フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

175本のろうそく

2010-11-16 10:22:16 | Weblog
昨日の夜は、城下で龍馬のバースデーパーティが開かれちょったがぜよ。大きなケーキに175本のろうそくが立てられ火が灯されたがじゃ。


今年で生きちょったら175歳やと。年金機構やったらまだ年上がおるきなんちゃぁじゃないことぜよ。広場の真ん中に大きなケーキを置いてみんなぁでハッピーバースデーを歌うたがじゃ。妙にチンなかったけんど誕生日の歌はこれしか知らんき。バテレンにならされたろうか。けんどろうそくを吹き消す本人がおらんきしょう妙な具合やった。



回りでは、よさこいが踊られ、夜店がでて飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎや。まっこと龍馬さまさまじゃ。もし龍馬がおららってみいや。鄙びた貧しい街があるだけのとこぜよ。酒の消費量だけが全国トップレベルというだけのなんちゃぁない県やったがよ。けんど他の県と同じことは絶対にせんけんど。これが県民性やきまぁ龍馬がおららってもそこそこはいっちゅうろうかねや。けんどやっぱりおったらまとまるで、「誰が殺したがな、仇とっちゃる」と土佐人はみんなぁ思うちゅうがや。「わしのことらぁどうでもかまんき、おまんらぁがデモクラチーで幸せになりや」と龍馬なら言うろうけんど「そりゃぁいくかや。おまんがようたち、おららぁの気がスマンぜよ」とかいいながら飲んでさわいで龍馬の誕生祭は今年も無事にすんだがやった。高知はどこが不景気ナンダロウとこの光景を見て思った。なけなしの金をはたいてでも飲むか。変に納得の龍馬祭だった。
コメント
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