次のステップになりますよね。

応募の方法、求人リサーチについて確認してみるのがいいかと思います。



◆確実な通話ボタン「求人検索から応募まで」


今日のブログは
内定がまだ取れていない4年生や就職留年生に向けてます。


★ハローワークや学校の就職課(キャリアセンター)を
「上手に活用」して「中小企業求人」を捜そう。

上手に活用というのは、1人で勝手に捜さないで、
「職員さんとのコミュニケーションをマメにする」ということです。

『そろそろ、こういう会社から、こういう求人がくる頃だ』

応募のタイミングを外すと、どんな場合も失敗しますからね。
求人票到着・公開のタイミングをリサーチするために職員との
マメなコミュニケーションが欠かせませんよ。


学生数が多い私立大学では例えば
「1学年3000人の学生に対し職員が7名」
というアンバランスなこともありますよね。

3000人の学生の半分が内定決まっているとしたら未内定は1500人。
1500分の1の自分を、7名の職員さんに見つけてもらう努力というのは
企業応募より案外ハードルが低いものだと思います。

この段階の自己PRならまずできそうですよね。職員さんに
「私の就職活動で相談をお願いしたいのですが・・」という行動です。

まずここから着実にチャレンジしてみよう。


【直前面接の格言です】
未内定で焦っている学生は、とくにこの3つに注意してみましょう。
最後の詰めを確実にね!



・心理的な不安・焦りは面接では絶対に出さない、と意識してみよう。
「ポーカーフェイスはラッキーフェイス」

・自分の気持ちを、そのまま顔に出すのは子ども。
「面接官はあなたを大人としてみています」

・「私は内定が欲しい」のではなくて「私は会社のために働きたい」。
「自分の欲求をぶつけないで、相手の希望をかなえてね」



じゃあまた。

本日のアメーバピグの私(帽子を入手しました)


就活にはお金がかかる◆計算力を身につけよう◆ラテマネー

2010-11-16 17:24:49 | 日記

昨日の寸借詐欺(すんしゃくさぎ)のブログは
ツイッターでリツイートされた関係もあって
タイムリーな反響を頂きました。

わずかな金額であっても、取られるのは嫌なもの。
まして
「善意を装ったもの」
「弱みを付け込まれたもの」
は就活生のココロの傷も大きいものです

気をつけましょう。


そもそも私の本業は金融(生保)の営業ですので
お金の話も書いておこうと思います。


◆就活の費用は?


※※※

われわれの調査だと、就活費用は首都圏で15万円程度かかる。
交通費3万円、スーツ10万円のほか待ち時間のお茶代など。

地方からだとさらに平均3万円かかる

※※※
リクナビ編集長 岡崎仁美氏のインタビューより
週刊東洋経済『就職「新」氷河期』特集 2010 11.13


お金がかかりますよね。
わずかなお金でも節約しなきゃいけないところです。


◆お茶代=ラテマネー=意識しない出費


会社面接の待ち時間に、例えばスタバなどで休憩するとして
スターバックスラテを注文する代金に相当する消費を
『ラテマネー』と呼ぶ言い方があります。


資産アドバイザー:デヴィッド・バックが名づけた
『意識しない出費』ということです。


スーツ代や交通費はともかく、ラテマネーは事業仕分け的に
減らしてみることもオススメします。


スタバは割高だから、仮にドトールで休憩したとして
コーヒーが200円。
一日1杯×20日間=12ヶ月=48000円

こういう係数感覚を意識してみましょう。



◆交通費の確保は時間の確保


ところで、昨日のブログで取り上げた寸借詐欺の典型的な手口は
『交通費(タクシー代など)を貸して欲しい』と言ってきます。


以前、東京駅の近くを歩いていたら、私に声をかけてきた寸借詐欺は
こんなセリフを言ってきました。


ちょっとこれから仕事の面接があるんだ。
やっと見つけた仕事なのに面接場所を間違えてしまったんだ。
面接に遅れたら仕事ができなくなる!
だから、あとで必ず返すからタクシー代を貸してくれ!


もちろん私はお金なんか貸さずに
『それほど緊急なら警察でお金を借りてみたら?』

といったら、しゃーっと走って逃げていきました


寸借詐欺の撃退法の一つです。ご参照ください。


◆必要なお金は確保しておこう


ラテマネーは節約してもいいのですが、交通費というのは、
たしかに緊急の場合タクシーを使うなど予備のお金が無いと困るものでしょう。

企業訪問の場所を間違えたり、急な事情ができたりしたら
移動時間の短縮がリスク回避につながります。


就活に限らず、自分のお金をしっかり管理できるという能力は
仕事の基礎力なのかもしれません。



ラテマネーが全部ムダなわけではありません。
リラックマタイムの休憩は必要なことです。


つまりラテマネーのような小額のお金の支出でも
ちりも積もれば山となる。コスト意識を持ちましょうということです


それではまた。


追伸:寸借詐欺はビジネスマンも狙います。ホントに嫌なやつらだぜ!