フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

へび

2008-04-21 19:46:27 | Weblog
最近、バジルがイタドリ取りに凝っているから今日も連れ立って川の上流にある公園にお弁当を持って出かけた。天気はいいし、空気はうまい。だが、イタドリ取りには少し時期が遅い。案の定、いたどりは、見つからない、靴を脱いで川に入って向こう岸まで行ってみたら2,3本いいのを見つけた。慌てて取っていると足元を黒い蛇がすっと這って行った。蛇が、悪いのでもなんでもないけど気色は悪い。多分、蛇が日光浴してるところを自分が驚かしたんだろう。それにしても、春一番に出会う蛇は黒と決まってるみたいだ。一昨年もそうだった。その時の蛇は、黒くて小さい奴だったが、恐ろしく気の強いへびだった。尻尾を立ててガラガラと威嚇しながら立ち向かってきたから。「お前は、日本の蛇か」と思わず言ってしまった。ドンと強い振動を与えると逃げていってしまったけど敵ながらあっぱれ!というのだろう。たいていの蛇は大人しく好戦的ではないのだけどどこにでも例外はいるのだから要注意。バジルが、きれいな蓬をいっぱい摘んできたのでここらで、お弁当にしようと川を見ながら食べたお弁当はおいしかった。鰊とワカメの炊き込み御飯と豚の角煮をベースにした茸と玉葱、人参、イタリアの何とか言うマメの煮物。水の音、緑の空気。光あふれる山の景色。これ以上のことはないのかもしれない。ヘブンだね。だから、ヘビに出会うのかな。
コメント
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