フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

一直線

2012-12-11 08:53:47 | Weblog
山の畑に行ったら猪が掘っていた。それが一直線に土を掘っているんだ。僕らが畝を作ったまわりを。あんまり畝がヘタクソだからか畝は何とか無事だった。やっぱり来てるんだ。下のおばさんが嘆くはずだ。あそこはプロなみに上手だから畑を掘りまわられてたんだ。でもこの一直線というのが猪突猛進を表していて面白い。山のえさ箱にひまわりのタネを置くと山ガラが飛んできて啄んで行く。のどかな一日。姉は死にかけているというのに人生ってなんなのだろうね。夕方の太陽が何故赤いか?それは太陽が地獄を上から見下ろすから。いつも死と隣り合わせであることは間違いないけれど。
コメント
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